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HubSpot INBOUND 2013に参加して感じた、運営面での6個の気づき

35ヶ国から5,300人が参加した「HubSpot INBOUND 2013」。3回目の今回は、2012年の参加者数2,857人のおよそ2倍の規模になりました。また、セールスフォース・ドットコムの「Dreamforce」は、3回目の開催時は参加者数が3,400人だったそうですが、今回のINBOUNDは5,300人と、Dreamforceよりも参加者数の伸びが早いという発表がありました。

このイベントに参加して、運営面で気づいたことを6個のポイントにまとめました。

1. Early Bird Pricing (早期割引料金)

Dreamforceもそうですが、INBOUNDでも早期割引料金が適用されました。例えば、約半年前の2月28日までに申し込むと$799、3月1日以降だと$999、そして開催日に近くなるにつれて最高価格$1,499に近づくような料金設定でした。参加登録を追い込みで集めるためか開催間際になって特別割引があったものの、早く申し込むとその分特典があるという考え方にもとづいて料金設定がなされていました。日本では有償のイベントをあまり見かけませんが、アメリカではこのようなEarly Bird PricingはIT・マーケティング系イベントで一般的に行われているようです(DreamforceやStrataなどでもそうです)。

ちなみに、2月28日までに申し込むと、HubSpotオリジナルTシャツをもらえるという特典がありました(当日、着ている人は見かけませんでしたが…)。また、HubSpotのオリジナルグッズは「HubShop」というオンラインストアで買えるようです。

20130826_1_Tshirt-resized-600

2. Eventbriteとcvent

どちらもイベント運営支援サービスです。日本でも類似サービスとして「イベントレジスト」があります。僕が参加登録した2月時点ではEventbriteが利用されていましたが、どこかの時点からcventに切り替わったようです。ご参考までに、以下の画像はcventの認証画面です。

システムを自前で開発するよりも、こうしたクラウドサービスを利用するほうがコストが低いし納期が早いという理由でEventbriteやcventを採用したのだと思いますが、HubSpot社は他にもいろいろなクラウドサービスを利用しています。これらについては別途ご紹介しようと思います。

20130826_2_cventInput-resized-600

3. 事前アンケート:What marketing software(s) do you use?

INBOUND 2013のマイページ(cventのコンシューマ向け管理画面)に、参加者向けのアンケートがありました。その中に「What marketing software(s) do you use?」という質問と、その回答選択肢が掲載されていました。合計26個の選択肢があったのですが、参考情報としてご紹介します。アクセス解析ツールやCMSも含まれていますが、世界には本当に多くのマーケティングシステムがありますね(残念ながら国産システムは掲載されていませんでした…)。

4. 専用アプリ(iPhone/Android)

参加者向けにモバイルアプリがリリースされました。主催者HubSpotからの連絡、Wifiの接続方法、アジェンダ一覧などを閲覧できます。また、公開OKに設定している参加者のプロフィールの検索と閲覧、その参加者へのメッセージ送受信、参加予定のセッションのスケジュール登録なども可能です。

QuickMobile

QuickMobile

 

このアプリ、とても便利でした。セッションの時間変更や再実施(アンコール)に関する情報を随時確認でき、また、100以上あるセッションの中から参加しようと思っているセッションを選択してスケジュール登録できるため、期間中に重宝しました。

ちなみにこのアプリ、「QuickMobile」というサービスがベースになっています。モバイル向けイベント管理アプリということで、日本ではあまり見かけないサービスですね。

5. アンケート:紙とモバイルアプリ

セッションに対するアンケートがありました。紙または専用アプリで回答する形です。紙のアンケートでは、以下4つの設問がありました。

20130826_4_survey-resized-600

Please rank this session on a scale of 1 (Poor) to 5 (Excellent).
・Overall session:
・Content of the Presentation:
・Quality of the Presenter:
On a scale of 1 to 10, would you recommend this session to a colleague?

最後の設問は、いわゆる「Net Promoter Score」ですね。

6. 動画:コンセプト動画とエンターテイメント動画

2つのコンセプト動画が上映されました。両方とも、「human」が強調されています。

INBOUND 2013 Opening Video

(2分23秒)…You know that on both sides of every interaction, every conversation, and every purchase are two people who just wanna be treated as human. Together, we can stop acting like strangers, and start connecting as people. Together, we can build a new more human world…(2分45秒)

INBOUND 2013 Inspiration Video – “Human”

(1分54秒)…We become more human.

また、3日間にわたってキーノートが行われたのですが、そのMCをHubSpot社のDan Sallyという人が務めていました。このDanさんが、前座トークの中で以下3本のエンターテイメント動画を紹介していました。アウトバウンドマーケターからインバウンドマーケターにDanさんが成長する過程を、おもしろおかしく表現しています。

  1. INBOUND 2013 – The Marketerette
  2. INBOUND 2013 – Outbound Tactics with Dan Sally
  3. INBOUND 2013 – Outbound Anonymous with Dan Sally

ちなみにDanさん、HubSpotのメールニュースの受信/解除を設定する画面で、解除を阻止するための動画にも登場しています。「別れるのを考え直してくれないか」というようなトーンで語っています。前座トークもそうでしたが、すばらしい演技力でした。

HubSpot Email Unsubscribe Video – Dan Sally

以上、HubSpot INBOUND 2013に参加して感じた、運営面での6個の気づきでした。セッションの内容などについては、別記事でご紹介していきます。

※2014年6月22日追記:「INBOUND 2013」のスピーチ資料を「12 INBOUND SlideShares Every HubSpot Customer Should Bookmark」で見られるようになっています。中でも僕は、Rebecca Corlissさんの「How to Run Successful Customer Marketing to Earn Life-long Customers」が印象的でした。

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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