CRMのプロが書く
マーケティングBLOG

【脱・手動入力】UTMパラメータの正しい設定ルールと計測ミスを防ぐコツとは?

【脱・手動入力】UTMパラメータの正しい設定ルールと計測ミスを防ぐコツとは?

デジタルマーケティング担当者にとって、Webサイトへの流入経路を正確に把握することは、施策の予算配分や改善を行う上で非常に重要です。しかし、メールマガジンや広告、SNSなどチャネルが増えるにつれ、計測用の「UTMパラメータ」の作成作業が煩雑になり、手動入力によるミスに悩んでいませんか?

本記事では、正確な効果測定を行うために知っておくべきUTMパラメータの基礎知識や各項目の設定方法、運用の注意点について解説します。

マーケ担当の“ちょっと面倒”をまるごと解決する無料サイト「Synergy! tools」

マーケ担当の“ちょっと面倒”をまるごと解決する無料サイト「Synergy! tools」

「Synergy! tools」は、データクレンジングやファイルの一括変換など、マーケ担当者の“ちょっと面倒”な周辺作業を一括して効率的に解決できる多機能な作業ツール集です。

無料で使ってみる

デジタルマーケティングに不可欠な「UTMパラメータ」とは

UTMパラメータとは、WebサイトのURLの末尾に追加する文字列のことです。UTMパラメータを設定することで、Googleアナリティクス(GA4)などの解析ツールが、「ユーザーがどのサイト(広告、メルマガ、SNSなど)を経由して訪問したか」を識別できるようになります。

たとえば、同じキャンペーンページへ誘導する場合でも、「メルマガからのクリック」なのか「X(旧Twitter)からのクリック」なのかを区別するためには、それぞれ異なるパラメータを付与する必要があります。これがなければ、すべてが「Direct(直接流入)」や「Referral(参照元)」として大まかに分類されてしまい、施策ごとの正確な効果が見えなくなってしまいます。

これだけは覚えたい。設定すべき5つの基本項目

UTMパラメータには主に5つの項目があり、それぞれ役割が決まっています。GA4で正しく分類させるためには、特に必須の3項目(Source, Medium, Campaign)を適切に入力する必要があります。

パラメータ 必須/任意 項目名 役割と入力例
utm_source 必須 参照元 どこから来たか

例:google, yahoo, newsletter, X(旧Twitter)

utm_medium 必須 メディア どうやって来たか(媒体の種類)

例:cpc(有料広告), email(メルマガ), social(SNS)

utm_campaign 必須 キャンペーン どのプロモーションか

例:summer_sale, 2025_seminar

utm_term 任意 キーワード (主に検索広告の)検索キーワード

例:marketing_tool, crm

utm_content 任意 コンテンツ どのリンク/クリエイティブか

同じページ内の「上部バナー」と「テキストリンク」を区別したい時などに使用

例:top_banner, text_link

自由に入力できるからこそ「統一」が必要

注意が必要なのは、上記の値(例:google, email など)は、すべて担当者が自由に手入力する文字列であるという点です。 選択肢から選ぶ形式ではないため、担当者によって入力内容がバラバラになりがちです。たとえば、同じ「メルマガ」からの流入でも「email」と「mail」が混在してしまうと、集計時には「別のメディア」として扱われてしまいます。

正確な計測のためには、チーム内で入力ルールを厳格に統一しておくことが重要です。

なぜUTMパラメータ生成が必要なのか?3つの活用シーン

「なんとなく設定している」という方もいるかもしれませんが、意図を持ってパラメータを生成・付与することで、マーケティングの解像度は格段に上がります。主な活用シーンは以下の通りです。

1. メールマーケティングの効果測定

メルマガ内のリンクにパラメータ(utm_source=newsletter, utm_medium=email)を付与することで、開封後のクリック率や、その後のコンバージョン率(CVR)をメール単位・セグメント単位で計測できます。

2. 広告媒体ごとの費用対効果の可視化

Google広告やMeta広告など、複数の媒体に出稿している場合、それぞれのキャンペーン名やバナーの種類(クリエイティブ)ごとにパラメータを変えることで、「どのバナーが最もCVに貢献したか」を特定できます。

3. オフライン施策(QRコード)からの流入計測

チラシや展示会のパネルに掲載するQRコードを作成する際、リンク先URLにUTMパラメータを仕込んでおくことで、オフライン媒体からのWeb流入数をデジタル上で計測することが可能になります。

パラメータ付与でよくある失敗パターン

UTMパラメータの設定で最も恐ろしいのは、せっかく設定したのに「計測できていなかった」という事態です。実はこの失敗には、大きく分けて「URLの構造(記述ルール)」の間違いと、「パラメータの値(名前)」の間違いという2つの原因があります。

