事例
ハッピーPR株式会社

展示会直後のフォロー遅延を解消。
OCRで読み取るだけで、会期中からのアプローチを実現!

利用サービス
Synergy!
機能/支援内容
名刺OCR
インタビュー参加者

写真右より

前岡 大輝 氏
ハッピーPR株式会社 代表取締役社長

山内 省吾
シナジーマーケティング株式会社 クラウド事業部 セールスディレクター

豊田 航輔
シナジーマーケティング株式会社 プロダクトデザイン部 プロダクトマーケティングマネジメントG

※部署名・役職は取材当時(2026年6月)のものです

導入前の課題

クライアントワークを含むすべての営業・事務業務をひとりで担っているため、展示会で獲得した名刺のデータ化・処理に大きな手間がかかっていました。従来は名刺管理サービスの機能でスキャンしていましたが、データ化に半日ほどを要し、さらにCSVをエクスポート・整形してインポートする手作業がボトルネックに。すぐにフォローすべき相手には対応できても、優先度がやや下がるリードへのフォローはどうしても後回しになり、機会損失につながっていました。

選んだ理由

名刺管理そのものではなく、「いかに早くアプローチして商談を作るか」を重視するなかで、名刺交換したその場で「Synergy!」にデータが入り、即対応できるスピードが決め手になりました。事前にステップメール・お礼メールを設定しておくことで、その後の配信まで自動で完結する運用が実現できる点も高く評価されました。

得られた効果

名刺を読み取ればそのまま配信できる状態になり、メール配信のためのデータ加工が不要に。人的リソースに限界がある中でも、リードへのアプローチを素早く行えるようになりました。従来は早くて翌日、週末や出張を挟むとさらに先延ばしになっていたお礼メールの配信が、展示会の会期中・直後から行えるように。送り漏れもなくなり、当初不安だったOCRの読み取り精度も、実際の運用ではほぼ修正が不要なレベルで、安心して活用できています。

ハッピーPR株式会社では、スタートアップや中小企業向けに広報PR支援を提供しています。新規顧客との重要な接点として年間約10件の展示会に出展されていますが、すべての営業・事務業務をひとりで担うなかで、展示会で獲得した名刺のフォローには大きな課題を抱えていました。今回は、「Synergy!」の名刺OCR機能(クイックデータ登録)を活用してその課題をどのように解決し、迅速なフォロー体制を構築されたのか、代表取締役社長の前岡様にお話を伺いました。

「すぐ連絡すべき人」は追えても、その他は後回し。ひとり営業を縛る”フォロー遅延”のジレンマ

豊田 はじめに、ハッピーPR様の事業内容と、普段の商談獲得の流れについて教えてください。

前岡氏 ハッピーPRは、スタートアップや中小企業の広報PRを支援している会社です。広報PRを長く手がけてきたメンバーがディレクターとしてクライアントを年間で支援するリテイナープランと、単なるプレスリリース執筆にとどまらず、メディアへの個別プロモート・取材獲得支援まで一気通貫でサポートする、スポット広報サービス「Press Bridge(プレスブリッジ)」の2軸のサービスを展開しています。

豊田 商談獲得の流れにおいて、展示会はどのような位置づけになっていますか?

前岡氏 主にスポットサービスの新規顧客開拓を目的に、大小さまざまな展示会に出展しています。直近1年間では10件ほど出ていますね。そこで集めたリードに対してメール配信などでアプローチし、商談化、さらには年間支援への引き上げを狙っていくという流れです。

豊田 展示会で集めたリードへの営業活動は、どのような体制で行っているのですか?

前岡氏 現状は、すべて私ひとりでやっています。クライアントワークはディレクターに任せて、私は展示会の顧客対応やウェビナー対応、その後の顧客フォロー、商談から受注対応までを担当しています。売上を作るところまではほぼ私ひとりで動いているような状態です。

豊田 そうした中で、展示会後のフォローにはどのような課題を感じていらっしゃいましたか?

前岡氏 一番のボトルネックは、名刺データのインポートでした。ありがたいことに展示会では100名近いリードが集まることもあるのですが、それを処理するのが本当に大変で。以前は他の名刺管理サービスでひたすらスキャンして、データ化されたものをエクスポートして「Synergy!」にインポートしていました。しかしこの運用の中で、商談獲得に向けた顧客フォローにあたって、名刺のデータ化に半日ほどかかってしまうことがボトルネックとなっていました。

「この人には明らかにすぐ連絡すべきだ」という相手にはなんとか対応できても、それ以外の、少し優先度が下がる方へのフォローがどうしても後回しになってしまうんです。初動対応に時間がかかること自体が、機会損失につながっているという感覚はありました。

山内 データ化した後のインポート作業についても、手間がかかっていたのでしょうか?

