マーケティングコミュニケーション基礎講座 運営事務局です。
本セミナーは、月1回のペースでマーケティングコミュニケーションにおけるテーマを取り上げ、少人数制のワークショップ形式で運営しています。
今回は2月に実施した「伝わるメールにするためのメールライティング基礎講座」の応用・実践編。引き続き当社の現役コピーライター小川が講師をつとめ、“顧客の心を動かすメールライティング”を実践するための流れを講義とワークショップを通じて解説し、「いつものメールがこんなに変わった!」を体感していただきました。

ターゲットを明確にする

メールライティングを実践する上で最も大切なことは、「読み手は誰か」を意識することです。これは基礎講座でも強くお伝えしていることですが、実践編でも同じ。自社の製品・サービスを利用するお客様は、どのようなパーソナリティで、どのようなことを好み、どのようなライフスタイルを送っている人なのか。読み手を明確にすることで、イメージしやすい文章を作ることができ、また書き手にとっても迷いなく早く書くことができるのです。

また、ターゲットの明確化は社内のプロジェクトメンバーの認識を合わせるうえでも効力を発揮します。社内で「読み手」の認識がバラバラだと、必要だと考えるコンテンツもバラバラ。社内の意見合わせに時間を要してしまいます。社内でターゲットについて意見交換・共有することが非常に大切です。

竹中工務店様事例:「ペルソナがプロジェクト推進を支える共通認識に

ライティング講座ワーク資料

シナリオを作成する

シナリオとは顧客がメールを受け取る前・受け取ったとき・読み終わったあとの感情や行動を表した台本のようなものです。

まずはお客様に伝えたいことを明確にし(新商品やキャンペーン情報など)、それを軸にして情報(商品の活用方法やモニターの声など)を集めます。その集めた情報を顧客(ターゲット)の視点へ転換することが必要。ターゲットになりきって、メールを見るタイミングや心の動きを想像し、シナリオを完成させます。

ライティング

シナリオにもとづいて、ターゲットに響くキーワードを抽出するところから始めます。伝わる・行動につながる文章をつくるためのポイント、開封してもらうための件名づくりのポイントを、具体的な実例を交えてお話しました。

ワークショップ

ご出席いただいた企業様が実際に配信されているメールマガジンを題材に、講義の内容を踏まえて改善に取り組みました。ターゲットを定義し、シナリオを作成。講義の内容を振り返りながら、「顧客の心を動かすメール」に仕上げていきます。どういった手順で、どのようなことに気をつけながらライティングを行えば良いか、最後まで講師とマンツーマンで知恵を絞りながら取り組みました。

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お客様の声

  • ターゲット設定の重要性やノウハウを具体的に学ぶことができました
  • 本セミナーを受講して見えてきた部分があるので忘れないうちにターゲットに向けたシナリオを作ります

レポート記:運営事務局/星出

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