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【インタビュー手法】取材・インタビューの7つのコツ

誰かが話している内容に感化されたり、それを参考に何らかの意思決定をしたりすることは公私問わず多かれ少なかれあるかと思います。

普段生活しているとさまざまな場所で目にするインタビュー。ただ、いざインタビューする側になった場合、何から取り組めばいいのかわからないかもしれません。今回は、インタビューを行う際の7つのコツを順を追って紹介していきたいと思います。

1. 下調べは徹底的に!

誰に対してインタビューするかが決まったら、事前に相手の情報を可能な限り調べます。著書があれば読み、過去に別のインタビュー経験がある方に関してはその記事に目を通しておきます。個人メディアまたはSNSのアカウントをお持ちの場合は、直近の発言に目を通しておくと、どんな内容に興味があって、どんな活動をしていて、そもそもその行動の動機は何なのかなども掴めてくると思います。

また、インタビューの際に話しやすい空気を作るためにも、自分との共通点は無いかを探っておくこともお勧めです。相手が精通されている分野への知識を自身が全く持っていないときは、できるだけ相手に近いレベルで話をするためにもその分野の入門書などを読んでおくとよいでしょう。

2. 質問と流れを考える

次に、インタビューの目的、インタビューの流れ・構成、質問などを考えます。

下調べをおこなう中で疑問に感じたこと、もう少し詳しく聞きたいと思ったことを随時メモしていき、質問票にまとめていけばいいのですが、ただ質問したいことを羅列するのではまとまりのないインタビューになってしまう恐れがあるため、どういった目的でインタビューをするのかは常に念頭に置いておく必要があります。それにより、相手の仕事に関する話を聞くのか、趣味に関する話を聞くのか、家族に関する話を聞くのかなどウエイトが変わってきます。

誰かに依頼されてインタビューをする場合は、依頼主の方と必ず目的を擦りあわせておく必要があります。また可能であれば、事前にインタビューの目的・インタビューをその相手にお願いする理由・質問票などはメールなどで先方に送っておくとよいでしょう。

3. インタビューをおこなうにあたり

インタビューの場を設けて話を聞く際、何より大切なことは信頼関係の構築です。誰でも初対面の信用ならない相手には心を開いて多くをしゃべろうとは思いません。事前にお会いしてある程度信頼関係を作っておくことが理想ですが、毎回そのようにもいきませんよね。

インタビュー当日が初対面の場合、ささやかかもしれませんが信頼関係構築のためにできることがあります。それは、以下に挙げるようなレスポンスや連絡の際の姿勢です。

  •     レスはなるべく早くおこなう
  •     メールを相手側で終わらせない
  •     事前にインタビューを掲載するメディアを紹介しておく
  •     相手の要望を踏まえ時間帯や場所を設定する

また、上記3つ目に関連しますが、インタビューを掲載する媒体の更新やメンテナンスはできる限りしっかりおこなっておきましょう。たとえばその媒体が、まったく更新されていない、いかにもアクセス数の低そうなメディアであれば相手の士気も下がってしまいかねません。

インタビューは相手の時間を頂く行為です。関係性が既にできている方に対してのインタビューなら大きすぎる気遣いは不要かもしれませんが、初対面の場合は、顔の見えない段階から丁寧に接すること・信頼される土壌を築いておくことを忘れずにしておきたいところです。

4. インタビュー当日

インタビューをおこなう場所は、雑音が入らない静かなところを選ぶのがベストです。その理由は2つあります。ひとつは、ICレコーダーにノイズがたくさん入ってしまい、後日再生した際に聞き取りづらく文字起こしの効率が下がるためです。もうひとつは、インタビューの際に周囲が騒がしく頻繁に聞き返すことは、相手の話す意欲を削いでしまう恐れがあるからです。

カフェ等でおこなう場合は待ち合わせ30分前くらいにはその近辺にいき、インタビューの場にふさわしい場所はあるか、席が空いているかを確認しておくのがベストです。

当日の遅刻は、言うまでもなくNGです。ここも、当日までに積み重ねてきた小さな信頼形成のための一歩のうちです。相手よりは先に待ち合わせ場所に着いておきたいところです。

また、当日はICレコーダー等の録音ツールを忘れないようにしましょう。故障や電池切れになるハプニングも起こりうるので、できれば2台で録音する(片方ICレコーダーで片方iPhoneでも可)のがベストですが、せめて替えの電池は持っていきましょう。

なお、事前に提示しておいた所要時間は必ず守るようにしましょう。

5.  聞き方について

聞き方に関してはたくさん専門の本が出ているのでそちらを参考にしていただければと思うのですが、いくつかポイントを挙げておきたいと思います。

インタビューの承諾を得ているとはいえ、誰もが思い通りにたくさん話してくれる人であるとは限りません。相手があまり積極的に話してくれない方の場合には、こちらから自己開示をおこなって歩み寄るといいと思います。

自己開示の方法としては以下のようなものがあります。

「私はこう思うのですが、〇〇さんはどうですか?」
「私も実は過去にこんな経験がありまして・・・」

このように自己開示を先におこなえば、返報性の原理があるように「相手がここまで話してくれたのだから自分も話そう」と思っていただきやすくなります。

もう一つ覚えておきたい点が、相手が話したいことにもフォーカスを当てるということです。インタビューは目的があっておこなうものであるため、どうしてもこちらが聞きたい話題ばかりになってしまったり、事前に作成した質問票に沿ってインタビューを進めることにとらわれがちになります。もちろん主導権を握ることは大切ですが、相手の熱量が高い話題から思わぬこぼれ話が聞けたり、相手のこだわりや意外な一面が見えてくる場合もあります。

たとえば相手が前のめりの姿勢になって話しているときは、興奮している(=話したい話題である)ので少し話を掘り下げてみる、など状況に応じての臨機応変な対応がときにより良い記事の完成につながることもあります。

6. 文字起こしについて

インタビューの後、文字起こしをおこないます。事前にある程度シナリオを作成していれば、それに添っておこなうことで掛ける時間が短縮できます。

その他にも、相手が多用している言葉はこだわりが強い言葉かもしれないので残す、内容がかぶっている部分は省く、伝わりやすいように語尾などを整えていくなどの微調整をしていきます。

7. 掲載後のこと

ソーシャルメディア(facebookやTwitterなど)やメルマガでインタビュー掲載の告知をおこない、できるだけ多くの方に見てもらえるよう拡散します。また、インタビュー記事に寄せられた反響は後日相手に共有し、再度重ねて感謝の気持ちを伝えましょう。

 

インタビュアーの仕事は、「相手に好奇心を持ち、相手を信頼して、相手の発言や空気感をそのまま切り取って伝えること」だと思います。その前提として、相手の魅力がより引き出せるような聞き方や事前の信頼関係の構築をおこなうことも仕事の内ではないでしょうか。

今回は個人を対象にしたインタビューを想定したポイントを紹介しました。次回は、企業が顧客インタビューをコンテンツ化する際のポイントをまとめてみたいと思います。

続編はこちら

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