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福島のヒーロー農家とCRMプロデューサーがプライドをかけたファンクラブ設立へ

チームふくしまプライド。

魅力的な農作物のある県といえばどこを思い浮かべますか?おそらく、北海道や長野県を想起する人が多いのでは?ですが、日本には他にも様々な魅力的な農作物が眠っています。だからこそ、各都道府県は積極的に農作物をPRしていくことが重要になるでしょう。

その第一弾として、今回立ち上がったのは福島県。農業におけるエポックメイキング的な取り組みの詳細をお伝えします。

Web×CRM=新しい食のファンクラブ「チームふくしまプライド。」

2016年9月8日、復興庁と一般社団法人東の食の会は、福島県の食のファンクラブ「チームふくしまプライド。」を発表。本取り組みでは、Webサイト運営に強みを持つヤフージャパンと、ファンクラブ運営のプロである当社の企画の下、地元福島県で活動する一般社団法人「ふくしまチャレンジはじめっぺ」がファンクラブとECサイトの運営を行います。

「チームふくしまプライド。」に参加するのは「ヒーロー農家」と呼ばれる人達。ヒーロー農家とは、桃の糖度で世界一のギネス記録に挑む果樹農家をはじめ、日本の耕作放棄地問題に真正面から挑む新規就農の開墾者、男前酪農家コンテスト日本一の若き酪農家など、個性的な農家のこと。この取り組みでは、彼らの商品を、熱い想いやストーリー、圧倒的なこだわりと共に発信していくことで、福島県産品をブランディングしていきます。

サイトを運営するにあたり、ヤフージャパンはECサイト「東北エールマーケット」に福島県産品のみを扱う特設ページを設立。特設ページでは、「チームふくしまプライド。」というストア名で、ヒーロー農家の商品を販売していきます。

圧倒的な認知度不足。「チームふくしまプライド。」発足の背景

チームふくしまプライド。

当社のインターネット調査によると、福島県産の商品を購入したことがない人は62%。その理由として「魅力的な商品がない」が27%を占めていました。

ヒーロー農家の商品をはじめ、福島県には魅力あふれる様々な商品があります。にもかかわらず、消費者との接点を持てていない。その現状を打破するために、「チームふくしまプライド。」では、福島県の魅力ある商品の発信、そして生産者と消費者の交流の場としてファンクラブとECサイトの運営という形で福島県産品のブランディングに取り組むこととなったのです。

一度きりの関係で終わらないために。ターゲット層の“絞り込み”で魅力あるファンクラブを

ターゲット層の声を反映したメンバー特典

広告や広報によって購買につながっても、リピーターにはならないということは、多くの生産者の課題ではないでしょうか?その課題を解決すべく、「チームふくしまプライド」では、シナジーマーケティング独自の価値観分析技術を用い、主要なターゲット層を「アクティブで自然が好きな人」に策定。彼らにとって価値のあるファンクラブを運営するため、下記の特典を付けることを発表しました。

  1. 「ヒーロー農家」の希少な農産物などの限定商品を「チームふくしまプライド。」ストアで購入できる
  2. 「畑レストラン」などの限定イベントに参加することで、生産者たちと会える
  3. 会員限定のFacebookグループを通じて、生産者たちと交流できる

これらの特典は、ターゲット層の「限定的な商品を買いたい!」「実際に生産者に会ってみたい!」といった声を反映したもの。生産者と消費者の距離を縮め、継続的な購買につながることが期待されます。

ヒーロー農家の「チームふくしまプライド。」への想い

「チームふくしまプライド。」は生産者と消費者をつなぐまったく新しいコミュニティとして期待されています。では、生産者はどのような想いで参加するのでしょうか。「チームふくしまプライド。」への期待を2人のヒーロー農家に伺いました。

震災の影響は大きく、心が折れそうになった。ただ、お客様の「おいしい」が私を支えた

渡部佳菜子さん

渡部佳菜子さん
活動拠点:西会津町
所属団体:めごい菜農園
主な生産物:味が濃く、うま味の強いきゅうり、ミニトマト、ホワイトコーン、カラーピーマンなど

ふくしまプライドを通して、生産者もお客様である消費者のことを知ることができるようになればいいと思います。その結果として経済も安定したらさらにいいですね。

私自身は消費者の方の声にとても励まされてきました。実は、私が就農したのは、ちょうど震災の年で。当時はきゅうりをメインに栽培していたのですが、市場価格は半値以下。人も雇っていたので、借金をし、苦しみながらやっていました。まだ就農したばかりで気力はあったものの、3年間その状況が変わらないとさすがに辛くて。正直、辞めようと思ったことも何度もありました。

でもそんなとき、私を支えてくれていたのが消費者の方々。野菜を食べてくれた消費者の皆さんの「美味しいね」とか、「うちの子は野菜嫌いだけど、かなちゃんの野菜なら食べるようになったよ」という声を聞いて。それを励みに畑に行っていました。お客様の声は私たち農家にとって、エネルギーでありガソリンなんです。
だから「チームふくしまプライド。」を通じて、全国のお客様からの声を聞くことができたら、それはすごいエネルギーになると思います。また、消費者を知ることで、消費者に合わせた提供の仕方を考えることもできます。今後、私とかかわった人がみんな幸せになったらいいなと思います。

会津伝統野菜の歴史を全国のお客様と一緒につなぎたい

長谷川純一さん

長谷川純一さん
活動拠点:会津若松市
所属団体:人と種を繋ぐ会津伝統野菜
主な生産物:小菊南瓜(こぎくかぼちゃ)や余蒔胡瓜(あいづよまききゅうり)など、在来種、固定種の会津伝統野菜

生産者と消費者の交流により、さらに人とのつながりが広がることを期待しています。

私が扱っている会津伝統野菜は、生産している農家がかなり少ないため、種を持っている人は限られています。会津伝統野菜を広め、次世代の子供たちに残すためには、人とのつながりが必要不可欠です。

例えば、雑誌で取り上げてもらったときに、かぼちゃの種を返してほしいと呼びかけたところ、全国から多くの種が戻ってきて。その種を地元の高校生に預け、育ててもらいました。

また、かぼちゃの原産地であるスペインへの里帰りと題して、スペインで現地の子供たちとかぼちゃの種をまいたりもしました。こんな小さな町の伝統野菜でも、世界につながっている。そして、それは人がつながっているからこそなんです。

会津伝統野菜を次世代につなげるこの物語を、生産者だけではなくて、全国のお客様と一緒に紡いでいけたらなと思います。

埋もれた魅力ある商品とお客様をつなぐ、新しい架け橋に

魅力ある商品の数々

埋もれた魅力ある商品と、まだ福島県産品の魅力を知らないお客様。両者をつなぐことで、新たな福島県のファンが生まれるでしょう。「チームふくしまプライド。」は、全国の一次産業を盛り上げる新たなブランディングへの取り組みとして注目されています。

チームふくしまプライド。メンバー登録ページ

チームふくしまプライド。
「チームふくしまプライド。」は、福島の誇りを持った生産者と生産者を応援する人々は集うファンクラブです。

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※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なる場合があります。ご了承ください。

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