個人向け融資サービスで約10倍の申込金額を達成
顧客管理システムの見直しからプロモーションまでをサポート

株式会社仙台銀行

仙台銀行は、宮城県内に72の本支店・出張所を持つ、第二地方銀行である。
シナジーマーケティングでは、仙台銀行の個人向けサービスのひとつ「個人ローン」において、受付システムから申込みページ、プロモーションまでをトータルでサポートし、Web経由の申込み金額を約10倍にまで引き上げる大きな成果を達成した。
この取り組みは話題となり、地方銀行のWebマーケティングの新たなモデルとなっている。

プロモーションの一つとして弊社で作成した、仙台銀行様の個人向けローンのWebページ

申込み低迷の決定的な要因

仙台銀行は、減少傾向にあった個人ローンの利用促進のため、2013年に個人ローン推進専任チームを発足。試行錯誤の末、伸び悩みの大きな要因を探り当てた。その要因とは、「申込者が複数の保証会社で審査できないこと」であった。従来の仕組みでは、審査をひとつの保証会社で行っていたため、そこで否決された申込者が他行に流れてしまっていた。個人ローン推進専任チームは、「複数の保証会社による審査」を実現するため、顧客管理システムの見直しが不可欠であると判断。その結果、「Synergy!」が新たなシステム候補として挙がった。

『個人ローン』の審査フローを一新し、機会の損失を阻止。顧客接点を改善・拡大し、サービスの魅力を最大化

複数の保証会社での審査を可能にする、Synergy!の顧客管理システムを導入

Synergy!のデータベースを導入することで、保証会社が取得していた審査対象者の情報を銀行側が保有・把握できるようになり、銀行側の判断で複数の保証会社での審査が可能となった。この仕組みを活用することで、ひとつの保証会社でローンが否決された場合には、別の保証会社で審査できる、新しい審査フローを構築することができた。

  • ひとつの保証会社で審査をする場合
    ひとつの保証会社が否決すると顧客は他行へ
  • Synergy!のデータベース導入によって審査対象者の情報を銀行側が保有・把握する場合
    複数の保証会社の審査を可能に

よりわかりやすく、使いやすいサービスへ。顧客とのタッチポイントを改善

新しい審査フローの実現を支援したシナジーマーケティングは、次に、特設サイトとランディングページ(LP)を提案した。従来の個人ローンの申込みページに、改善の余地があると気付いていたためである。従来の申込みページは、サービスのメリットが伝わりにくく、入力フォームも使いづらく、スマートフォンにも対応できていなかった。ページ作りに取りかかるにあたり、まずはサービスの魅力を整理するため、3Cや競合分析を実施。得られたデータを元に、仙台銀行の個人ローンならではの魅力を伝える情報構造とビジュアルを作成した。さらに申込みフォームをより短時間で正確に入力できるように改善した。サービスの魅力が最大限伝わり、ストレスなく申込みできるようになったことで、申込者数は拡大した。

  • 調査・提案内容1
    競合分析による商材優位点の抽出
  • 調査・提案内容2
    顧客調査から顧客像およびニーズの抽出
  • 調査・提案内容3
    3C分析により顧客メッセージを提案

ターゲットのニーズに応じたプロモーションでさらなる申込者数・申込金額増を実現

個人ローンの申込みをさらに推進するため、シナジーマーケティングは手を休めることなく次の施策「ターゲットのニーズに応じたプロモーション」を提案。特設サイト公開後、アクセス解析を行ったところ、Web経由の申込みが良好であったため、Webプロモーション広告(検索連動、ADディスプレイネットワーク)を出稿することとなった。出稿するにあたり、ターゲットの申込み意欲によるセグメントを行っている。個人ローンを積極的に利用したいと考えている顕在層への接触を狙って、検索結果に大きくバナーが表示される「サーチディスプレイ」、検索画面下部に表示される「ハイサイト」を出稿。また、潜在層向けにはYahoo! JAPANのトップページにバナーを掲載する「ブランドパネル」を、LPとともに宮城県限定で出稿した。結果としてはこちらの施策も功を奏し、成果の拡大に貢献することとなった。

  • 「サーチディスプレイ」での表示イメージ

    サーチディスプレイ

  • 「ハイサイト」での表示イメージ

    ハイサイト

  • 「ブランドパネル」での表示イメージ

    ブランドパネル

LPイメージ1

LPイメージ2

仮審査お申込フォーム画面イメージ

申込金額が従来の約10倍。地方銀行の先進的取り組みとして話題に

Synergy!の導入による新たな審査フローの構築、申込み用ページのリニューアル、ターゲットを明確化したWebプロモーション広告といった一連の施策により、個人ローンの申込金額は従来の約10倍となる大きな成果を上げた。担当者からは「Webでの受付が増加しただけでなく、顧客単価の高いお客さまを多く集めることができている」と高い評価を得た。この取り組みは地方銀行の先進Webマーケティング事例として話題となり、他行からの仙台銀行への問合せが増加している。また、集めた顧客リストは「個人ローンの申込み増加」という枠組みを超えてCRMに活用され、仙台銀行とユーザーとをつなぐ架け橋となっている。

<公開サイト>
仙台銀行 個人向けローン

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。

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