サンプル割付とは、アンケートを実施するときにセグメント別に回収サンプル数を設定しておき、それぞれ回収目標数に達したセグメントから回収を締め切ること。
サンプル割付設定をすれば、10代から50代まで各50サンプルずつなど、セグメントごとの規定数の回収などが可能になる。

具体的な例をあげると、洗濯用洗剤についてのアンケートを実施する際、調査対象を「都内に済む主婦20代~50代」と設定したとする。アンケートで得られた回答者の年代が50代に偏ってしまった場合、データとしての有用性が低くなる可能性がある。そのため、あらかじめサンプル割付を設定しておくことで、各世代にバランス良くアンケート調査を行なうことができる。
一方で、特に30代のサンプルをたくさん回収したい場合などにおいてもサンプル割付は有効で、20代は50サンプル。30代は100サンプルというように目標に差をつけることによって、得たい情報がより的確に回収されることが期待できる。

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