Salesforce動的フォームの設定手順とカスタマイズのコツ｜事例で学ぶ実装のポイント
Salesforceの動的フォーム機能の設定手順や活用事例を交え、効果的な実装とカスタマイズのコツをわかりやすく解説します。
Salesforceを使ったかんたんマーケティングオートメーション
●かんたんなフォーム作成
●通数やオブジェクトに縛られない自由なメール配信
●顧客の反応を可視化するWebトラッキング
Salesforceをより活用したメール配信をご検討なら ぜひダウンロードください
<目次>
Salesforceにおける動的フォームとは
Salesforceの動的フォームとは、Lightningレコードページ上でユーザーの入力内容やレコードの条件に応じて表示項目を切り替えられる機能です。従来はページレイアウト上にすべての項目を固定配置していましたが、この動的フォームにより「必要なときに必要な項目だけを表示する」スマートな画面構築が可能になりました。
例えば、問い合わせフォームの「問い合わせ種別」で「技術的な質問」を選んだ場合のみ詳細な技術情報の入力欄を表示し、それ以外ではその欄を非表示にする、といった柔軟な対応ができます。ユーザーにとって不要な入力項目が隠れるため画面がスッキリし、入力の手間や迷いが減るというUX（ユーザー体験）向上のメリットがあります。
実際、当社の別ブログ記事でも資料請求フォームでは入力項目を最小限に抑えることや、顧客の回答内容に合わせて設問項目の表示を出し分ける工夫が大切だと紹介してきました。動的フォームは、まさにこうした考え方をSalesforce上で実現する機能なのです。従来は項目の出し分けを行うために、レコードタイプごとにページレイアウトを複数用意しプロセスビルダーで切り替える……といった複雑な設定が必要でした。
しかし動的フォームの登場により、単一のページ上で管理者が直感的に条件式を設定するだけで細かな表示制御を実装できるようになっています。
動的フォームの主なメリット
ユーザーの入力負担軽減
不要な項目を非表示にすることでフォーム全体が簡潔になり、途中離脱のリスクを下げます。ユーザーは自分に関係する質問だけに答えれば良いため、ストレスが少なく最後まで入力しやすくなります。
柔軟なUIカスタマイズ
条件に応じて項目やセクションを動的に出し分けられるため、細かな要件にも対応可能です。複数パターンのレイアウトを用意する必要がなく、1つのページで多様な入力パターンに対応できます。
管理の効率化
ページレイアウト数を削減できるので管理者にとっても運用がシンプルになります。新たな項目の追加条件変更も、レイアウトの複製や差し替えなしに対応できるため保守性も向上します。
このようにSalesforce動的フォームは、入力フォームのユーザー体験を向上させつつ管理の手間も減らせる有用な機能です。それでは、具体的な設定手順とカスタマイズ方法を見ていきましょう。
動的フォームの活用方法やほかのフォーム種別との違いについては、「Salesforceで使えるフォーム種別と機能」の記事もご参照ください。
Salesforce動的フォームの設定手順
Salesforce動的フォームは、Lightning App Builder（ライトニング・アプリビルダー）を使って設定します。ここでは基本的な設定フローを手順に沿って説明します。
1．Lightning App Builderを開く
Salesforce設定メニューから「Lightningページ」を開き、動的フォームを適用したいオブジェクトのレコードページを新規作成するか編集します。例えば「取引先」オブジェクトのレコードページを編集する場合、取引先のLightningページを編集モードで開きます。
2．動的フォームへのアップグレード（必要に応じて）
既存のレコードページに標準の「レコード詳細」コンポーネント（従来のページレイアウト表示）が配置されている場合、画面上に「動的フォームにアップグレード」というボタンや案内が表示されることがあります。サポート対象のオブジェクトであれば、この操作で既存ページレイアウト上の項目群を一括で動的フォーム（項目セクション）に変換できます。アップグレードオプションがない場合は次のステップで手動設定しましょう。
3．フィールドセクションを配置
コンポーネントパレットから「フィールドセクション」をドラッグ＆ドロップし、ページ上の配置したい場所に追加します。フィールドセクションとは、動的フォームで項目をまとめて配置するコンテナ枠のようなものです。レイアウト上の適切な位置（例えば他のコンポーネントとのバランスを見て上部や項目見出しの下など）に配置します。
