インサイトとは、消費者の行動や思惑、それらの背景にある意識構造を見ぬいたことによって得られる「購買意欲の核心やツボ」のことを指す。「顧客インサイト」や「消費者インサイト」など、対象による消費活動や購買意欲を促す潜在的な欲求のスイッチ。AIDMAのDesire(欲求)をAction(行動)へと変化させる要因を確定させることで、消費活動や購買意欲を促進させる商品の開発や効果的なサービスを実施することができる。つまり、消費者が置かれている生活環境を理解し、共感し、それによって考えられる消費者が欲しているもの、行動を理解すること。
「インサイト」という言葉は、直訳すると、「洞察」や「直感」、「発見」といった意味合いを持ち、このことからも、消費者の気持ちを洞察し、それに必要なもの、ことなどを発見するといったことを示す。消費者の思惑や行動を洞察することで、ときには、消費者本人も意識していない心の核心部分を見抜くこともある。このことから、消費者たちの「インサイト」を発見し、それらを商品開発・販売促進し、その宣伝広告などに取り入れることで、彼らの心を動かし、「購買意欲」に繋げることができるとされている。

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【事例】よしの味噌株式会社『生活者理解に基づく、コ・クリエーション型商品開発。よしの味噌×コニカミノルタ×シナジーマーケティングの共同プロジェクト』

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