マーケティングコミュニケーション基礎講座 運営事務局です。
本セミナーは、月1回のペースでマーケティングコミュニケーションにおけるテーマを取り上げ、少人数制のワークショップ形式で運営しています。今回は4月に実施した「3時間で体感する『使える』アンケート作成講座」の様子をお届けします。当社の現役アナリストである吉田が講師をつとめ、講義とワークショップを通じて「失敗しない設問設計」を体感していただきました。

失敗しないアンケートの基本

目的・目標・ゴールの決定

  • 顧客の声をアンケートで聞いたら改善点が見出せるだろう
  • アンケートを実施する際、社内関係者の意向を多く盛り込んでいる
  • アンケートを取ったけれど、どう活用すればよいか迷っている

実は、上記はアンケート作成の失敗パターン。まずは、アンケート作成を成功に導く目的・目標・ゴール設定方法を学びました。

アンケート作成において留意すべきこと

  1. 分析担当者がほしい情報を得られているか
  2. 集計担当者が活用しやすい形式で得られているか
  3. 回答者が答えやすいアンケートになっているか

上記の観点で例題を示しながら、日ごろ陥りやすい失敗や、設問設計のコツについて講師が解説しました。
たとえば、分析担当者が欲しい情報を得るために設定した設問のつもりでも、意図した回答が得られず分析できない、というのはよくある失敗。その原因について、講師が「設問の選択肢に問題があると、回答の質がバラバラになってしまうため結果として分析ができない」とお話しすると、「なるほど~」とみなさま納得。その後も目からウロコの解説が続き、受講者のみなさまが大きく頷く様子が印象的でした。

図3 (1)

ワークショップ

講義の後は、ご出席いただいた企業様に、実際に自社サービスに関するアンケート設計に取り組んでいただきました。アンケートの設計後は、設問の意図やどういった回答を得たいかなどについてグループ内でシェアしました。続けて、グループ内でアンケートを1つピックアップし、講義で習ったことを加味しながら、ピックアップしたアンケートをブラッシュアップしていきました。最後にグループ代表者は全員の前で発表を行い、講師は発表されたアンケートに対して良い点や改善案などを織り交ぜながらアドバイスを行いました。

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お客様の声

  • 悩んでいたことがこの講座に参加してクリアになりました。即、習ったことを反映してみます。
  • 大変勉強になりました。帰ってメンバーに共有します。
  • アンケートの奥の深さを知りました。

レポート記:運営事務局/星出

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