フォーム作成ツールとは?主な機能やおすすめツール、選び方などを解説!
<この記事でわかること>
- 「フォーム作成ツール」とは、問い合わせ受付や会員登録、ウェビナー申し込みなどの用途に合わせたフォームを作成できるツールであり、「フォームのデザインカスタマイズ」「集計した回答のレポート化」などに対応できる。
- フォーム作成ツールの基本的な機能としては、「アンケート項目作成機能」「カスタマイズ機能」「データ集計・分析機能」「EFO機能」などが挙げられる。
- フォーム作成ツールを選ぶ際は、「作成目的にマッチした機能を搭載しているか?」「テンプレートが豊富に揃っているか?」「項目やデザインを柔軟にカスタマイズできるか?」などのポイントを意識する。
- 実際にフォーム作成ツールを使う際は、「スマートフォン入力しやすいよう設計する」「回答率を高められるような項目を作成する」という点を意識する。

「フォーム作成ツール」とは、問い合わせ受付や会員登録、申し込みなどのシーンで使えるフォームを作成するツールのことです。アンケート項目作成やデータ集計・分析、メール配信といった幅広い機能が搭載されており、専門知識は不要で利用できます。
自動決済や日程調整、ウェビナーの残席管理など、細かいシーンに対応可能な機能を搭載するツールもあるため、自社の目的から逆算し最適な機能性を持つ製品を選びましょう。
本記事では、フォーム作成ツールの概要や主な機能、具体的な選び方、おすすめ製品などについて解説します。
![]()
<目次>
フォーム作成ツールとは?メリットと合わせて解説
フォーム作成ツールとは、幅広い用途に合わせたフォームを作成できるツールです。主な利用シーンとして、例えば以下が挙げられます。
- 問い合わせフォーム
- 会員登録フォーム
- ウェビナー申し込みフォーム
- 新規購入フォーム
- キャンペーン応募フォーム
- 資料請求用の情報入力フォーム
- 各種アンケートフォーム
従来まで、上記のようなフォームを作るには、HTMLやCSSといった専門知識が必要でした。しかしフォーム作成ツールなら、コーディングの専門知識は不要で、手軽にフォームを作成できます。基本的なフォームであれば業務の隙間時間で手軽に作成できるため、「直近でウェビナーを開催するので参加者の申込フォームを作成したい」「新商品の売れ行きが芳しくないので緊急で顧客満足度を調査し原因を探りたい」といったケースでも、速やかに対応可能です。
また、ツールにもよりますが、以下のように応用的な取り組みをワンストップで実施できる機能も搭載されています。
- フォームのデザインをカスタマイズする
- 集計した回答をレポート化し分析する
- AIでアンケート項目を自動生成する
そのため、「顧客の声を集めて新商品開発にいかす」「新規購入者の属性を把握し自社ターゲット層の分析に役立てる」といったイメージで、集めたデータをより柔軟に活用できるでしょう。
フォーム作成ツールの主な機能

フォーム作成ツールの基本的な機能として、主に以下が挙げられます。
- アンケート項目作成機能
- カスタマイズ機能
- データ集計・分析機能
- EFO機能
- メール配信機能
- その他の細かい機能
アンケート項目作成機能
フォーム作成ツールのベースとなる機能です。ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で、希望の項目を作成・追加・削除できます。横軸に選択肢・縦軸に設問を組み合わせた「マトリクス型設問」や、回答に応じて次の設問を変える「条件分岐」など、幅広い形式のフォームに対応していることが一般的です。
ツールによっては、問い合わせ対応や参加者登録、新規申し込みなど、各種利用シーンに応じたテンプレートが用意されているため、導入後はすぐ利用できます。
▼弊社CRMシステム「Synergy!」のアンケート作成画面

CRMシステム「Synergy!」の特長が機能別でわかる資料です!
