ニューヨークにてニューロマーケティングの研究成果を発表
~脳科学のマーケティングへの応用を踏まえたR&D戦略を加速~

2014年3月5日(水)から7日(金)に、ニューヨークで開催されたニューロマーケティングの世界大会“Neuromarketing World Forum”において、弊社研究開発グループのMathieu Bertin(ベルタン マチュー)がスピーカーとして登壇し研究成果を発表しました。

同フォーラムは、ニューロマーケティングを牽引する研究者とビジネスパーソンの双方が講演を行うことで、サイエンスとビジネス双方の観点からニューロマーケティングの世界的な推進を目的として開催されています。今年は世界各国から学術界とビジネス界を代表する36名がスピーカーとして選定され、会場であるタイムズスクエアのミレニアム ブロードウェー ホテルにて発表を行いました。

弊社は同フォーラムにおいて、「脳波データとアンケートデータをベイズ統計によって統合し、TVCMの消費者評価を深める手法(客観的なデータと被験者の主観を統合した統計モデリング)」を発表し、集まった200名以上の有識者から「脳波とアンケートを組み合わせたハイブリッドな分析手法はこれまで見たことがないので非常に興味深い」と高い評価をいただきました。

今回の発表を終えて、Mathieu Bertinは次のように感想を述べています。

「日本を含めたアジア各国は、欧米と比較しニューロマーケティングの取り組みが遅れていることを痛感しました。また同時に、欧米の先進的な手法をそのまま日本で活用するだけでは、有効な成果を得られないということも実感しました。引き続きニューロマーケティングのビジネスでの活用を前提に独自の研究を重ね、革新的なサービスをごく一般的な手法としてグローバルに普及させたいと考えています」

シナジーマーケティングでは、脳科学の側面から消費者心理や行動の仕組みを解明し、マーケティングに応用していくために、先進的なニューロマーケティングの研究を積極的に進めてまいります。

Mathieu Bertinの講演の模様

Mathieu Bertinの講演の模様

Mathieu Bertinの講演の模様

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