Salesforce上の複雑なシナリオも「フロートリガー」で直感的に。
最適なマッチングを加速させるコミュニケーション設計
- 利用サービス
- Synergy!LEAD
- 機能/支援内容
- メール配信

写真右から
岡崎 涼
シナジーマーケティング株式会社 クラウド事業部 第1アカウントソリューションG
岩澤 敦 氏
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 最高技術責任者
川 瑞季
シナジーマーケティング株式会社 クラウド事業部 第3アカウントソリューションG
※部署名・役職は取材当時(2026年4月)のものです
- 導入前の課題
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システム統合に伴いSalesforceへの業務集約を進める中で、「カスタムオブジェクト」を起点としたメール配信が壁になりました。Account Engagement等では設定が複雑かつ別課金になりやすく、やりたい「シナリオ配信(トリガーメール)」を柔軟に組めないという課題がありました。
- 選んだ理由
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Salesforce内でデータ管理が完結する安全性に加え、「フロートリガー」機能の存在が最大の決め手となりました。複雑な条件分岐を伴うシナリオ配信も、Salesforceのフローと連動して直感的かつ簡単に構築できる点が評価されました。
- 得られた効果
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高度なプログラミングや複雑な構築作業を必要とせず、求職者と企業をマッチングさせるための自動配信シナリオをスムーズに実装。使い勝手の良さから「BtoB向けの配信も『Synergy!LEAD』へ統合したい」という声が挙がるほど、迅速な運用基盤が整いました。
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社では、「あらゆる国や人々に飛躍の機会を」をビジョンに、外国籍の方の中で日本での就職を希望されている方に向けて就職・転職の支援サービスを行っています。現在は世界186ヵ国、累計53万人強の日本就職希望の方々のデータベースを保有しながら、登録者に対して日本企業の求人案内、スカウト等を行っており、
「Synergy!LEAD」は、その事業の基盤であり、成長に必要なシステムを構築しているチームにてご導入いただきました。今回はタイトな構築スケジュールがあるにもかかわらず、既存ツールではなく「Synergy!LEAD」をご導入いただいた背景について、最高技術責任者である岩澤様にお話をお伺いしました。
目次
Account Engagement(旧Pardot)の課題:カスタムオブジェクトへの配信と、複雑なシナリオ構築の壁
岡崎 さっそくですが、「Synergy!LEAD」導入前に貴社が抱えていたご課題について、改めてお聞かせいただけますでしょうか。
岩澤氏 弊社は外国籍人材の日本就職・転職支援を行っており、求職者(BtoC)と採用企業(BtoB)の両軸でシステムを運用しています。今回、既存のメール配信システムの解約が決まったということもあり、専門領域のSaaSからすべてSalesforceに寄せることになりました。それに伴い、新たなメール配信システムを探す必要があったのです。
岡崎 貴社ではすでに「Salesforce」をご導入されていたかと思いますが、Salesforceの標準機能でメール配信を行う想定はおありだったのでしょうか?
岩澤氏 はい、営業が使うシステムとして「Salesforce」は導入しておりました。Salesforce標準のメール機能や、当時BtoBビジネス側で利用していたAccount Engagement(旧Pardot)を利用する案もありましたが、カスタムオブジェクトへの配信が別課金で設定も複雑だったり、自動送信のシナリオ構築が直感的でなかったりと、私たちのやりたい運用には「使い勝手」の面で大きな壁がありました。そこで、Salesforceのデータを最大限いかしつつ、現場でも簡単に使いこなせるシステムを改めて探すことにしたのです。
岡崎 確かに、Account Engagementは標準オブジェクトでの利用を想定しているため、カスタムオブジェクトを活用した運用には不向きな面がありますね。
岩澤氏 おっしゃる通りです。既存ツールの解約期日が既に迫っていたこともあり、時間をかけてAccount Engagementをカスタマイズしたり複雑な設定を行うまでの余裕がありませんでした。急ぎで新しいシステムの検討から構築までを進める必要があり、急遽プラグインするメールシステムを探しはじめたという流れです。