4．項目をセクション内に追加
フィールドセクションを配置したら、その中に実際の項目フィールドを追加していきます。パレットの「フィールド」リストから表示させたい項目（例えば「問い合わせ種別」「詳細説明」など）を選び、先ほど配置したフィールドセクション内にドラッグします。必要な項目をすべて並べ終えるまでこの操作を繰り返します。複数列にしたい場合はセクションのプロパティで列数（1列～2列）を指定できます。
5．従来のレコード詳細コンポーネントの削除
ページに元からあった標準の「レコード詳細」コンポーネントが残っている場合、フィールドセクションに必要な項目をすべて配置し終えた段階で、この従来コンポーネントは削除します。これにより、ページ上に同じ項目が二重に表示されることを防ぎ、動的フォームによる項目表示へ完全に移行できます。
6．表示制御（コンポーネントの可視性）の設定
いよいよ動的フォームならではの表示制御条件を設定します。Lightning App Builder上で、表示条件を付けたいフィールドもしくはフィールドセクションを選択すると、右側のプロパティパネルに「コンポーネントの表示条件」というセクションがあります。ここで「条件を追加」ボタンを押し、項目の値やユーザー情報に基づく表示ルールを設定します。
例えば「問い合わせ種別 = ‘技術的な質問’ のときにこの項目を表示」といった条件を追加します。複数条件を組み合わせる場合はAND／ORロジックも指定可能です（例：「種別=技術的 AND 優先度=高 のとき表示」など）。各項目またはセクションごとに適切な条件を設定しましょう。この設定方法の詳細は後述【表示制御の基本と設定方法】で解説します。
7．ページの保存と有効化
動的フォームの配置と各種条件の設定が完了したら、Lightning App Builderの画面右上から「保存」を行います。加えて、そのページをユーザーに反映するため「有効化」をクリックし、表示させたいアプリやプロファイルに対してそのLightningページを割り当てます。例えば社内利用向けにはデフォルトで有効化し、Experience Cloud（コミュニティ）用には別途コミュニティ用ページとして割り当てる、といった選択も可能です。設定を有効化すれば、実際の画面上で動的フォームの効果を確認できます。
以上が基本的な設定手順です。次章では、ステップ6で触れた表示制御条件の具体例やバリデーション設定について、もう少し掘り下げて説明します。
表示制御の基本と設定方法
動的フォームにおける表示制御は、「特定の条件を満たす場合にこの項目（またはセクション）を表示／非表示にする」というルールを設定することです。設定自体はコード不要で、Lightning App Builder上のコンポーネントごとに条件式を指定する形で行います。ここでは代表的な表示制御の例と、その設定手順・注意点を紹介します。
1. 単一項目の条件表示
最も基本的なパターンは、ある項目の値に応じて別の項目を表示する方法です。例えば「業種」という選択リスト項目で「その他」が選ばれた場合のみ、その詳細を入力するフリーテキスト項目「業種（その他詳細）」を表示したいケースを考えます。設定手順は、非表示にしたい項目「業種（その他詳細）」のコンポーネント表示条件に「業種 が ‘その他’ と等しい」という条件を追加するだけです。
さらに「業種（その他詳細）」項目自体を必須に設定すれば、ユーザーが「その他」を選んだときだけ詳細入力を求め、未入力ならエラー表示されるようになります。逆に「その他」以外では詳細項目は画面に現れず、エラーも求められません。このように選択リストの特定の値をトリガーに追加質問を出す設定は、動的フォームの典型例です。
2. 複数条件の組み合わせ
条件は複数設定してAND（かつ）やOR（または）で組み合わせることも可能です。例えば「チェックボックスAがオン（true）かつ数値項目Bが一定以上」の場合にセクションXを表示する、といった複合条件も設定できます。Lightning App Builderの条件設定UIで複数の条件行を追加し、上部でAND／ORの論理を指定すれば実現できます。
ただし、条件が増えるほどロジックが複雑になりますので、読みやすく整理することが大切です。必要に応じて条件ごとにセクションを分け、セクション単位で表示制御することで個々の項目条件をまとめるとわかりやすくなります。
