サイコグラフィックス(psychographics)とは
心理学的な属性。趣味、パーソナリティー、ライフスタイル、価値観などによって人を分類していく基準。
サイコグラフィックスの活用
心理的な情報であるサイコグラフィックスは、主に社会学・心理学・マーケティングの分野で活用されている。
例えば、マーケティングの分野では顧客の声を通じたペルソナの作成や、ターゲットが感じている課題の抽出のためにサイコグラフィックスが用いられている。サイコグラフィックスをマーケティングで活用すると、商品・サービスに対する顧客の感情や関心に基づいた効果的なマーケティング戦略の構築が可能となる。
デモグラフィックス属性だけでは見えない下記のような要素をイメージすることができるためだ。
- 本当に求めているものはなにか
- 現在のサービスの良いところはなにか
- または、現在のサービスの問題点はどこか
- どのような手段でのアプローチが効果的か
デモグラフィックスとサイコグラフィックスの違いは?
デモグラフィックスは人口統計(年齢、性別、職業など)による属性であり、サイコグラフィックスは心理学(趣味、パーソナリティー、ライフスタイル、価値観など)による属性である。マーケティングにおいては、購買者を分類する切り口としてどちらも欠かすことができない。「誰が」買うのかを示すのがデモグラフィックス、「なぜ」買うのかを示すのがサイコグラフィックスであるためである。
サイコグラフィックスデータをどう収集するのか
顧客へのインタビュー、アンケートの実施から設問を通して心理的な要素を集めていくことが一般的な他、サイトやメールマガジンなどのコンテンツで「どこを見ているのか」「どんなキャンペーンに反応しているのか」などの情報を集めることもサイコグラフィックスデータといえる。
MAやSFAを導入したはいいけれど…
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