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デジタルマーケティングとは?基本から具体的な手法までご紹介

現在では当たり前に耳にするようになった「デジタルマーケティング」。

デジタルマーケティングとは、インターネットはもちろん、デジタルサイネージなどの電子媒体やスマートフォン・タブレットなどのデジタルデバイスを介してマーケティング活動を行うことを指しています。
スマートフォンの普及により、人々がインターネットを介して情報に触れる機会や時間が大幅に増えました。1日にスマートフォンを利用する時間は1人あたり約3時間が平均と言われています(2018年MMD研究所調査結果より)。そのような時代背景からもデジタルマーケティングは注目を浴び、重要なマーケティング手法として取り入れる企業が年々増加しています。

そこで今回は、デジタルマーケティングとは何かに加え、混同しがちなWebマーケティングとの違いや具体的な手法を紹介します。

デジタルマーケティングとは?

デジタルマーケティングとは、メールやSNS、Web広告など、あらゆるデジタル環境の中で戦略的に狙ったターゲット層に向けた情報を発信しながら顧客を獲得していくマーケティング活動のことです。 マーケティングとは「消費者に商品・サービスを購入してもらうために、企業が行う取り組みや働きかけ」のことで、そのもともとあった活動に「デジタル」をかけ合わせた言葉となっています。

かけ合わされる2つのデジタルで分析・ターゲティング精度が向上

・1つ目のデジタル ~データ分析結果とのかけ合わせ~

これまでも、マーケティングにおいてデータの活用はされていましたが、それはアンケート調査などの結果をもとに全体の傾向を把握し、全体に向けたマーケティングに活かすといった使われ方がほとんどでした。

近年のデジタル技術の発展で、購買データやWebサイトのアクセス情報、位置情報のような行動データなど個人に紐づくデータの取得が可能になりました。今や、データ分析は全体傾向の把握だけでなく、消費者一人ひとりの消費行動の可視化を実現しています。

・2つ目のデジタル ~デジタルメディア/デバイスとのかけ合わせ~

企業と消費者のタッチポイントとなる、あらゆるメディアやデバイスを活用したマーケティングを行えるようになりました。

例えば、後に説明するWebマーケティングはWebサイトをチャネルと限定しているのですが、デジタルマーケティングにおいてはFacebook・InstagramなどのSNSやECもアプローチできるメディアとして加えられています。それらを利用するデバイスもPCだけではなく、スマートフォンやタブレットも対象とされます。

これら2つの「デジタル」とかけ合わされたデジタルマーケティングでは、従来は難しかった以下のようなマーケティング活動も可能になります。
・店舗での購入履歴から推奨される併売商品をEC経由で買ってもらうアプローチを行う
・位置情報をもとに店舗の近くに来たらスマートフォンアプリ経由でクーポンを配信する

情報が氾濫し、消費者が自ら情報を吟味できるようになったことで、購買に至るまでのプロセスは複雑・長期化しています。一人ひとりに合ったOne to Oneマーケティングが求められる今の時代だからこそ、デジタルマーケティングが重要なマーケティング手法として注目されているのも頷けます。

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

デジタルマーケティングとWebマーケティングで、一番違いがあるのはそのツールとなるデジタルチャネルの種類と得られる情報量の多さです。

WebマーケティングはWeb上での行動データをもとにWebサイトというチャネルのみでマーケティング活動を行います。具体的にはSEO・リスティング広告・アクセス解析・Webサイトの改善などが含まれています。
デジタルマーケティングでも当然これらの手法を使っていきますが、もっと多角的にチャネルを利用していくので、得られる情報量はWebマーケティングのそれを凌駕しています。

デジタルマーケティングでは、Webサイトに訪れたユーザーの行動に加え、スマートフォン、タブレットのブラウザや公式アプリの行動履歴、IoT経由で蓄積されたデータ、さらにはリアルイベントの反響や、実際にショップまで来店した方のデータ、販売・購入履歴といったオフラインでの活動データも活用対象になります。
つまり、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部だと言えます。

デジタルマーケティングのメリット

デジタルマーケティングのメリットには次の2点があげられます。

①実施した策の実績を知るまでのスピードが速い
例えば、新聞広告を想像してみてください。広告を見てどれだけの人が購買につながったのか実際の数値として結果を知り得ることはありません。
しかしデジタルマーケティングでは、実績を明らかにすることができるだけでなく、内容によってはリアルタイムに結果を把握することができるものもあります。このデータをもとに、今後どのような対策を行っていくかを組み立てられるので、より早くPDCAサイクルを回すことができます。

②あらゆるチャネルを連動させたアプローチができる
One to Oneマーケティングを行おうとしても、使える手段が少なければ一人ひとりに合ったアプローチに限界があります。
皆さんは知らない情報を得ようとするとき、どんなデジタルチャネルを選びますか?
GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使っている、あるいはスマートフォンのニュースアプリを新聞代わりに利用している、最新情報はInstagramから得ているという人もいるでしょう。スマートフォンが幅広い年代に普及したことより、情報にアクセスする方法もタイミングもその頻度も、個々で大きく違ってきます。
そこで、あらゆるデジタルメディア・デジタルデバイスを組み合わせることで、一人ひとりの消費者心理・行動パターンにダイレクトに響くアプローチが可能となり、反応を得られた瞬間からコミュニケーションが始まっていくというわけです。