カスタマイズ機能
質問項目やフォーム全体のデザイン、フォントサイズ、ロゴマークの有無などをカスタマイズできる機能です。項目やデザインを柔軟に編集できるツールなら、以下のようなイメージで、より自社のニーズにマッチするフォームを作成できます。
- 自社のブランドカラーをメインに使って登録フォームを作りたい
- より細かく商品の満足度を深掘りする項目を設けたい
- 枠線やフォントサイズといった細かい部分を調節して自社の雰囲気を醸し出したい
商品やロゴマーク、ホームページなどだけでなく、フォームのような細かい部分まで自社の雰囲気を踏襲することで、顧客に自然と企業イメージを浸透させ、第一想起を狙いやすくなるでしょう。
データ集計・分析機能
回答を集計し分析できる機能です。クロス集計などの手法でデータを分析できます。分析結果をレポート化できるツールもあるため、データを可視化して社内で共有し、マーケティング施策の設計やサービス改良などに向けて意見をすり合わせる際に役立つでしょう。
EFO機能
「EFO」とは、フォームの回答途中に顧客が離脱するリスクを減らすために行う施策のことです。最後までフォームに回答してもらえれば、より多くのデータを集めて幅広い角度から分析を実施できます。EFO機能としては、例えば「振り仮名を自動入力できる」「エラー箇所をリアルタイムで表示できる」などが挙げられます。
メール配信機能
「フォーム回答者に自動でサンクスメールを送る」「回答されるたびに自社へ通知を送る」というように、さまざまな形でメールを配信できる機能です。サンクスメールを自動で配信できれば、顧客に対し丁寧でよい印象を与えられます。
また、回答者が増えるごとにメールで通知を受け取れれば、「日数が経っても回答が増えないのでリマインドを行う」といったイメージで、適切な対策を行えるでしょう。
その他の細かい機能
他にもツールによっては、以下のように細かい用途に対応できる機能が搭載されています。
- 顧客管理機能:回答データを既存の顧客情報と連携して管理する
- 閲覧制限機能:フォームの閲覧者に制限をかける
- 日程調整機能:カレンダーと連携して空き時間を自動で調整し予約を入れる
- 決済機能:注文受付のタイミングで決済を完了する
- フォームの自動生成機能:AIでフォームを自動生成できる
- シャッフル機能:フォームへアクセスするたびに選択肢をランダムに入れ替える
- 残席管理機能:残りの受付可能な人数を表示する
フォーム作成ツールの選び方

おすすめのフォーム作成ツールを確認する前に、基本の選び方をチェックしましょう。正しい選び方を知っておくことで、自社の状況にマッチする適切なツールを選定できます。
- 作成目的にマッチした機能を搭載しているか?
- テンプレートが豊富に揃っているか?
- 項目やデザインを柔軟にカスタマイズできるか?
- 誰もが簡単に利用できる操作性か?
- ニーズにマッチしたサポートが受けられるか?
- 万全のセキュリティ体制を構築できているか?
作成目的にマッチした機能を搭載しているか?
作成したいフォームの種類を含め、「自社の目的」にマッチした機能を搭載しているか、確認しましょう。自社の目的から逆算することで、適切な機能や操作性を持つツールを選定できます。
具体的な考え方のイメージは、以下の通りです。
【目的】
顧客満足度を高めるために、ユーザーからの評価を集めて今後の商品改善に役立てたい
【選び方】
集計後の分析まで手厚く実施できるツールを中心に選ぶ
【目的】
ウェビナーを頻繁に開催するため、参加者管理やリマインド配信などの負担を減らしたい
【選び方】
「残席数を自動で計算できる」「自動でリマインドメールを配信できる」といった機能を搭載するツールを中心に選ぶ
【目的】
アンケート結果を既存の顧客情報と組み合わせて分析し、マーケティング施策の設計や商品開発に活かしたい
【選び方】
手厚い顧客管理機能を搭載したツールを活用し、顧客情報をスムーズに一元管理する
【目的】
フォーム全体のフォントやカラーなどを細かく調整して、自社ブランドのイメージを強く押し出したい
【選び方】
デザインを細かくカスタマイズできるツールを選ぶ
【目的】
自社で蓄積したコーディングの知識を活かし、より細かくデザインや項目などをカスタマイズしたい
【選び方】
ローコードで柔軟性が高いツールを選ぶ
上記のように自社の目的から逆算することで、「高価で多機能なツールを導入したが実際に業務で重点的に使うのは一部の機能だけだった」といった事態を回避し、費用対効果を高められます。
テンプレートが豊富に揃っているか?