前岡氏 そうですね。「Synergy!」にデータをインポートするにあたって、データの整形も必要でした。そのため、名刺管理サービスからデータをエクスポートしてCSVを毎回修正してインポートして……という流れを、毎回繰り返していたんです。その結果早くてフォロー開始は翌営業日になっていました。金曜に終わる展示会だと、土日を挟んで月曜になってしまう。しかも弊社は大阪の会社なので、東京の展示会に行った翌日が出張だったりすると、フォローはさらに先延ばしになっていました。

▼課題を感じられていた時の運用フロー図

課題を感じられていた時の運用フロー図

「半日後」が「その場で」に。期待を超えたスピードと読み取り精度が、会期中の即対応を生んだ

豊田 今回、「Synergy!」の名刺OCR機能を利用される前は、どのような期待感を持っていただいていましたか?

前岡氏 正直、どこまでできるかは分からなかったのですが、「これまでより早くデータ化できたらいいな」という期待でした。小さい展示会なら、名刺交換して空いた時間にスマホでスキャンして、展示会が終わるころにデータ化されていればいいな、くらいの感覚でしたね。

そもそも私のなかでは、名刺をきれいにデータベース化して保管すること自体が目的ではないんです。集めた名刺から、いかに早くアプローチして商談につなげるか。そこが本質なので、即フォローするためにも名刺情報の読み取りがスムーズであることが重要でした。

豊田 実際に使ってみて、いかがでしたか?

前岡氏 やってみたら、めちゃくちゃ早かったんです。100名ほど来場して30名ほどのリードが集まった小規模な展示会で使ったのですが、名刺をもらってすぐスキャンすると、その場で「Synergy!」に入る。しかも、その方が会期中にまたブースの前を通ったときに、「さきほど資料を送っておきました」と言えるんです。相手も「もう?」と良い驚き方をしてくれて。規模によってできる・できないはありますが、その場で対応できるくらい早い、というのは本当に大きかったです。

豊田 具体的には、どのような運用フローで活用されたのでしょうか?

前岡氏 今回は、展示会の前にお礼メールやステップメールをあらかじめプリセットしておきました。当日は名刺をスキャンするだけで、展示会用のフラグを付けておけば、終了後の指定したタイミングで自動的にメールが配信されていく。資料を求められた方には、その場で「Synergy!」上から個別に送る、という運用です。当日の私の作業は、ほぼ名刺の読み取りだけで済みました。

▼課題が改善された運用フロー図

課題が改善された運用フロー図

山内 OCR機能を使うにあたって、不安な点はなかったですか?

前岡氏 データのインポートを効率化するためにOCRを使おうと考えていたので、読み取り精度については少し不安がありました。クオリティが低ければ本末転倒ですからね。スマホで撮ったものと名刺を見比べて、特にメールアドレスは大丈夫かなと気にしていたのですが、正直なところ一度も直していないんです。確認にあたっても名刺を読み込んでから2秒ほど待てば見られる状態になるので、違和感なく使えました。

「半日後」が「その場で」に。期待を超えたスピードと読み取り精度について語られる前岡氏

CSV修正もインポートもなし!データの加工がほぼ不要なことが、フォロー漏れの対策に

豊田 実際に導入されてから、得られた効果はいかがでしたか?

前岡氏 一番大きいのは、フォローのためのデータ加工が要らなくなったことです。これまではエクスポートしてCSVを修正してインポートして……という工程があって、しかも配信のタイミングもインポートが終わらないと設定できなかった。それが、名刺を読み取った時点でもうフラグも付いていて、後はメールが自動で飛んでいく状態になりました。

おかげで、今回は30名ほどのリードに漏れなく、会期終了後すぐにフォローできました。以前なら後回しになっていたような相手にもきちんと初動対応ができるようになったので、フォロー漏れによる機会損失がなくなったのは大きいですね。

ひとりで全部を背負っている身としては、自動化によって自分のリソースの限界を補ってくれるように感じています。

データの加工がほぼ不要なことについて伺う山内

名刺の次は、アポ獲得まで自動で。ひとりを支える”セーフティネット”への期待

豊田 今後、「Synergy!」をどのように活用していきたいか、展望を教えてください。

前岡氏 まずは、展示会での名刺スキャン時に、名刺画像だけでなくヒアリングシートの画像も併せて登録するような運用を試してみたいです。獲得時の情報を後から振り返れるようにしておくと、フォローの精度も上がりそうだなと。また、今後リリース予定と伺っている「アポイント調整機能」にも期待しています。Googleカレンダーと連携できると伺ったので、それなら自分の業務でも使い道がありそうだなと。リリースされたら、ぜひ試してみたいですね。

豊田 ありがとうございます!
今後も、BtoB事業者様の商談獲得に貢献できるような機能のリリースをさまざま予定しています。
またご紹介をさせていただきますので、ぜひご期待ください!
改めて本日は貴重なお話を伺わせていただきありがとうございました!

「Synergy!」をどのように活用していきたいか、展望を伺う豊田

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。