デジタルマーケティングの手法

それでは、デジタルマーケティングの具体的な手法を見ていきましょう。

ターゲットとする消費者はいつ、どのような情報を得たいか?をデータ分析結果から仮説立て、以下のような手法を組み合わせて施策を実施していきます。分析できる情報とアプローチするチャネルは多ければ多いほど効果につながりやすくなるので、単体の手法だけにこだわらず様々な手法を取り入れていくことが重要です。

Webサイト運用

大きく「集客」目的と「コンバージョン獲得」目的に分けられます。

・集客目的
SEOやインターネット広告で、より多くの消費者の目に触れる機会を増やし、入り口まで導く=集客を目的とします。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、主にGoogleの検索エンジンを使用して何らかのキーワードで検索された際に上位に表示されるよう、ユーザーにメリットのある充実した内容のコンテンツを作成し続けていくことで効果が期待できます。
インターネット広告には、リスティング広告(検索連動型広告といい、キーワードに反応する広告を出せる)や、動画広告(YouTubeなどに動画コンテンツを投稿しておきユーザーの意志を問わず目に触れる状態を作り出せる)などがあり、ターゲットによって使い分けが可能です。

・コンバージョン獲得目的
コンバージョンの獲得を目的に、アクセス解析・サイト改善を行います。
どういうユーザーがどこからサイトに訪れているか、またそこからコンバージョン(商品の購入、資料の請求、会員登録など)に至っていない理由は何かなどを分析し、その課題を解決するためにサイト上のページの内容や導線を改善していきます。

コンテンツマーケティング

企業と消費者が継続的に有効な関係を築くための戦略として、Webを介して顧客のためになる情報(コンテンツ)を提供し続けながら、最終的に自社の思い描くビジネスゴールへ誘導するマーケティング手法です。

入り口の先にはBtoCの場合は体験やサンプルの申し込みなど、BtoBの場合は詳細な情報が書かれたeBookを展開し、顧客情報を獲得するきっかけをつくります。

例えば「最新の家電情報」について興味があって検索をした人が、それについて書かれた記事にたどり着き、そこで初めてその商品について知り興味を持つ。そこからWebで商品情報を検索したり、家電量販店に足を運んだりというような、次の行動に移す流れを作り出したい時に有効です。

このように最初からユーザー側に興味があって検索しているという心理状態に加え、その商品が持つ効果や魅力が訴求されたコンテンツを自然と目に触れるようにしておくことで、潜在顧客が商品を「見つけ」やすくなります。また、商品の魅力を自然と理解した上で実際の商品情報と接触させられるため、購買促進につながりやすいというメリットもあります。

ソーシャルメディアマーケティング

Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通して情報を発信する手法です。

若者だけなく幅広い年齢層の間でSNSの利用者が増え、生活の一部となっていることからソーシャルマーケティングを取り入れる企業が実際に増えています。情報発信のメディアとしての使い方に加え、SNSはユーザーが良いと思った情報を不特定多数の他者へ拡散できる点が他の手法との大きな違いです。企業として情報を発信することで、能動的に【ファン】を作っていくという目的もあります。

メールマーケティング

既に企業や商品と接点を持っている見込み顧客に対して、最後の”購買”という段階を促すためのコミュニケーション手段として活用しやすい手法です。

広告的な役割で新商品やお得情報を発信するメールマガジンや、一人ひとりの行動に合わせて店舗やECサイトへの誘導を促すことを目的とするステップメールなど、目的に応じて最適な手法を選択します。最近はメールよりもLINEを日常的に利用するユーザーが増えていることから、メールの代わりにLINEのトーク機能を利用する企業も増えています。

アプリマーケティング

スマートフォンのアプリを通して、企業側が消費者のライフサイクルや位置情報に合わせて、リアルタイムなコミュニケーションをはかる手法です。これは、認知や見込み客の育成・販売の促進・アフターフォローなど、幅広いシーンで活用されています。

大手コンビニエンスストアの店舗付近に足を運ばれた際に、スマートフォンアプリを通じてクーポンが表示された経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。アプリから通知を送る「プッシュ通知」を使い、よりリアルタイムに直接的な情報を届けることができるのもアプリならではの活用法です。GPSによる位置情報を許可しているユーザーに対しては、店舗の近くに来た際に来店促進のための情報をプッシュすることも可能です。
ただし、この手法を取り入れている企業が増えたため、プッシュ通知の開封率が下がる傾向にあります。多数のプッシュ通知によるメッセージの中から選ばれるために、消費者とのエンゲージメントを十分に高めておくことも、アプリマーケティング成功の秘訣となるでしょう。

まとめ

デジタルマーケティングの基本と具体的な手法についてご紹介してきました。

デジタル技術の発展、消費者が触れる情報の多様化により、消費者が購買に至るまでのプロセスが長期化し、One to Oneマーケティングが求められる時代になりました。特にスマートフォンの普及は、購買までのフェーズを長期化させた側面ももちろんありますが、企業と消費者が関わる場となり距離を近づけ、デジタルマーケティングの必要性を加速させた存在とも言えます。

続編としてデジタルマーケティングの実際の進め方や事例をご紹介していく予定です。ぜひご期待ください。

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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