ツールによっては、以下のように用途別のフォームテンプレートが用意されています。
- 問い合わせ
- 新規会員登録
- ウェビナー申し込み
- 資料請求
- 顧客満足度調査
- 社内申請
など
テンプレートを活用すれば、最低限のデザインや項目が揃った状態ですぐ使えるため、フォーム関連業務の負担を軽減できます。
ツールによっては、加盟店申し込みや入学願書入力、ゴルフスクール申し込みなど、各業界・業種での利用に特化したテンプレートが用意されているため、自社にマッチするものがないか、ぜひチェックしましょう。
項目やデザインを柔軟にカスタマイズできるか?
フォームを使う中で、「コーポレートカラーを取り入れてもっとブランドイメージを醸し出したい」「動きを取り入れてリッチなアンケートを作りたい」というように、より自社にマッチした使い方ができるようカスタマイズしたいと考えることもあるでしょう。
そのため、カスタマイズの柔軟性もチェックすることがおすすめです。主に「ドラッグ&ドロップで項目・デザインを修正する」「ノーコードでカスタマイズできる」といったツールがあります。従業員のツールへの慣れ具合や社内にあるコーディングの知見などを踏まえ、自社にマッチする方法でカスタマイズできるツールを選びましょう。
誰もが簡単に利用できる操作性か?
フォーム作成ツールは多くの現場の従業員が使うため、誰でもスムーズに操作できることが理想です。操作性が優れていれば、従業員が迷うことなく業務で利用できるため、社内に定着しやすくなります。また、使い方をレクチャーする講習会を開催したりマニュアルを整備したりするなど、教育にかかるコストと手間も抑えられるでしょう。
操作性の良し悪しを判断するには、導入前に無料デモ・トライアルを活用することがおすすめです。実際に使う機会が多い従業員に試してもらい、操作性や機能に関する忌憚のない意見をもらうことで、より自社にマッチしたツールを選定できます。
ニーズにマッチしたサポートが受けられるか?
ツール導入時・運用中に受けられるサポート体制は、以下のようにシステム提供会社ごとで異なります。
- 電話やメールサポートが受けられる
- オフラインでツールの講習会を開催してくれる
- 専任担当者が施策設計や実行を含めてワンストップでサポートしてくれる
- オンラインでツールの操作方法をレクチャーしてくれる
社内のフォーム作成ツールの知見や従業員の意見も踏まえ、ニーズにマッチするサポートが受けられるシステム提供会社を選びましょう。例えば、過去に「他社のフォーム作成ツールの運用経験がある」という場合、基礎的な電話・メールサポートがあれば十分です。
一方で「顧客満足度調査のデータを分析し改善につなげたいが初めてなので不安」という企業なら、施策設計も含めマンツーマンでのサポートが受けられるツールがよいでしょう。
万全のセキュリティ体制を構築できているか?
フォームには、顧客・従業員の個人情報や商品への満足度、自社への評価など、重要な機密情報が集約されます。そのため、万が一にも情報漏洩を起こさないよう、セキュリティ体制が万全なフォーム作成ツールを選びましょう。
具体的には、以下のようなセキュリティ体制を構築しているツールであれば安心です。
- クライアント証明書をインストールしたパソコンでのみログインできる
- ログインユーザーごとにアクセス権限を柔軟に変更できる
- 操作ログを記録できる
- 通信データをすべて暗号化している
【初心者向けに比較】無料で導入できるおすすめフォーム作成ツール4選!
