フロートリガーメールの使い方
以下のマニュアルをご確認いただき、ご利用を希望される場合にはご契約内容追加・変更フォームよりお申し込みください。
「フロートリガーメール」の新規作成
「フロートリガーメール配信設定」セクションの [ 新規作成 ] をクリックします。

下記のように「フロートリガー配信設定」を入力し、[ 保存 ] をクリックします。

| 設定項目 | 設定内容 |
| タイトル | 「フロートリガー配信設定」の名称です。ご希望の名称を入力します。 |
| 配信先オブジェクト | 配信対象先とするオブジェクトを選びます。 |
| 配信先アドレス | 配信対象とするメール項目を選びます。 |
| 個別オプトアウト 日付 |
事前に設定した個別オプトアウト項目を選びます。 (全体オプトアウト日を設定する必要はありません。) ※関連情報:オプトアウト設定 |
| ワンクリックオプトアウト | ワンクリックオプトアウトの利用有無を選択します。 |
| 差出人アドレス | 受信者に通知されるアドレスです。ご希望のアドレスを記載します。 ※実在しないドメインの場合、エラーになる可能性がありますのでご利用をお控えください。 |
| 差出人名 | 受信者に通知される差出人名です。ご希望の名称を記載します。 |
| 返信先アドレス (任意項目) |
配信したメールに受信者が返信した場合、このメールアドレス宛てに送信されます。指定しない場合、差出人アドレスが返信先アドレスに指定されます。 |
| 埋込コマンド一覧 | 差出人アドレス、差出人名、返信先アドレスには「埋込コマンド」を利用できます。ボタンをクリックし、項目を選択し貼りつけます。 |
メールの配信
新規追加した配信設定にて、メール配信設定を行います。「フロートリガーメール配信設定」セクションの [ 配信 ] をクリックします。

「コンテンツ」画面が開きます。コンテンツの編集から配信完了まで、以下の4ステップで進みます。
- コンテンツ
- クリックフィードバック
- 確認
- 完了
ステップ1. コンテンツ
件名や本文を入力します。

- 利用できるメールテンプレートの種別は、「テキスト」と「HTML(レターヘッドを使用しない)」です。
- 添付ファイルは利用できません。
- メールテンプレートの差し込み項目は、配信先オブジェクトの項目のみ置き換えられます。配信先オブジェクトではない項目は、置き換えられません。
- 差し込み項目に値が登録されていなかった場合、代替テキストの表示は行われません。
- メールテンプレートの表示上限は、直近作成・更新された400件です。
400件を超えた分は、メールテンプレートを「編集」し、そのまま「保存」することで表示されます。(詳しくはこちらから)
[ 埋込コマンド一覧 ] から、配信先オブジェクトの項目、オプトアウトURL、オプトインURLをメールに埋め込んで配信できます。
埋込コマンドは、本文以外にも件名、差出人アドレス、差出人名にも利用可能です。

オプトアウトURLとオプトインURLについて:
「オプトアウト設定」が行われ、「フロートリガーメール配信設定」で個別オプトアウト日が指定されていれば、上記の画面キャプチャのように、2種類のオプトアウト用埋込コマンドが作成されます。
- 全体オプトアウトURL:{@unsubscribe}
配信先オブジェクトにおける、すべての配信のオプトアウトを受け付ける場合に使用します。 - 個別オプトアウトURL:{@unsubscribeSingle}
配信設定ごとにオプトアウトを受け付ける場合に使用します。
「フロートリガーメール配信設定」で個別オプトアウト日を指定していない場合は、全体オプトアウトURLの埋込コマンドのみが表示されます。
オプトイン用URLも同様の考え方で作成されます。
※HTML本文では、オプトアウトの埋込コマンドをリンクタグ内に記載します。
(例) <a href="{@unsubscribe} ">こちら</a>
また、HTMLメール配信では、受信者がメールを開封したかどうかの情報を取得できます(「開封確認」にチェックを付ける)。※テキストメール配信では開封確認を取得できません。
(参考ページ : HTMLメールの作成・送信の注意点は?)
ステップ2. クリックフィードバック
本文TEXT、または本文HTMLの中にURLが含まれている場合、URLのクリック状況を計測する「クリックフィードバック」の対象候補として一覧表示されます。
計測対象にする場合は「対象」にチェックを付けます。
計測対象にしたURLをクリックした顧客は、URL毎に自動生成されるキャンペーン(種別:メールクリック)のメンバーとして登録されます。
生成されるキャンペーン名は「メールの件名」となりますが、クリックフィードバック名を変更すると「変更した名前」がキャンペーン名となります。必要に応じ変更してください。