3. ユーザー属性やデバイスによる制御
動的フォームの条件には、レコード項目だけでなく閲覧ユーザーの属性（プロファイルやロールなど）や閲覧デバイス（デスクトップかモバイルか）も利用できます。例えば「社内管理者ユーザーが閲覧している場合にのみ内部メモ項目を表示する」「モバイル閲覧時には詳細な項目セクションを非表示にして簡易表示にする」といった使い分けも可能です。
これによって、見る人や利用シーンに応じた最適な画面を提供できます。特にデバイス条件は、スマートフォンでは項目数を減らして操作性を上げるなどレスポンシブな画面設計に役立ちます。
4. 設定時のポイント
表示制御条件を設定する際は、相反する条件の競合に注意しましょう。例えば同じ項目に対して複数の表示条件を設定すると意図しない挙動になる可能性があります（Lightning App Builder上では基本的に1コンポーネントに1セットの条件式を設定する形です）。
また、一度入力された値をユーザーが変更した場合の動きにも留意が必要です。動的フォームでは、一時的に表示された項目にユーザーが入力した値は、後で項目が非表示になってもクリアされず内部的に保持されます。
そのため再度条件が成立したときに入力済みの値が復元表示される挙動になります。これはユーザーにとっては再入力の手間が省ける利点ですが、裏を返せば非表示中もデータ自体は残っている点に注意が必要です（不要ならレコード保存時にワークフローやフローで値を消去するといった対処も考えられます）。
このように、動的フォームの表示制御は「どの条件でどの項目（またはセクション）を出すか引っ込めるか」を明確に整理しながら設定することが重要です。
Salesforceとメール配信の組み合わせや、AppExchange活用の最新動向についてもまとめています。
→ Salesforce×メール配信の運用ノウハウ
→ AppExchangeの活用ポイント
次は、入力ミスを防ぐルール設定や選択肢制御など、関連する補助機能の活用について見てみましょう。
バリデーションルールと補助機能の実装
動的フォームで項目を出し分けできるようになったとはいえ、データの正確性を担保する仕組みは別途考慮する必要があります。表示制御と組み合わせて有効なバリデーションルール（入力規則）設定や、入力を助ける補助機能について解説します。
1. 必須項目の扱いと入力規則
動的フォームでは、条件次第で表示されない項目が存在します。そのため「常に必須」に設定された項目が非表示の場合、ユーザーは入力できずエラーになってしまう恐れがあります。この課題を避けるには、条件付き必須の考え方が重要です。先述の「業種=その他の場合のみ詳細必須」の例では、ページレイアウト上の項目定義は必須にせず、動的フォーム側で該当条件のときに項目を表示・入力必須としました。
または、Salesforceのバリデーションルールを用いて「業種がその他 かつ 詳細項目が空白ならエラー」というルールを作成する方法もあります。いずれにせよ、必須チェックは動的フォームの表示条件と矛盾しないよう整合性を取ることがポイントです。
具体的には、入力規則の条件式に表示条件と同じロジック（例: ISPICKVAL(業種, “その他”) && ISBLANK(業種詳細)__c ）を組み込んで、項目が画面上ない状況でエラーが出ないようにします。このような工夫により、ユーザーには必要なときだけ入力を促し、不要な場合はエラーも出さないスムーズな動作を実現できます。
2. 入力ミス防止のための仕組み
Salesforce標準の機能として、テキスト項目の入力制限（文字数上限）やメール形式チェック、数値項目の範囲指定など基本的な入力制御は備わっています。動的フォームを使っていてもこれらの項目設定は有効に機能します。
また、エラー発生時には該当フィールド下部にメッセージが表示され、動的フォームで条件表示された項目についても、表示された瞬間に必須マークやエラーメッセージがリアルタイム反映されるため、ユーザーはその場で修正が可能です。複雑な入力チェックが必要な場合はバリデーションルールやApexトリガーで補完し、「表示条件」と「入力規則」の両輪で質の高いデータ入力を促しましょう。
3. 選択肢の動的な絞り込み
