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【連載】“伝わるメール”にするためのライティングテクニック
~恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から~シリーズ

「顧客に、商品・サービス・企業をアピールし、選んでもらい、長く愛されること」
「好きになった人に、自分のいいところをアピールし、好きになってもらい、長く愛されること」

マーケティングは、恋愛と似ていると思いませんか?特に顧客と深く長くいい関係を築くために行うCRM(Customer Relationship Management)はその要素が強いですね。
そして、CRMの一環として行うメールマーケティングはOne to Oneのコミュニケーション。いわば企業から顧客に向けてのラブレターです。「私に向けてのメッセージだわ!」そのように顧客に感じてもらえないと、いとも簡単に「配信停止」という方法を使ってふられてしまいます。

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そんなシビアな世界であるにも関わらず、「僕はこんなことができるんだぜ!」といった、自分視点で独りよがりなメッセージになってしまっているメールマガジンはとても多くあります。どんなにイケメンでもこれではモテません……。

この「恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から」シリーズでは、メールの要であるコピーライティングの基本的な考え方やテクニックを紹介していきます。

1. まず何よりも相手のことを知ろう

「さあ!気になるあの子にラブレターを書こう!」となっても、相手のことを知らないと読んでもらえる文章は書けません。「俺、仕事で最近出世してさ!」「趣味はバイクで、特技はサーフィンなんだ」といった独りよがりな文章が羅列されたラブレターをもらったら、思わず破り捨てたくなりますよね。

まずは、好きになってもらいたい相手は何が好きなのか、どんなことになら興味を持ってくれそうなのか、相手にとってメリットのある情報を届けるようにしましょう。

顧客に「恋」していますか?ターゲット設定の考え方 ~恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から①~

2. タイミングを考えてアプローチしよう

さて、ラブレターを書いた後は、渡すタイミングが重要になります。「金曜の朝に渡せばいいよ!」といった決まった正解はないものです。相手がすごく急いでいるときに渡しても、なかなか受け取ってもらえないですよね。
相手の行動、そしてその行動を取る裏にある感情を考えながら、適切なタイミングで渡すことが重要です。

また、渡したらそれで終わりではなく、見かけたら挨拶をしたり少し声掛けをしたりと、しつこくなりすぎない程度に接点を持ち続けることは大事です。「よく気にかけてくれてるな、私のことをわかってくれてるな」と思ってもらえるようになれば、悩みができたときに相談してくれるかもしれませんよ。

君と僕のタイミング ~恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から②~

3. 同じ情報でも表現次第で伝わり方は変わる

 相手のメールアドレスを手に入れ、めでたくメールの交換が始まりました。

“メールだから”と気楽に考えるのではなく、そのやり取りの1回1回で、自分が伝えたいことがちゃんと相手に伝わっているのかを、意識して文章を作りたいものです。

特に、「相手の行動を促したい場合」や「相手の感情を動かしたい」場合は、“伝わる”文章に変身させることが必要です。よく言われることではありますが、相手をイメージし、相手の立場に立って考えたときにメリットを感じる情報に変えていきましょう。

この想い、どう伝える?メルマガの伝わり方は表現次第 ~恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から③~

4. 「マインドシェア」を考えよう

相手のことを毎日考えていると、「相手も自分に興味があるはず」「自分のことをわかってくれてるはずだ」と思い込み、ついつい自分本位な態度を取ってしまいそうになるものです。
ですが、そんな思い込みは危険!いつの間にかスベっていて、気が付いたら返信が来なくなった……という悲しい結末にはしたくないものです。

 勘違いライティングを防ぐためには、「マインドシェア」を考えることがとても重要です。「相手にとって自分はどういう存在なのか?」まずはそこからじっくり考えてみましょう。

商品名でわかると思ったら大間違い!勘違いライティングはスベります  ~恋するメールマーケティング!コピー制作の現場から④~

一朝一夕で、理想の結果にたどり着くのは難しいもの。
けれど、いつの間にか相手にとって「いつも思い出す存在」「何かを相談したくなる存在」になれることを目指しながら、想いのこもったラブレターを届けましょう!

コンテンツ制作(ライティング)ソリューション。「メルマガ原稿や刺さるコピーを書きたい」方へ。ニーズに合わせたメニュー展開

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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