ステップ3. 確認
設定内容の確認画面が表示されます。
最下部の「テスト配信」を使用すると、メールコンテンツをテストメールとして配信することが可能です。
通常の配信と同様にテストできるほか、テキスト文面だけ、HTML文面だけのテストを選択して実施することができます。テスト配信先のメールアドレスを1行づつ入力(最大10件)し、[ テスト配信 ] をクリックします。
なお、テストメールには件名に「[test]」という文字列が追加されます。

●テスト配信先に入力したメールアドレスが配信先オブジェクトに登録されている場合:
埋込コマンド、オプトアウトURLが本番同様に表示されます。クリックフィードバックURLはダミーに変換されて表示されます。
※テスト配信先に入力したメールアドレスが複数登録されている場合、埋込コマンドに表示されるデータはランダムとなります。(最新内容とは限りません。)
●テスト配信先に入力したメールアドレスが対象オブジェクトに登録されていない場合:
埋込コマンドは [embeddedX](Xは任意の数字)、オプトアウトURLの末尾は [SFDCRECORDID]&c=[OPTOUTHASH] が表示されます。クリックフィードバックURLは変換されません。
※差出人アドレスに埋込コマンドを利用している場合、配信先オブジェクトにテストメールアドレスの登録がないと配信されません。登録してからご利用ください。
ステップ4. 完了
[ メールを有効化 ] をクリックすると確認画面が表示され、有効化を完了することができます。


設定した「スケジュール」の確認
編集中のスケジュールがある場合、「配信メール」列の年月日リンクをクリックします。
以下は、「配信メール」列の年月日リンクをクリックした後の「編集中スケジュール一覧」画面です。設定を変更する場合や有効化する場合は、[ 編集 ] をクリックします。[ 削除 ] をクリックすると、「編集中スケジュール」を削除します。[ コピーして配信 ] をクリックすると、配信設定内容がコピーされた新しいメールが作成されます。

有効化した設定を確認する場合、「有効メール」列の [ 表示 ] をクリックします。

以下は、「有効メール」列の [ 表示 ] をクリックした後の「予約中スケジュール一覧」画面です。設定した内容を変更する場合や無効化する場合は、[ 編集 ] をクリックします。[ 削除 ] をクリックすると、「編集中スケジュール」を削除します。[ コピーして配信 ] をクリックすると、配信設定内容がコピーされた新しいメールが作成されます。

メールを無効化する場合は、[ 編集 ] をクリックし画面の末端にある[ メールを無効化 ] をクリックします。
設定内容を「コピーして配信」する
編集中、予約中のメールの内容をコピーして編集、有効化することができます。各配信設定画面/レポート画面の [ コピーして配信 ]、コンテンツ編集画面の「この内容をコピー」をクリックします。
ページ:「コピーして配信」のアクセス権エラーを解消するには?
ISO-2022-JP(日本語向け)対応も可能ですので、変更希望の場合はSynergy!LEADサポートにお知らせください。(組織単位での切り替えとなります)
※ISO-2022-JPでは機種依存文字が文字化けしますので留意ください。
留意事項
- フロートリガーメールは、10分間隔でメールを配信します。1つの有効なスケジュールに対して、一度配信した後、次の配信タイミングは10分後です。
- 有効化できるスケジュールに上限はありませんが、複数のスケジュールが有効化されている場合には、仕様上、配信までに時間を要することがあります。
- 1回あたりの配信数上限は、2,000件です。
- Synergy!LEAD のフロートリガーメール設定で無効としている場合、メールは配信されません。Flow Builder で設定する際に、Synergy!LEAD のフロートリガーメール設定が有効になっていることを確認してください。
- Salesforce のフローの制限を考慮したうえでの実装をご検討ください。