決め手は「Salesforce完結」と、シナリオ構築を容易にする「フロートリガー」
岡崎 外部ツールの解約期限が迫るという非常にタイトな構築スケジュールでしたが、その状況下で「Synergy!LEAD」を選定された決め手はどこにあったのでしょうか?
岩澤氏 決定打は、「データベースをSalesforceの中だけで管理できる」という点です。個人情報を外部のシステムに分散させるリスクをとりたくなかったため、Salesforce内で完結する「Synergy!LEAD」は魅力的でした。また、メールアドレス数での課金形態であることや、純国産ツールならではのユーザーフレンドリーなUIも評価のポイントです。
岡崎 セキュリティと利便性の両立が鍵だったのですね。数ある機能の中でも、特に「フロートリガー」を高く評価いただいたと伺っています。
岩澤氏 はい、まさにその通りです。求職者のステータスが変わった時や、新しい求人が登録された時に、条件にマッチする人へ自動でメールを送るというシナリオを組みたかったのですが、「Synergy!LEAD」の「フロートリガー」を使えば、それを簡単に構築できるとわかりました。もしこの機能がなかったら、導入をすごく悩んでいたと思います。
岡崎 Account Engagement(旧Pardot)では設定の難易度が高かった複雑な条件分岐も、Salesforceのフローと連動する「Synergy!LEAD」であれば、標準機能の延長線上でスムーズに構築できますよね。
岩澤氏 ええ。Account Engagement(旧Pardot)はシナリオやフローが複雑になりがちで現場も使いにくさを感じていましたが、「Synergy!LEAD」ならやりたいコミュニケーション施策を直感的に形にできます。実は今、使い勝手の良さから「BtoB向けの配信もAccount Engagementから『Synergy!LEAD』へ寄せてしまおうか」という話が出ているくらいです。
岡崎 そこまで仰っていただけると、担当者としても非常に励みになります。本プロジェクトの最優先事項でもあった「短期間での環境構築」というミッションについては、滞りなく進めることができましたでしょうか?
岩澤氏 実を言うと、いわゆる「システム構築」と呼ぶような重い作業はほとんどありませんでした。
「Synergy!LEAD」はSalesforceのアプリケーションとして開発されているため、外部ツールのようなデータ連携の設計や環境構築が必要なかったんです。インストールして簡単な初期設定を行うだけで、すぐに使い始められる。このスピード感は、今回のタイトなスケジュールにおいて非常に助かりました。
岡崎 「構築」ではなく「設定」の延長で使い始められた、という感覚ですね。
▼「Synergy!LEAD」フロートリガーメール機能イメージ

「素早い実現」以上に価値のある、柔軟なシナリオ設計
岡崎 まずは一斉配信から運用をスタートされましたが、今後はどのようなオートメーション施策(自動化)の展開を展望されていますか?
岩澤氏 たとえば、候補者の選考プロセスが進んだ際の自動案内や、内定受諾時のクライアントへの自動通知ですね。さらに、不合格になってしまった方へのフォローアップと「次の応募のサジェスト(レコメンド)」なども想定しています。
岡崎 新着求人の登録と求職者の情報をリアルタイムに結びつける、ダイナミックな自動通知の仕組みですね。
岩澤氏 そうです。そしてその逆もしかりで、新規の求職者が登録された際に、条件にマッチする企業側(BtoB)へ「こんな人材が登録しましたよ」とアラートメールを送るシナリオも組みたいと考えています。人材採用において、求職者と企業の動きは本質的に同じですから、双方を自動でマッチングさせるトリガーとして活用できるんです。
岡崎 現在は本番運用に向けたシステム構築の最終段階かと存じますが、実際の操作感や設定の難易度について、率直な手応えをお聞かせください。
岩澤氏 「Synergy!LEAD」の機能がシンプルなので非常にスムーズに進んでいます。やりたいシナリオをシステム上で簡単に構築できるのは、運用をスケールさせる上で非常に大きなメリットだと感じています。
岡崎 ありがとうございます。本格的な運用開始に向けて、引き続きしっかりとご支援させていただきます。

現在は「畑を耕す」フェーズ。データに基づいた改善を今後の楽しみに
川 現在の運用についても伺いたいのですが、配信したメールの開封率やクリック率といった反応は、どのように振り返られていますか?
岩澤氏 現場の担当チームが数字を追っており、定期的にレポートも作成しています。ただ、正直なところ、その数字をもとに深い分析や施策のブラッシュアップまで踏み込めているかというと、まだこれからのフェーズですね。
川 皆様が非常にスピーディーに体制を構築されているのが伝わってきます。今はまず、基盤を固める時期なのでしょうか。
岩澤氏 おっしゃる通りです。今はまだ、新しい「畑を耕している」最中なんです。まずは滞りなく配信ができる環境を整え、必要な人に情報を届ける。その土台があってこそ、次の分析や改善がいきてくると思っています。
川 素晴らしいですね。たとえば、半年ほど運用を続けたタイミングで一度過去のデータを振り返り、「この配信は反応が良かったね」と分析する機会を設けるのも良いかもしれません。
岩澤氏 ぜひお願いしたいですね。自分たちだけだと、どうしても日々の運用に追われてしまいがちなので。シナジーマーケティングさんには、そうした「振り返り」のきっかけ作りや、データに基づいた次のアクションの提案も期待しています。
川 ぜひ、ご活用いただければと思います。コンテンツ制作を含め、より良い成果に向けて私たちも一緒に伴走させていただきます。

今後の展望:最適なマッチングを生み出すデータビジネスの基盤へ
岡崎 最後に、今後の展望などあればお伺いできますでしょうか?
岩澤氏 我々の目指すところは、単なる人材紹介ではなく、蓄積されたデータベースを活用して「最適なマッチング」を生み出すことです。今後は、日本の企業だけでなく、英語圏の企業とグローバル人材をつなぐ「Global to Global」のビジネスも展開していく予定です。
そのためには、求職者と企業の双方に対して、最適なタイミングで最適な情報を届ける緻密なコミュニケーションが不可欠です。「Synergy!LEAD」は、フロートリガーを活用して高度なシナリオを構築し、みんなが幸せになる世の中を作っていくための基盤として、大いに期待しています。
岡崎 ありがとうございます。貴社の事業成長を支えるパートナーとして、「Synergy!LEAD」を最大限にご活用いただけるよう、引き続きチーム一丸となってサポートさせていただきます。本日はありがとうございました。

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。