CRM実践!スキルアップセミナー 運営事務局です。

本セミナーは2015年7月に開講し、月1回のペースでメールライティングやWebの集客法など、マーケティングコミュニケーションにおけるテーマを取り上げ、少人数制のワークショップ形式で運営しています。

今回は 「悩めるKPI」を「使えるKPI」に! をコンセプトに、「アクセス解析視点」で数字と向き合い、Webサイト改善の糸口を見つけるためのセミナー。講師は、弊社でお客様のCRM戦略立案支援やWebサイト解析を行うプロデューサー 室山 加奈子(むろやま かなこ)が担当させていただきました。

セミナーは室山のこんな問いから始まります。

「アクセス解析はしているけど、この数字っていいの?悪いの?と、判断に困ったことはありませんか。」

「何をKPIに設定すれば良いのか、どのように評価すべきなのか」はWeb制作やメール配信をご担当される方の共通の悩みですよね。

なぜアクセス解析を行うのか、アクセス解析ツールで何が分かるのか。アクセス解析を行う目的を押さえた上で、Google Analyticsの機能や押さえておくべきポイント、便利な機能など、座学でアクセス解析の基礎的な知識を得た後、ワークショップに入ります。

ワークショップで、目標とKPI設定のプロセスを学ぶ

成果を測るサイト評価のプロセス

ワークショップに入る前に、目標とKPI設定のプロセスを例題で学びます。例題から予測できる課題は何か、その課題の原因は何か、具体的な改善策は?と、着眼ポイントを講師が解説しながら、解決策を探っていきます。

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ワークショップ1 課題にチャレンジ

例題で習ったプロセスを思い出しながら、課題にチャレンジです。同じグループのメンバーで1つの課題に取り組みます。まずは、自分でじっくり考え、続いてグループ内でお互いの意見や考えを共有します。グループで1つの答えを導き出し、その後にクラスで発表。それぞれの発表に対し、講師からフィードバックがあります。

講師が実際にご支援した他社事例や最近のトレンドを用いたフィードバックは受講者のみなさまに好評だったようです。

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ワークショップ2 自社について考える

先ほどの課題をもとに、今度は自社について考えていただきます(セミナーをその場だけで終わらせず、実務に活かしていただくことが私たちの目的であり喜びです)。例題と違ってビジネスモデルや商材の違いで、課題はさまざま。この時間を使って講師に積極的に質問をされる参加者様もいらっしゃいました。

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参加者の声

  • あらためて、何のために分析が必要か理解できた
  • ステップを明確に可視化することができた
  • 論理的に考察しながら課題解決していくプロセスの重要性を実感できた
  • GAの鬼になるという感覚を大事にしようと思った
  • 他社の方と話すことができ、気づかなかった点を多く発見できた
  • グループワークをすると自分で気づかなかったことも他人の意見として得られた
  • まさにアクセス解析をしているところなので、どう改善したら良いか糸口が見えた
  • 今回勉強した内容とアクセス解析士に興味を持ったので勉強してみようと思う

など、うれしいお声をいただきました!

最後に

参加者の方々を拝見していると、時間の経過とともに活発なグループ討議となり、各グループで意見をまとめ、意思疎通を図るたびにモチベーションが上がっていく様子が見られました。ワークショップは、獏然としか見ていなかったことがはっきりし、ひとりでは思いつかない発見や考え方など、多くの気づきが生まれます。

また、自分とは違う業界の方との情報交換や、抱えている問題について解決策を話し合えることは、ワークショップの大きなメリットであると考えます。今後も、ワークショップを積極的に取り入れ、刺激のある講座を創っていきたいと思います。

来年は「マーケティングコミュニケーション基礎講座」へとバージョンアップし、東京にて開講予定。CRMの基本であるおもてなしの心を大切に、皆さんのお越しをお待ちしております!

参考リンク・参考書籍

レポート記:運営事務局/星出(ほしで)

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