ユーザーの選択に応じて次の選択肢を絞り込む仕組みも、入力ミス防止や体験向上に役立ちます。Salesforceには標準で項目の連動制御（依存関係にある選択リスト）を設定する機能があります。例えば「都道府県」選択肢に応じて「店舗」選択肢の候補を同じ都道府県内の店舗だけに限定するといったケースです。
この場合はオブジェクトの項目設定画面で「都道府県」を親項目、「店舗」を子項目として依存関係を定義しておけば、画面上で都道府県を選んだ時点で店舗リストが自動的に絞られます。動的フォームの表示制御と組み合わせて、不要な選択肢自体を見せない工夫をすることで、ユーザーにとって非常に入力しやすいフォームを作ることができます。
なお、Salesforce標準の連動選択リストでは対応しきれない高度なケース（選択肢が多数階層にわたるなど）の場合、カスタムコンポーネントを用意するか、後述のSynergy!LEADのようなツールで補完する方法も検討できます。
4. その他の補助機能
入力フォームの利便性向上のために、他にも入力サポートとなる設定を活用しましょう。例えば各項目に適切なヘルプテキストを設定しておけば、ユーザーが迷ったときにマウスオーバーで説明を読めます。また、初期値の設定を活用して頻出する入力値をあらかじめセットしておけば、ユーザーの入力手間を省けます（動的フォームでもレコードタイプや項目設定による初期値は反映されます）。これら細かな工夫の積み重ねが、最終的にはフォーム入力率やデータ品質の向上につながります。
以上のように、動的フォームそのものの機能に加えてSalesforce既存のバリデーションや項目設定を組み合わせることで、「出し分け」と「入力チェック」の双方が効いた質の高いフォームが実現できます。
Salesforceのフォーム運用におけるスパム対策やreCAPTCHA設定など、運用現場で役立つノウハウもブログで多数紹介しています。
Salesforceのフォームカスタマイズや連携機能の詳細については、Synergy!LEADの主要機能ページでもご案内しています。実際の画面や各種設定の流れも合わせてご確認いただけます。
次の章では、実際に運用していく際に知っておきたい課題点と、その回避策について見ていきましょう。
動的フォーム運用時の課題と回避策
便利なSalesforce動的フォームですが、運用していく中ではいくつか注意すべき課題もあります。ここでは代表的な課題と、その回避策について解説します。
1. 設定が複雑化しやすい（ロジックの絡み合い）
動的フォームは柔軟に設定できる反面、条件設定が増えすぎると管理者自身が把握しづらくなる恐れがあります。例えば「あの項目はなぜ表示されていないのか？」を調べるのに、複数のフィールドやセクションの条件式を追わなければならない、といった事態になりがちです。この複雑化を避けるには、条件設定の指針をあらかじめ定めておくことが有効です。
具体的には、「表示条件はセクション単位でまとめて設定し、個々のフィールドには極力条件を持たせない」などルール化すると見通しが良くなります。また、設定内容の社内共有も大切です。動的フォームの設定画面は一括一覧でエクスポートできないため、ドキュメントに条件ロジックを書き出しておくといった工夫でナレッジを残しましょう。
2. ページ表示の遅延・パフォーマンスへの影響
大量の項目や複雑な条件論理を組み込んだ場合、ページの表示速度への影響も考慮する必要があります。基本的に動的フォームの評価処理は高速ですが、条件が非常に多かったり、参照する項目が多数に及ぶと画面レンダリング時にわずかな遅延を招く可能性があります。
また、ユーザーが項目を変更した際にリアルタイムで再評価・再描画が行われるため、その瞬間に「画面がチラつく」ような印象を与えないよう配慮が必要です。
対策としては、似た条件の項目はセクションにまとめて一括表示／非表示する（再描画回数を減らす）、必要以上に複雑な条件は見直す、などが挙げられます。実際の運用ではページを開いた際の表示速度や項目切り替え時の挙動を確認し、ユーザー体験を損ねていないかチェックすると良いでしょう。万一パフォーマンスに問題が出た場合は、項目数の削減やページ分割（タブで分けるなど）も検討します。
3. 保守性・運用管理上の課題
動的フォーム導入後に担当管理者が交代したり、時間が経って設定意図を忘れてしまった場合、ブラックボックス化しやすい点も課題です。前述のように文書化・ルール化しておくことに加え、Salesforce上でできる工夫として項目名や説明にルールを示唆するものを入れておく方法もあります。
