「アドレサブル」とはAddress(指定する)の形容詞で、「アドレスで呼び出せる」、つまり「ユーザーを特定できる」といった意味である。それを語源とするアドレサブル広告は、企業が持つ顧客データを元に、ユーザーを特定して広告を配信する手法を指す。

アドレサブル広告の最大の強みは、自社データ(CRMデータ)を基盤としたターゲット設定ができることである。自社データを基盤としているため、顧客の購買情報や行動履歴といった精度の高いデータを広告に活用でき、費用対効果の改善につながる。また、他社には無いデータという点で、他社との差別化も期待できる。

例えば、自社データ内にある優良顧客の行動履歴を抽出し、よく似たユーザー層に対して広告を配信することで購入率を高めたり、休眠状態にある既存顧客に対してキャンペーンの広告配信をして再購入を促すことが可能であり、 既存の顧客とのリレーション向上はもちろん、新規顧客獲得における精度向上が見込まれる。

CRMの基本をおさえて成果を出した身近な企業の活用例

CRMの基本をおさえて成果を出す!
事例から学ぶCRMの活用方法

CRMを活用してどう売上を伸ばす?何ができる?本資料ではBtoC、BtoB企業の実例を交えながらCRMツールをどう使えば効果的なのか、活用フローをご紹介します。

資料ダウンロードはこちら

アドレサブル広告に関するブログ記事

マーケティング用語集のサムネイル画像

PDF版マーケティング用語集

マーケティング用語を200以上収録!マーケティング初心者にもわかりやすく解説しています。

用語集をダウンロード