それでは、具体的におすすめのフォーム作成ツールを確認していきましょう。まず、ツール利用が初めての(あるいはあまり経験がない)企業向けの製品を紹介します。
- Google form
- Microsoft form
- formrun
- Questant
各製品については、以下の6項目を「5段階(高5←→1低)」で独自評価しています。
①費用対効果の高さ
②操作性の良さ
③外部サービスとの連携の充実度合い
④連携作業の手軽さ
⑤セキュリティの堅牢さ
⑥サポート体制の充実度
ぜひ製品選びの参考にしてください。
※なお、基本情報については「2026年4月時点」のデータをもとにまとめています。
Google form
【基本情報】
| 運営会社 | |
|---|---|
| 参考価格(税抜) | 0円 |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 具体的な件数は記載無し |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 完全無料で利用可能 |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 日頃からGoogleのサービスを使っていれば、特別な契約不要ですぐ導入できる。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 作成画面に沿ってクリックするだけで、簡単にフォームを作成できる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:3】 Googleスプレッドシートやkintoneなど、一部外部ツールとは連携できる。無料で手軽な分、有料ツールより連携先の選択肢は少ない。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:4】 Googleスプレッドシートであれば、回答画面から簡単に連携できる。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 | 【総合評価:3】 基本的にオンラインのコミュニティなどを活用し、自力で疑問を解消する。 |
「Google form」は、完全無料でフォームを作成できるツールです。普段から利用しているGoogleアカウントから、手軽に利用できます。スケジュール確認やイベント参加の申込、注文書など、ビジネスシーンで使えるフォーマットがある程度揃っています。画面の表示項目を見ながら直感的に操作できるため、初めてフォームを作成する場合でも安心です。
第三者との共有やプレビューの確認、リンクにコピーなどは、フォーム上部のシンプルなアイコンをクリックして直感的に実行できます。回答はGoogleスプレッドシートへ簡単に集計できるため、普段から使い慣れたツールのみを活用し、回答の収集から分析までをスムーズに実施可能です。フォーム作成ツール選びで迷ったら、まずはGoogleフォームを選ぶとよいでしょう。
Googleフォームの具体的な使い方は、以下の記事で解説しています。
Microsoft form
【基本情報】
| 運営会社 | Microsoft |
|---|---|
| 参考価格(税抜) | 0円 |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 具体的な件数は記載無し |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 完全無料で利用可能 |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 Microsoftユーザーであれば、簡易的なフォームをすぐに作成できる。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 シーンごとで豊富なテンプレートが用意されているため、簡易フォームならすぐ作成できる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:3】 基本的には、ExcelやTeamsなどMicrosoft社製品との連携がメインになる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:4】 Microsoft社製品なら手軽に連携できる。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 | 【総合評価:3】 基本的にサポートページをチェックしながら、自力で解消することが多い。 |
「Microsoft form」は、Microsoftユーザーなら簡単に導入できるフォーム作成ツールです。主に「フィードバック・登録・リサーチ・クイズ」に分かれており、各シーンに対応できる幅広いテンプレートが用意されています。ある程度設問数が多いため、ほぼカスタマイズなしでも利用可能です。質問追加の際は「新しい質問の追加」をクリックし、表示に沿って必要な項目を選びましょう。
レイアウトや背景、回答オプションなどの操作箇所は、画面上部にわかりやすい言葉で表示されているため、直感的にクリック可能です。回答画面には、回答数や平均時間(フォームを開いてから送信するまでの時間)も表示されるため、データの傾向を掴むだけでなく「回答時間が長すぎるので項目をコンパクトにすべきか?」などを分析する際にも役立ちます。
formrun
【基本情報】
| 運営会社 | 株式会社ベーシック |
|---|---|