例えば「（※この項目は〇〇が△△の場合のみ表示）」といったメモを項目の説明欄に書いておくと、セットアップ画面で後から見たときに意図を思い出しやすくなります。運用中に条件変更や項目追加をする際も、安易にルールを増やしすぎず既存条件への影響を整理してから実施することが大切です。変更前後でユーザー画面がどう変わるかを事前に検証し、必要なら関係者に周知しておくことで、運用上の混乱を防ぎましょう。
4. 外部向けフォームには適用できない点
動的フォームはあくまでSalesforce内部（Lightning Experience上やExperience Cloudサイト上）のレコード画面における機能です。そのため、自社Webサイト上の資料請求フォームや問い合わせフォームに同様の動的機能を直接持たせることはできません。マーケティング担当者にとっては、むしろ見込み顧客向けのWebフォームでこそ「入力内容に応じて次の質問を変える」ような仕組みを使いたいところでしょう。
この課題に対する解決策の1つが、Synergy!LEAD（シナジーリード）のようなSalesforce連携ツールの活用です。
Synergy!LEADは弊社が提供するマーケティング支援アプリケーションで、Salesforceとシームレスに連携するWebフォーム作成機能を備えています。動的フォームのような高度な入力フォーム体験を、社外向けWebフォームでも実現できるのが大きな特長です。
例えばSynergy!LEADでは、2025年のアップデートで「選択肢ドリルダウン機能」が追加されました。ユーザーが選んだ回答に応じて次の設問の選択肢が自動で変化する機能で、「都道府県を選ぶとその地域の店舗リストだけを表示する」などの動的な選択肢絞り込みを、コードを書かずにかんたんに設定できます。
従来、この種のフォーム挙動を実装するにはJavaScriptでのカスタマイズが必要でしたが、Synergy!LEADならSalesforce上の管理画面で直感的に条件設定するだけで済みます。
実際、Synergy!LEADを導入して見込み顧客の獲得効率を大幅に向上させた企業の事例もあります。Salesforceと親和性の高いソリューションを活用することで、動的フォームのコンセプトを社外Webサイト上のフォームにも広げ、データ連携まで含めた最適化を実現できるでしょう。
実際の導入企業の成果や運用イメージは、導入事例ページで詳しくご紹介しています。運用前の不安や社内説得材料にもご活用ください。
さらに、デモ環境（機能制限トライアル）を使って実際に操作感を体験したい方はこちら。技術担当者様のご要望にも対応可能です。
まとめ：Salesforce動的フォームを通じたデジタル体験の最適化
Salesforceの動的フォーム機能は、入力項目の賢い出し分けによって業務効率とユーザー体験の双方を向上させる強力な仕組みです。社内では必要な情報を漏れなく収集しつつ不要な手間を省けるため、営業・サポート担当者の生産性向上につながります。また、その発想を社外向けのデジタル接点（問い合わせフォームや資料請求フォームなど）に応用すれば、見込み顧客に対してストレスの少ないスムーズな体験を提供できるでしょう。
動的フォームの効果を最大化するには、適切な条件設定とバリデーションで質の高いデータ入力環境を整えることが重要です。そして必要に応じてSynergy!LEADのようなSalesforce連携ツールも活用し、フォーム運用全体を最適化することで、マーケティング業務の効率アップと顧客体験の向上が期待できます。
既にSalesforceを導入しているのであれば、動的フォームを積極的に活用するとともに、マーケティングオートメーションとしてSynergy!LEADの導入も検討してみてください。動的フォーム＋MAツールの組み合わせにより、データ収集から活用までがシームレスにつながった理想的なデジタルマーケティング体制を築くことができるでしょう。貴社のマーケティング活動において、Salesforce動的フォームが顧客とのエンゲージメント強化と業務効率化の一助となることを願っています。
Salesforceを使ったかんたんマーケティングオートメーション
●かんたんなフォーム作成
●通数やオブジェクトに縛られない自由なメール配信
●顧客の反応を可視化するWebトラッキング
Salesforceをより活用したメール配信をご検討なら ぜひダウンロードください
関連情報
※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。