バッチ処理とは、あらかじめ一連の手順を登録しておき、自動的に連続処理を行う処理方式のこと。
一定期間ごとに大量のデータを処理する際に有効な手法で、定期的な集計作業やバックアップ、メンテナンスなど、大量のデータの一括処理に向いている。

バッチ処理を行うメリットとして、コンピュータ起動時の環境構築やアプリの自動実行などを一度登録しておけば、プログラムを実行するだけで処理が行われるため、人間の手による作業工数や作業時間の削減ができる。また、処理のしやすい時間帯に一度に高速処理を行うことができる点などがあげられる。
一方で、リアルタイムな集計状況を確認することができないため、細かな確認を必要とする処理の中での使用には向いていない。

対義語としてはインタラクティブ処理やリアルタイム処理などがあげられる。その名の通り、集計状況をリアルタイムに反映できることがメリットだが、都度計算作業を行う必要があるため、データ量が多くなってしまうと、ひとつひとつの処理に時間がかかってしまい、逆に非効率になってしまう可能性もある。

バッチ処理はコンピュータが登場した当初よりおこなわれてきた処理方式のひとつとして有名。

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