| 月額参考価格(税抜) | 3,880円〜 ※0円のFREEプランあり |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 累計導入ユーザー数55万以上 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 全有料プランを14日間無料で利用できる |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 ユーザー数が1人なら0円で利用できるため、規模の小さい企業でもコストを気にせず手軽に導入しやすい。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 直感的な操作で、テンプレートを選んだりフォームの項目を修正したりできる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:3】 連携できる外部サービスの数は限られている。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:3】 自社で連携作業が必要。連携先によっては英語のページに対応する必要がある。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
27001 (ISMS)」の認証を取得している。
など |
| サポート体制の充実度 | 【総合評価:4】 エンタープライズプランであれば、専任担当者から大規模組織での運用やセキュリティ要件などに関するサポートが受けられる。 |
「formrun」は、テンプレートを選択すれば、専門知識不要で高機能なフォームを作成できるツールです。フォーム項目や内容などは、クリックのみで簡単に調整できます。カラーやフォントなども調整できるため、自社ブランドの雰囲気に合わせてカスタマイズ可能です。フォームのテンプレートは、お問い合わせや予約申し込み、社内申請、会員登録など一般的な用途で使えるものが一通り揃っているため、すぐに導入できるでしょう。
郵便番号入力すると自動で住所を補完できる「住所補完機能」や、注文受付とオンライン決済を同時に完了できる「決済機能」といった、応用的な機能も搭載されています。そのため、さまざまなシーンで回答者の負担を取り除き、回答率アップを実現できるでしょう。
フォームの回答結果は、各顧客単位でformrunに保存されます。進捗ステータスや対応担当者などを1つの画面で一元管理できるため、回答収集後の管理業務もスムーズです。
Questant
【基本情報】
| 運営会社 | 株式会社マクロミル |
|---|---|
| 年間参考価格(税抜) | 50,000円〜 ※0円の無料プランあり |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 利用者数30万以上 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 1週間無料でお試し可能 |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 外部サービスとの連携といった応用的なアクションの幅は広くないが、「低コストでスムーズにアンケートを作成したい」という点がメインなら問題なく活用できる。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 直感的な操作で項目作成やデザイン編集、アンケート結果の分析などを実施できる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:3】 セルフでのアンケート作成がメインであるため、外部顧客データベースとは連携できない。回答結果がどの回答者のものか判別する「システム連携機能」などは活用できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:4】 自社である程度対応が必要だが、コピペで実施できるものが多い。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
27001:2022」の認証を取得している。
など |
| サポート体制の充実度 | 【総合評価:3】 基本的にメールサポートのみ。 |
「Questant」は、セルフアンケート作成ツールです。70以上のテンプレートが用意されており、直感的なクリック操作で簡単にアンケートフォームを作成できます。21種類の質問タイプと100種類以上の質問データベースが用意されているため、幅広いジャンルで対応可能であり、初めてフォームを作成する企業でも使いやすいでしょう。
回答データはグラフで可視化できます。グラフデザインやアピールポイントの着色といったカスタマイズもできるため、集計結果をわかりやすくまとめ社内で共有する際に役立つでしょう。
アカウントを持っていれば、パネル調査の依頼も可能です。マクロミルグループが保有する約2,500万人のアンケートモニターの中から、自社がリーチしたいターゲットに絞ってフォームを配信できるため、より効果的に情報を収集できます。
【中〜上級者向けに比較】高度な機能性のおすすめフォーム作成ツール6選!
続いて、ある程度フォーム作成経験を持つ企業におすすめのツールを紹介します。
- スマイルサーベイ|ノーコードで柔軟なカスタマイズに対応
- CREATIVE SURVEY|柔軟なデザイン調整に対応
- SurveyMonkey|AIを活用可能
- SPIRAL®|ローコードで構築可能
- Synergy!|必要な機能だけを選べるCRMシステム一体型
- WebCAS formulator|CRMシステム一体型
スマイルサーベイ|ノーコードで柔軟なカスタマイズに対応
【基本情報】
| 運営会社 | 株式会社イング |
|---|---|
