地方銀行・信用金庫様を中心とした金融機関におかれましても、コロナ禍においてデジタルを中心とした非対面でのコミュニケーションを行われている状況をよくお伺いいたします。またデジタルコミュニケーション施策の前段として「いかに顧客からの情報（パーソナルデータ）を集めるか？」というお話もよく聞くようになりました。

一方で各企業はパーソナルデータの取り扱いに関し、法規制への準拠など透明性が求められています。日本においても、昨年6月に改正個人情報保護法（以下、改正法）が成立し、施行後はパーソナルデータに対する個人の権利が強化されると共に、法令違反に対するペナルティも強化されていきます。また法律の改正にとどまらず、プライバシー保護への関心は日本でも高まっており、今後、企業はパーソナルデータの取得・取り扱いに関してより一層の注意と配慮が求められるようになります。特に地方銀行・信用金庫様を中心とした金融業界ではさらに信頼性が求められる状況でもあります。

本セミナーではPriv Tech株式会社とシナジーマーケティング株式会社にて、パーソナルデータの活用とプライバシーの保護を両立させる「プライバシーテック」の重要性、パーソナルデータを活用した地方銀行・信用金庫様での施策事例について解説いたします。

■本セミナーはこのような方におすすめです

• ・他の金融機関様での行内・庫内データの活用状況を知りたい。
• ・「改正個人情報保護法」を見据えたデジタルマーケティングの今後について検討する必要がある。
• ・パーソナルデータの活用にあたって理解すべきポイントを理解しておきたい。

講義ご案内

第一部：パーソナルデータの活用とプライバシーの保護を両立させる「プライバシーテック」の重要性について

講師：Priv Tech株式会社
代表取締役
中道 大輔氏

個人情報保護に関する規制が官民ともに進むなか、インターネットをビジネスに取り入れる全ての企業にとって、パーソナルデータの活用とプライバシーの保護を両立させる「プライバシーテック」の重要性がより一層高まっています。またPRや広告を含むこれからのマーケティング活動において、「プライバシーテック」は必要不可欠な要素となっています。
第一部では一年後に迫る改正個人情報保護法の施行を見据え、今後企業が取るべき対策、特にインターネットブラウザにおけるCookie利用の際に重要になる具体的な対策法についてご説明いたします。

第二部：地方銀行・信用金庫におけるパーソナルデータを活用したデジタルマーケティング施策事例について

講師：シナジーマーケティング株式会社
金融ビジネス推進G
前岡 大輝

コロナ禍の影響もあり地方銀行・信用金庫様から「デジタルを活用した非対面コミュニケーション」の重要性についてお話を伺うことが多くなりました。しかし「どの切り口で非対面施策を実行すればいいのか？」「成果は出るのか？」というお悩みもよくお伺いいたします。
第二部では地方銀行・信用金庫様を中心とした金融機関での非対面コミュニケーション施策について、実際の事例も交えながら解説いたします。

プログラム

概要

講師プロフィール

中道 大輔氏
Priv Tech株式会社
代表取締役

ソフトバンクや、ヤフーを経て、現職。キャリアを通じて、データビジネス関連事業のビジネス・ディベロップメントに従事。現在は、ベクトルの子会社Priv Techにて、プライバシー・ファーストなデジタル社会を目指し、事業を展開。また、親会社ベクトルにて、6月からCPO（Chief Privacy Officer）に就任、グループを横断しユーザーのプライバシーを守るべく組織作りを行う。

前岡 大輝
シナジーマーケティング株式会社
金融ビジネス推進G

2015年シナジーマーケティング入社後、電鉄業界、印刷業界向けの代理店営業、教育、人材、中食業界をはじめとしたさまざまな業界のCRM案件に携わり、お客様のWebマーケティング成果向上に貢献。現在は金融ビジネス推進Gにて金融機関のデジタルマーケティング成果向上のために活動中。多種多様な業界の経験をもとに、金融機関でのデジタルマーケティングのはじめの一歩から着実にご支援してまいります。