カテゴリエントリーポイント(Category Entry Points, CEPs)とは、顧客が特定の商品カテゴリの購入を検討するきっかけとなる状況やニーズのことです。

例えば、「運動のあとはスポーツドリンクを飲もうと思う」「疲れたときにチョコレートを食べたくなる」といった関係性がCEPに該当します。この〇〇する時はこれだ、というシーンで自社ブランドが消費者の頭に浮かぶ確率が高いほど、購買につながりやすくなります。
そのため、マーケティングにおいては、顧客が商品を思い出すシーンを増やすことが重要となり、シェアが大きなブランドほど商品と紐付くCEPが多いとされています。

CEPを活用する場合、まず商品の購入者がどのようなシーン(CEP)で商品を必要としているのかを特定し、そのシーン(CEP)を広告や販促活動で繰り返し訴求することで、ブランドを思い出しやすくする施策を行うことが有効です。

CEPs(カテゴリエントリーポイント)の図

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