| 月額参考価格(税抜) | 30,000円〜 |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 大手企業など200社以上 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 30日間の無料トライアルあり |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 操作性や連携作業に慣れれば、自社の要望に沿ったフォームをノーコードでカスタマイズしやすい。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:3】 機能が豊富な分、一部でやや操作しにくい可能性がある。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:4】 Salesforceといった各種CRMシステム・MAツールやChatGPTなどと連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:3】 オプション契約が必要であり、ある程度の操作が求められる。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 |
【総合評価:5】
など |
「スマイルサーベイ」は、ノーコードで柔軟なアンケート作成や集計業務、管理・運用を実施できるフォーム作成ツールです。無料トライアルでも質問数や回答数は無制限で作成でき、分岐設定機能や多言語表示、回答集計のグラフ化など、応用的な機能も活用できます。そのため、無料期間に操作性を一通り確かめてから、安心して本格導入できるでしょう。
ノーコードでありながら、設問内への動画挿入や補足テキストの記入、マトリクス設問におけるランダムなサブ質問表示などにも対応できるため、幅広いシーンでフォームを活用できます。ロゴの配置やカラーなどのデザインは柔軟にカスタマイズできるため、自社のブランドイメージにマッチするフォームを作成可能です。
「独自ドメインで運用したい」など、セキュリティ体制に関する希望があれば、専用環境の構築にも対応しています。
CREATIVE SURVEY|柔軟なデザイン調整に対応
【基本情報】
| 運営会社 | ナインアウト株式会社 |
|---|---|
| 参考価格(税抜) | 要問い合わせ |
| 初期費用(税抜) | 要問い合わせ |
| 導入実績 | パーソルキャリアや大東建託、PARCOなど、大手企業を中心に導入実績あり |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 要問い合わせ |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 手厚いサポートを受けながら、自社のブランドにマッチした高品質なデザインのフォームを作成できる。ただし、具体的な料金は見積もりが必須であるため、高額になる可能性もある。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 企業ブランドを損なわないデザイン性と、直感的な画面操作性を両立している。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:4】 SalesforceやCDP、Sansanなどと連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:5】 Salesforceのように、ワンクリックで連携できるツールがある。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:4】
27001を取得している。
など |
| サポート体制の充実度 |
【総合評価:5】
など |
「CREATIVE SURVEY」は、手軽な操作性でありながら、自社のブランディングイメージにマッチするフォームを作成できるツールです。豊富なテンプレートを活用したり、CSSカスタマイズを実施したりすることで、ブランドイメージを意識したデザインへ調整できます。背景や文字サイズ変更、画像・動画の埋め込み、レスポンシブ対応なども実施できるため、フォーム1つに至るまで、自社の世界観を統一し、回答者へ自社を印象付けられるでしょう。
質問形式は23種類用意されています。分岐設定やスコア機能、アクセス制限といった機能性を活用すれば、自社の必要性に合わせ柔軟にフォームをカスタマイズ可能です。導入後は、自社の施策を理解した専任担当者が手厚くサポートしてくれます。自社ブランドを守りながらフォーム作成をするポイントも含めて、レクチャーしてくれるでしょう。
SurveyMonkey|AIを活用可能
【基本情報】
| 運営会社 | SurveyMonkey Europe UC |
|---|---|
| 月額参考価格(税抜) | 4,370円〜/ユーザー |
| 初期費用(税抜) | 0円 |
| 導入実績 | 世界で30万社以上 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | ベーシックプランであれば、期間無制限で試せる(質問数はアンケートまたはフォームごとに最大10個) |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 料金はユーザーごとで発生するが、「AIによるフォーム生成」「カスタムダッシュボードの作成」など、豊富な機能を活用できる。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:3】 機能が豊富な分、使いこなすまでに時間がかかる可能性はある。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:5】 200以上の外部サービスと連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:3】 エンタープライズプランでなければ連携できない外部サービスがある。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:4】
