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【年末年始に読みたい!】社長の心に残った今年の3冊

弊社の社員にヒアリングし、今年読んだおすすめの本を紹介するこのシリーズ。最終回は、弊社の社長である谷井です。

数日ごとに大阪⇔東京間を行き来し、数ヶ月に1度は海外へ…と、なかなか多忙な彼。本は、そういう待ち時間や移動などの「すきま時間」を使って読むのがほとんどだそうです。「社長」という仕事や「経営」に興味のある人には、参考にしていただけそうなセレクトになりました。

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1.会社を経営するということの【波瀾万丈】な部分を疑似体験できる一冊

書籍名:社長のテスト
作者 :山崎 将志
出版社:日本経済新聞出版社

「ITベンチャー」や「オーナー企業の社長」の実態が描かれているビジネス小説。会社が乗っ取られる渦中に放り込まれた管理職の社員が主役のストーリー。ビジネス小説ではあるがエンターテインメント性も高いので、楽しみながら「会社を経営するということはどういうことか」を知ることができるのでは。特に、会社を経営することの【波瀾万丈】な部分を疑似体験できるのが面白い。

この本を読んで、改めて『物事の判断をするときには、最終的には人を見る目が最も大切だ。』ということを感じた。

2.人が集まってくるほどの【志】とはなにかを理解できる一冊

書籍名:志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために
作者 :グロービス経営大学院, 田久保 善彦
出版社:東洋経済新報社

働く人間として、とても大切な【志】。それは一体どういうものなのか、どのようにして生まれるのか、という調査の結果が事例を交えてまとめられている。

仕事に対して真剣に、高いモチベーションで取り組むためには、もちろん金銭的報酬も必要だと思う。しかし、「使命感」や「これは自分のやるべき仕事だ」ということを感じられないと、本当の力を発揮できないのではないか?と僕は思う。これは、経営者だけではなく、すべてのビジネスパーソンにもいえること。
仕事をするモチベーションが金銭的報酬のみの場合、そこには「社会性」がない。けれど、世の中に対して「社会的使命」を帯びたような【志】を持ち始めると、そこに人が集まってくる。そういう「社会性」が生まれていくプロセスも描かれている。

決して読みやすい本ではない。一生懸命頭を使って、じっくり読む本。自分の仕事に対する取り組みの姿勢をどのようにマインドセットしていくか、ということを考えるにはとてもいい本だと思う。

3.社長を完膚なきまでにたたきのめし、勇気づける一冊

書籍名:経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
作者 :新 将命
出版社:ダイヤモンド社

経営の教科書として最高。その名前の通り。全部すばらしい。会社の根幹の部分について、過不足なく書いてある。筆者は、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどのグローバル企業の社長経験者ではあるが、ここに書かれている内容は、松下幸之助に端を発する「日本的経営の理想型」。

この本の内容を裏返したら、全部社員のみんなが「まさにこれ!こうしてほしいんですよ!」と思っていることでもある。だから、本を開くたびに、どこを見ても本当に耳が痛いことばかり。なんとなく理想の経営のあり方ってこうなんだろうな、というのはあっても、それをなかなかできない怠惰で弱い自分。そういう自分が読むと、完膚なきまでにたたきのめされる。なので、本当に落ち込んでいる時はさすがに読めないけれども、回復基調の上り調子になってきて、頭の中にいろんな課題が浮かび始めた時にこれを読むと、とても勇気づけられる。燃えてくる。

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今回で、【年末年始に読みたい!】シリーズは最終回。ご紹介した本の中から、年末年始に読もうかな?と思ったものがあれば、ぜひ手にとってみてください!それでは、少し早いですが、良いお年を!

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なる場合があります。ご了承ください。

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