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2013年「日本の広告費」とオウンドメディア

こんにちは。シナジーマーケティング櫻田です。

ご覧になられましたか?
2月の業界風物詩、「日本の広告費」が電通から発表されました。

「アベノミクス」効果、景気回復、増税前の駆け込み需要、という分析と共に2年連続の前年実績超が解説されています。詳しい解説は専門の方のコラムを参照いただくとして・・・

そもそもマスコミ四媒体を利用してない、利用する予定もない当社なんかは、当然インターネット広告費のあたりに目が行きます。
”デバイスフリーへの試み”、”DSPが急成長”・・・”運用型広告”が拡大・・・と。
フムフム・・・ん?広告制作は前年を上回るも成長率は鈍化傾向?案件数は増加するも、大型案件の減少や制作単価の下落が続いていると!
直接的ではないものの、クラウドサービスのベンダーとしてはあまり喜べません。

一方で、コーポレートサイト、ECサイト、CRMを目的とした会員サイトなど、オウンドメディアが大きく成長している、と分析されています。こちらはもちろんウェルカムですし、昔と違ってCRMというワードに懐疑的な方は少なくなり、逆に真剣な方が増えたなと感じています。

いち販促担当者なので、あまりマクロな視点は持ちあわせていませんが、マーケティング支援のサービスを提供する側としては、2013年は”コストパフォーマンス”の追求が一層進んだ1年だったのかなという印象です。

オウンドメディアについても、一昔前のソーシャルメディアに乗っかれブーム的な、やれば結果は後から付いてくる系ではなく、結構リアルに成果を見据えて取り組まれる企業が多かったのではないでしょうか。実際、数年前まであまり期待されていない、惰性で運用されていたオウンドメディアに、昨今のインバウンドマーケティングなど顧客との関係を改め、自社コンテンツを見直す潮流が直撃したような印象です。
結果的に、今までとは違ったコスト投下が行われたのではないかと思います。

あと、もうひとつ見逃せないニュースがありました。
インプレスR&Dが17年分の「インターネット白書」を無料でネット公開しました。
まさに太っ腹!大判振る舞いです。昔から社内にWebマーケティングを担当している人がいる企業なら、1冊は買った事があるんじゃないでしょうか。ずらりと並んだ表紙を観るだけで懐かしいキーワードが目を引きます。
2007年「セカンドライフ」出現・・・て、あれからもう7年ですか!とか、回顧してる場合ではないのですが、新しいサービスやコンテンツを企画する際には有益な情報もあるかと思います。

データは買う時代から、組み合せて、つくり上げる時代に入ったのかもしれませんね。

 

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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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