など |
| サポート体制の充実度 | 【総合評価:3】 メール・電話によるサポートはあるが、英語がメインとなるため、思ったような支援を受けにくい可能性がある。 |
「SurveyMonkey」は、AIを活用し効率的にフォームを作成できるツールです。フォームで集めたい内容を指示するだけで、AIが適切なフォームを即座に出力してくれます。フォームに質問を入力すると、複数選択肢やチェックボックスなどから自動で最適な質問タイプを予測できるため、知識がない状態でも効率的にフォームを作成可能です。
AI自動分析機能を活用すれば、フォームの回答データをリアルタイムでグラフ化し要約してくれます。自由記述の質問があれば、重要箇所を自動抽出してくれるため、集計業務の負担を減らし回答データの分析にリソースを投下できるでしょう。
他にも、専門家が推奨する回答・選択肢の自動生成や、基準を満たさない回答データの検出・排除なども実施できるため、スピーディにフォームを作成・運用したい企業にはおすすめです。
SPIRAL®|ローコードで構築可能
【基本情報】
| 運営会社 | スパイラル株式会社 |
|---|---|
| 月額参考価格(税抜) | 50,000円〜 |
| 初期費用(税抜) | 10万円 ※アプリケーションの構築費用は別途で見積もりが必要 |
| 導入実績 | 14,000社を超えている |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 無料デモあり |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 ローコードツールであり、24時間365日体制の手厚いサポートもあるためスムーズに利用できる。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:4】 フォーム項目を設定し対応デバイスを選択すれば、手軽にフォームを作成できる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:5】 CMSやCRMシステム、SFA、決済サービスなどと幅広く連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:3】 多少コーディングの作業は必要だが、ベースはローコードであるため、特別な専門知識は求められない。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 |
【総合評価:5】
など |
「SPIRAL®」は、フォームを含めたアプリケーションをローコードで構築できる開発プラットフォームです。「フォーム項目の設定→デバイス選択」という2ステップで、手軽にフォームを作成できます。Webフォームとマイページ機能を連携すれば、契約書や本人確認書類などを電子化し、スムーズな管理にも役立てられるでしょう。
コーディングの特別な知識は不要でありながら、「必要に応じ各種注意事項のテキストを挿入する」「自社の雰囲気に合わせHTMLでデザインを編集する」など、幅広い種類のフォーム作成に対応可能です。
導入時だけでなく、フォーム運用中もワンストップでサポートが受けられます。そのため、もしローコードの操作を苦手に感じる場合も、手厚いアドバイスを受けてスムーズに業務へ活かせるでしょう。
Synergy!|必要な機能だけを選べるCRMシステム一体型
【基本情報】
| 運営会社 | シナジーマーケティング株式会社 |
|---|---|
| 月額参考価格 | 20,000円〜 |
| 初期費用 | 11万8,000円 |
| 導入実績 | 約9,300件 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 14日間の無料お試しあり |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:5】 利用人数の増加による追加料金の負担を心配することなく、手厚いサポートを受けつつ使える。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 「どこをどのように操作すればよいか?」を直感的に判断できるため、初心者でも使いやすい。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:5】 社内の基幹システムやECシステム、CDPはもちろん、アプリプラットフォームや動画配信プラットフォームなど、幅広い外部システムと連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ |
【総合評価:4】
|
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 |
【総合評価:5】
など |
「Synergy!」は、顧客との関係強化に向けて活用できるツール「CRMシステム」が一体化されたツールです。顧客情報の一元管理に対応しており、フォームの集計データを自動で紐付けられます。フォームの回答だけでなく、メルマガ登録情報や公式LINE、店舗の接客対応、問い合わせ履歴などといった幅広い情報と組み合わせることで、さまざまな角度からデータを分析し、マーケティング施策の設計や顧客ニーズに基づくサービス改善などに活かせる点が魅力です。
フォームはHTMLやCSSを活用し、自社のブランドイメージに合わせてカスタマイズできます。また、期間やデバイスを指定したうえで、フォーム画面別にアクセス数やエラー数、離脱数、コンバージョン数などを確認できるため、回答が集まらない要因を解析し、次回以降の改善につなげられるでしょう。
導入定着まではマンツーマンのサポートが受けられるため、「フォームは作成できるが具体的にどのように活用すればよいのかわからない」という企業でも安心です。
