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こんな使い方もあったのか!
ソーシャルメディアの価値観マーケティングへの活用

ソーシャルメディアを使った価値観マーケティング

ソーシャルメディアが世の中に浸透し、その活用方法も定着してきました。SNSに書き込んだ人の属性推定、自社や商品についての評判の分析、情報伝播分析など、顧客やデータを大まかに捕らえて分析することが主流です。

一方、私たちはソーシャルメディアから消費者インサイトを探る研究を行っています。具体的には、Twitterの分析に“価値観マーケティング”(Societas:ソシエタス)の手法を使い、“こんな発言をした人はこんな価値観を持っている”ということを明らかにしています。

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 この手法を使えば、例えば自社の顧客には“社交的な堅実ホームメーカータイプ”が多く、「原材料のしっかりした定番を好む」「お金の不安はない」タイプが多い、などということがわかります。
その結果を元に、お客さまをより深く理解し、お客さまとのコミュニケーションをよりよくする施策、ひいては優良顧客の育成や、会員の活性化にもつなげられると考えています。

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通常はアンケート調査を使って顧客の価値観分布を明らかにしていますが、Twitterの書き込みを利用することで、コストをかけずに自社顧客の分析ができるようになりました。

具体的活用事例

テレビ放送局様

ある番組の詳細な視聴者像を把握したいというご要望をいただき、その番組のTwitter公式アカウントをフォローしているフォロワーの普段のつぶやきをもとに、フォロワーの価値観分布を明らかにしました。

その結果、この番組視聴者には、“こだわりインドア派”と“繊細な個人主義タイプ”が多く、自分の趣味や勉強に時間やお金を使う、一人の時間に没頭したい。という特徴があることがわかりました。

参議院議員様

Twitterアカウントのフォロワーから、政党や候補者の支持者分析を行いました。支持者を保守層、革新層、安定層に分け、それぞれにメールマガジンの配信内容を変えることで、開封率を最大で1割改善させました。

この取り組みはテレビ東京のワールドビジネスサテライトでも取り上げられ、大きな反響がありました。
この取り組みに関する他のブログ記事はこちらをご覧ください。

以上、ソーシャルメディアの活用により新たな切り口での顧客分析が可能になった事例です。顧客の隠れたニーズの発見、価値観セグメントごとのアプローチの変更につなげることができました。
今後もソーシャルメディアの新しい活用での応用事例を作って参ります。乞うご期待!

※iNSIGHTBOXはサービスを終了いたしました。価値観での顧客セグメンテーション「Societas」は引き続きサービスを提供しております。

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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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