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CRMデータを活用した広告施策「アドレサブル広告」とは?

ここ数年で、競合参入の増加に伴いWeb広告の費用対効果は悪化し、抜本的な改善は見出しにくくなってきました。その背景として

  • 競争が激化しており、広告の掲載単価が高騰している
  • ユーザー1人あたりが受け取る広告情報量が増加している

といった状況が存在します。

その中で、広告出稿をする企業には、より自社顧客に近い方にターゲティングすることが求められています。

「アドレサブル」な広告とは

純広告、ネットワーク広告、DSP、アドエクスチェンジ・・・。更に昨今ではDMPの登場により、広告にWeb以外のデータ(顧客データ)を紐付けることが当たり前の世の中になりました。つまり、よりユーザーを特定してメッセージを届けることができる状態です。

この「よりユーザーを特定して広告を配信する」ことの概念を、私たちは『アドレサブル広告』と提唱しています。

「アドレサブル」とは、よりターゲットを特定してターゲティングを行うこと(個を特定しアプローチする能力)のことを指しています。そこから、アドレサブル広告とはアドレスできる広告のことを意味し、TVCMの手法でも同様の表現を見かけることも多いです。

視聴ユーザーを特定しにくく費用対効果が不明確なTVCMの特性上、アドレサブルというフレーズがはまりやすかった背景がありますが、アドレサブルという概念はWeb広告においてもマッチしており、今後のWeb広告の進化を促進すると私たちは考えています。

2つの広告施策

アドレサブル広告の最大の強みは、自社データを基盤とした集客が可能になるということです。2つの広告施策をご紹介します。

1. CRM施策(既存顧客のフォロー)

CRMというとメールやSNSを活用したコミュニケーションが一般的ですが、例えば広告をCRM配信チャネルとして活用することで、メールと広告の相乗効果やリーチの補完が期待できます。

施策例

  • 広告の出し分け
    広告文や掲載順位を、潜在顧客向け・既存顧客向けで変化させる。
  • 行動データを活用した離反防止
    既存顧客データと外部の行動データを連携し、特定の行動(離反など)に対し、広告にてアプローチを行う。

2. 新規獲得施策(優良顧客の拡張)

既存購入者や優良顧客のリストを活用することで、広告配信の精度向上を促進します。また、広告のROIの改善も期待できます。

Yahoo!やGoogle、Facebookなどの媒体では、拡張機能(ルックアライク)という機能が存在します。こちらの機能を活用することで、自社顧客リストの媒体情報を元にした類似配信が可能となります。

拡張配信のメリットとしては、媒体情報を元に類似ユーザーを見つけてくれるため、

  • 広告配信の成果につながりやすい
  • 分析などの手間がかからない

といったものがあります。

スポーツ関連メーカーでの拡張配信の成功事例

トップアスリートや各界の著名⼈も愛⽤する、体のコンディションを整える機能性商品を製造・販売する企業で、スポーツや健康維持を⽬的に、アスリートに限らず幅広い⽅に製品が使⽤されています。

こちらの企業ではスポーツ選手とのコラボ商品を展開されていました。新しいコラボ商品の発売にあたってのプロモーションで拡張配信の実施を行い、2つの施策を同時に行うことで効果検証を行いました。

  1. 興味関心カテゴリでのターゲティング
    特定アスリートに関心を持っているユーザーに(ファン)絞り込んでの広告配信
  2. 興味関心カテゴリ×既存顧客の類似拡張
    特定アスリートに関心を持っており、なおかつ既存の顧客に類似しているユーザーに広告配

結果、既存の広告施策と比較して、商品購入者の類似拡張でのCPA・CVRともに6倍以上効果が向上しました。商品ジャンルに興味があり、なおかつ自社顧客データの類似ユーザーにアプローチをすることができたのが要因と考えられます。

顧客データを活用した広告のターゲティングについては、まだまだ確立されているものではありませんが、実施事例が出てきています。シナジーマーケティングでは、顧客データを活用した広告について積極的に事例構築を行なっておりますので、ご関心のある広告主・代理店様はぜひお問い合わせください!

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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