URLの「構造(記述ルール)」の間違い

「?」と「&」の使い分けミス

パラメータは、URLの最初は「?」、2つ目以降は「&」でつなぐという厳格なルールがあります。しかし、リンク先のURLにすでに「?」が含まれていることに気付かず、重ねて「?」を使ってしまうミスが後を絶ちません。これだけでリンク切れや計測不可の原因になります。

予期せぬスペースや記号の混入

手作業で長いURLを記述していると、気付かないうちに半角スペースが入ってしまったり、全角文字が混じってしまったりすることがあります。これらは人間の目視では非常に見つけにくいエラーです。

パラメータの「値(名前)」の間違い

パラメータ名のスペルミス

「utm_campaign」を「utm_campain」 と「g」が抜けてしまうような、単純なタイプミスです。一文字でも間違っていると、解析ツール側で正しく認識されません。

表記ルールのゆらぎ(大文字・小文字)

担当者によって 「Google」と入力したり 「google」 と入力したりするケースです。GA4ではこれらは別物として集計されるため、同じ媒体なのにデータが分散してしまいます。

すべての作業を手動で行う必要はありません。リスクを最小限にするための鉄則は、「値(中身)」の入力と「構造(外枠)」の作成を切り分けて考えることです。

キャンペーン名などの「単語」を決めて入力するのは、人間にしかできません。しかし、それらをルールに従って記号でつなぎ合わせ、正しいURLとして構築する作業は、人間よりもツールが圧倒的に得意とする領域です。 「思考」は人間が担当し、「記述」はジェネレーター等のツールに任せる。この役割分担こそが、計測ミスをなくすための最短ルートと言えるでしょう。

無料で使えるUTMパラメータ生成ツール「Synergy! tools」のご紹介

正確なパラメータ付きURLを一瞬で作成したい。こうしたマーケターの「ちょっと面倒な作業」を効率的に解決するために、シナジーマーケティングでは、ひとつのサイトで効率的に作業ができる多機能なツール集「Synergy! tools」を提供しています。

「Synergy! tools」の「UTMパラメータ生成」機能は、必要な項目をフォームに入力するだけで、正しい記述ルールのURLを自動生成します。

「Synergy! tools」管理画面 UTMパラメータ生成機能

他にもマーケターの「ちょっと面倒」を解決する機能が満載

「Synergy! tools」はUTMパラメータ生成以外にも、マーケティング実務で発生する周辺作業をひとつのサイトで完結できる無料ツール集です。

  • QRコード作成: パラメータ付きURLを作成後、そのままその場でQRコード化も可能です。
  • ファイル一括リネーム: 複数種のデータのファイル名を、指定したルールで一括変換します。
  • 動画 → GIF変換: すぐに使えるアニメーション画像(GIF, APNG)を作成します。
  • 画像形式一括変換: 画像データをJPG、PNG、GIF、WebPのファイル形式に変換します。
  • データクレンジング: Excelの重複データや無効なメールアドレスを検出します。
  • AI文章校正: メルマガやブログの誤字脱字チェックに活用できます。
  • デザインテンプレート: CVボタンやバナーをすぐに利用可能です。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

「Synergy! tools」は、会員登録なしですぐに使えて、費用も一切かかりません

マーケ担当の“ちょっと面倒”をまるごと解決する無料サイト「Synergy! tools」

マーケ担当の“ちょっと面倒”をまるごと解決する無料サイト「Synergy! tools」

「Synergy! tools」は、データクレンジングやファイルの一括変換など、マーケ担当者の“ちょっと面倒”な周辺作業を一括して効率的に解決できる多機能な作業ツール集です。

無料で使ってみる

まとめ

正確なデータ分析は、正確なデータ収集から始まります。手入力による些細なミスで、貴重なデータが分断されてしまうのは非常にもったいないことです。

正確なパラメータ付きURLの生成は、「Synergy! tools」のような専用ツールに任せることで、ミスなく確実なデータを積み上げていきましょう。

業務効率を上げる!
マーケティング担当者の生産性を高めるフリーツール20選

日々のマーケティング業務の生産性を高めるフリーツールやWebサービスのうち、選りすぐりの20点をご紹介。

PCにインストールすることなく利用できるWebサービスを多く紹介していますので、会社PCに自由にフリーソフトをインストールできない環境でもご利用いただけます。ぜひご活用ください。

マーケティング担当者の生産性を高めるフリーツール20選

資料をダウンロードする

伝えたいメッセージを届けるために。CRM/顧客管理をオールインワンで提供する、総合顧客管理(CRM)システム「Synergy!(シナジー)」

関連情報

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。