暑中見舞いや年賀状など、季節のご挨拶はどうしますか?
~HTMLメールとハガキのメリット・デメリット~
季節ごとのご挨拶は大事です。特に年始は今年もよろしくお願いします、のご挨拶から気持ちよく入りたいもの。
みなさんは、年賀状どうされていますか?毎年何人ぐらいに出していますか?ハガキですか?年賀メールですか?そもそも、出していませんか?
調査対象がスマートフォンユーザーのため結果には多少の偏りを感じますが、2013年11月の>株式会社リビジェンの調査によると、今年年賀状を送る予定のある人は54.8%とのことでした。
また、少し古い調査結果(2004年)ですが、株式会社パワー・インタラクティブの調査によれば、年賀状を電子メールで済ませることに対して、約7割の人が肯定的だったとのことでした。この時の結果で7割が肯定的だったのなら、約10年たった現在、さらに年賀メールが普及していることもうなずけます。
季節のご挨拶はメール?ハガキ?それぞれのメリットとは
年始のご挨拶が大事なのはビジネスならなおさらです。少しご無沙汰してしまったお客様や、問い合わせ時点では検討段階だったお客様へ、自然に再アプローチするチャンスでもあります。
先の年賀状に対する意識調査はどちらもプライベートを対象にしたもののようですが、ビジネスではどうでしょうか。実際にビジネスの世界でも、年賀メールにシフトしている企業も多いようです(かくいう弊社も、年末年始のご挨拶をHTMLメールでお送りしています)。
そこで、それぞれのメリットを整理してみました。
ビジネスでご挨拶メールを送るメリットとしては、大きく3つが挙げられます。
- ハガキと比べて低コスト(ハガキ代、印刷代……)
- 時間が節約できる(印刷に出す日数、単純に書く時間……)
- 情報量が多い(限られた紙面では書ききれないお知らせなども載せられる)
ほかにも、メールで送ることで以下のようなメリットも考えられます。
- 自社サイトやSNSなどへ誘導しやすい
- 開封率やクリック率を把握できる
メールだとリンクをはることができるので、お客様を自社サイトやキャンペーンなどへ簡単に誘導できます。また、メールは配信結果でエラーが明確にわかります。メールアドレスが有効かどうかが確認できるので、これを機に、リストも精査してしまうことをお勧めします。
さらに、メールに開封確認やクリックを取得するように設定しておけば、どのお客様が開封してくださったのかも把握でき、年始のご挨拶のトリガーや、再アプローチのきっかけになります。なお、紙が節約できる=エコにつながる、というのもメリットといえるかもしれません。
対して、ハガキならではのメリットもあります。
一番大きいのは、やはり「ハガキ=きちんとしている」という印象が強いことではないでしょうか。そもそも年賀状は、「本来ならば直接お年始のご挨拶に伺うべきところを、遠くて挨拶に行けない人に年始のご挨拶を書いた手紙を送る」ことが始まりと言われているそうです。つまりは過去においては「公式な書面」だったということです。
由来を知らなくても、時間とコストをかけてもらったことがわかるだけに、メールに比べてハガキは印象が強いと思います。
そのほかに、
- メールと比べて担当者へ届きやすい(ハガキの年賀状は、見ずにゴミ箱直行にはなりにくい)
- 手書きのコメントはやっぱり効く(文字って人柄が出るように思います)
などが挙げられます。
心を込めたご挨拶を
最近若い方を中心に主流になりつつある年賀メール。ですが、目上の方や上司や恩師など、一般的にメールで年賀状をお送りすることが失礼と思われる方には、きちんと「ハガキの年賀状」を「元旦」にお届けすることをお勧めします。
メールでのご挨拶が普及した今だからこそ、
- 目上の方や上司や恩師、普段会えない遠方の友人などにはハガキ
- よく会う友人や職場の同僚にはメール
といったように、立場に応じてハガキとメールを使い分けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ハガキにしろメールにしろ、手段はどうあれ季節のご挨拶は気持ちを込めてお送りしたいものですね。
来年から、年賀状をHTMLメールで送ってみませんか?
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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。