CRMシステム「Synergy!」の特長が機能別でわかる資料です!
WebCAS formulator|CRMシステム一体型
【基本情報】
| 運営会社 | 株式会社WOW WORLD |
|---|---|
| 月額参考価格 | 30,000円〜 |
| 初期費用 | 50,000円〜 |
| 導入実績 | シリーズ累計実績10,000社超 |
| フォーム作成の主要機能 |
など |
| 無料トライアルやデモの有無 | 無料デモあり |
【各項目の評価】
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 費用対効果の高さ | 【総合評価:4】 実施できるフォーム設定やデザインカスタマイズなどの幅が広いため、ある程度アンケート実施に慣れている企業なら活用しやすい。 |
| 操作性の良さ | 【総合評価:5】 シンプルな操作性で直感的に利用できる。 |
| 外部サービスとの連携の充実度合い | 【総合評価:5】 既存データベースや会員認証機能、別途WEBCASのメール配信ツールなどと連携できる。 |
| 連携作業の手軽さ | 【総合評価:3】 別途で連携方法の確認が必要。 |
| セキュリティの堅牢さ |
【総合評価:5】
など |
| サポート体制の充実度 |
【総合評価:5】
など |
「WebCAS formulator」も、CRMシステムと一体化されたツールです。フォーム作成だけでなく、メール・SMS・LINEメッセージ配信や問い合わせ対応、データベース作成など、幅広いラインナップの製品と連携することで、活用の幅を広げられます。アンケート回答数は無制限であるため、コストを抑えつつ、幅広い項目を設定し多くの情報を収集できるでしょう。
1か月単位でスポット導入できるため、「期間限定商品の意見を単発で集めたい」「まずはフォーム作成からはじめていずれはCRMシステムとして活用したい」など、幅広いニーズに対応可能です。
他にも「入力欄にウェビナー残席数を表示してユーザーへ回答を促す」「公開終了日時を予約して期間限定キャンペーンを告知する」など、さまざまなシーンで活用できる機能が搭載されています。
フォーム作成で意識すべきポイント
フォーム作成ツールを使う際は、以下の点を意識して項目を設計しましょう。
- スマートフォン入力しやすいよう設計する
- 回答率を高められるような項目を作成する
スマートフォン入力しやすいよう設計する
このようにフォーム作成ツールには、幅広い機能性や操作性、特徴を持つ製品があります。選び方のポイントを踏まえ適切なツールを選定できれば、自社に必要な情報を効率的に収集・分析できるでしょう。
実際にフォームを作成する際は、スマートフォン入力を想定したフォームを設計してください。ほとんどのユーザーがスマートフォンを使う中で、以下のようにスマートフォン対応していないフォームを作成すると、顧客は不便さを覚え、不信感を抱くきっかけになるかもしれません。
- 広告でLPを見て会員登録フォームまで到達したが、入力欄が小さすぎてストレスを感じ離脱する
- 資料請求フォームに入力していたが、項目数が多すぎて離脱する
- Webサイトはオシャレだが、登録フォームがスマートフォン対応になっておらずギャップを感じ離脱する
- ウェビナーに参加したかったが、登録時の入力項目が多く面倒になり離脱する
スマートフォン入力に対応したフォームを作成するには、以下の点を意識しましょう。
- レスポンシブデザインで設定する
- 入力項目に合わせキーパッドが自動で切り替わるよう設定する
- プルダウン形式を活用する
- 「入力欄・ボタン・文字サイズ」を適切な大きさに設定する
- 「質問欄」と「回答欄」を上下に配置する
- 記入例を示しておく
- リアルタイムでエラーメッセージを表示する
- フォームの読み込み速度を早める
各項目の詳細については、以下の記事で解説しています。
回答率を高められるような項目を作成する
回答者が途中で離脱すると、想定よりデータが集まらず、施策設計や商品改善の方向性決めなどに影響を与えます。例えば「顧客満足度調査のデータ数が少ない」という場合、偏った意見が集まった結果、大多数の顧客が感じる不満を抽出できず、根本的な原因を解決できないかもしれません。
回答率を高めるには、例えば以下のような工夫を行いましょう。
- なるべく設問数を抑えて回答者の負担を減らす
- 誰もが理解できる簡単な表現で質問文を作成する
- 回答の可能性がある選択肢は事前に網羅しておく
- 「単一選択型」の質問をメインに設定して回答の負担を減らす
- クーポンや次回の優待券など回答者へのお礼を用意して回答のモチベーションを高める
- 顧客の個人情報を記載しなくて済む形式で実施する
上記を含めて、回答者の負担を減らす回答項目の作り方は、弊社が提供する以下の資料で解説しています。
![]()
目的を踏まえたフォーム作成ツールを選定し施策設計や商品改善などに役立てよう!
フォーム作成ツールとは、問い合わせ受付や顧客満足度調査などで使う回答フォームを手軽に作成できるツールのことです。コーディングの知識不要で作成可能であり、集めたデータを分析できるツールもあります。
ツールには、ベースとなるアンケート項目作成機能だけでなく、デザインや項目を編集できる「カスタマイズ機能」やフォームからの離脱を防げる「EFO機能」など、さまざまな機能が搭載されています。そのため自社の作成目的を踏まえ、最適な機能を持つツールを選ぶことが大切です。
実際にフォームを作成する際は、スマートフォン入力を意識しながら、回答者に負担をかけないような項目を設計しましょう。本記事で紹介したフォーム作成ツールなら、手軽な操作で自社のニーズにマッチするフォームを作成できるため、ぜひ参考にしてください。
CRMシステム「Synergy!」の特長が機能別でわかる資料です!
関連情報
※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。



