イベントアンケートの作り方は?回答率を高めるコツや質問項目の例などを解説
<この記事でわかること>
- イベントアンケートを作る際は、以下の手順を参考にする
Step.1:アンケートの実施目的を定める
Step.2:アンケートの回答・回収方法を決める
Step.3:質問項目を作成する
Step.4:実際に使うアンケートフォーム・用紙を作成する - イベントアンケートの回答率を高めるには、「可能な限り設問数を抑える」「顧客がスムーズに理解できる質問文を作成する」「回答しやすい選択肢を用意する」などのコツを押さえることが大切
- イベントアンケートに入れる質問項目としては「イベントを知ったきっかけ」「参加した理由」「最も満足したコンテンツ」などが挙げられる
- イベントアンケートを作る際は、Googleフォームなどの無料ツールやアンケートフォーム作成ツール、CRMシステムを活用できる。とくにCRMシステムなら、集計結果を既存の顧客情報と統合することで、別の施策にも応用できる

イベントを実施した際、アンケートを行って来場者に「イベントの感想」「次回への要望」などを聞くことで、次回の開催に向けて改善の方向性を明確化できます。そのため、なるべく多くの回答を集めるためにも、「可能な限り設問数を抑える」「顧客がスムーズに理解できる質問文を作成する」「回答しやすい選択肢を用意する」などのコツを押さえて作ることが大切です。
実際にイベントアンケートを作成する際は、Googleフォームやアンケートフォーム作成ツールなどを活用するとよいでしょう。また、CRMシステムのように、集計結果を既存の顧客情報と紐付けて管理できるツールを活用すれば、よりアンケートの活用の幅を広げられるためオススメです。
本記事では、イベントアンケートの作り方や回答率を高めるポイント、オススメのツールなどを解説します。
なお、本記事では「イベント来場者へアンケートを行う」というシーンを想定してまとめています。「商品購入者へ後日お客様アンケートを行う」といった場合は若干作り方やポイントが異なるため、以下の記事を参考にしてください。
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<目次>
イベントアンケートの具体的な作り方
イベントアンケートを作る際は、以下の手順を参考にしましょう。
- Step.1:アンケートの実施目的を定める
- Step.2:アンケートの回答・回収方法を決める
- Step.3:質問項目を作成する
- Step.4:実際に使うアンケートフォーム・用紙を作成する
Step.1:アンケートの実施目的を定める
最初にアンケートの実施目的を定めましょう。以下のように目的を定めることで、必須で聞くべき質問や最適な設問数などを判断できます。
- イベントの反応をもとに積極的にアプローチできる見込み顧客リストを作成したい
- 次回の展示会の具体的な改善点を洗い出したい
- セミナーの参加者属性を把握し「自社に興味がある顧客層」の特徴を知りたい
たとえば「見込み顧客リストを作成したい」という場合、自社への興味度合いやサービスの利用意欲などを把握する設問を重点的に設けるとよいでしょう。あるいは「今後のイベント改善」が目的なら、イベントへの不満や要望などを深掘りできる自由記述欄を充実させるとよいかもしれません。
Step.2:アンケートの回答・回収方法を決める
アンケートの回答方法として、主に以下のような種類があります。
- オンラインアンケート
- 紙でのアンケート
それぞれ以下のような方法で回収します。
| オンラインアンケート |
|
|---|---|
| 紙でのアンケート |
|
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
基本的に「オンラインアンケート」の実施がオススメです。オンラインであれば、アンケート作成や配布、集計などをインターネット上で完結可能であり、ユーザーは場所や時間を問わず回答しやすいでしょう。また、紙を使わないためコストダウンも図れます。
ただし、自社ターゲットによっては紙でのアンケートも活用してください。たとえばご高齢者向けサービスの場合、オンラインでは回答が難しいケースがあるため、紙を積極的に活用するとよいでしょう。
Step.3:質問項目を作成する
実際に使う質問項目を作成しましょう。回答者の負担を抑えるためにも、可能な限り質問数は減らすことが大切です。手軽なアンケートであれば、ユーザーも回答するハードルが下がり、回答率アップが期待できるでしょう。ただし、上記で設定した目的につながる質問まで削らないよう注意してください。
具体的な質問項目作成のコツについては、「回答率を高めるために意識すべきイベントアンケートの作り方のコツ」で詳しく解説しています。
Step.4:実際に使うアンケートフォーム・用紙を作成する
質問項目を決めたら、実際に配布するフォーム・用紙を作成しましょう。いずれの場合も、以下の点を注意し作成してください。
- 枚数やページ数がわかるようナビゲーションを記載する
- 各設問に「必須or任意」を明示する
「ナビゲーション」とは、アンケートフォームの残りページ数や用紙の残り枚数を示すものです。たとえば以下のように記載します。
◯◯/3ページ
※このアンケートは全部で3ページあります。
ナビゲーションを記載しておくと、アンケートが終わる目安を把握できます。そのため、回答者が「項目数が多いのでいつ終わるかわからない」という不満を抱え、離脱することを防げるでしょう。
また、すべての質問に「必須or任意」のいずれかを記載してください。必須の質問がわかれば、時間がない回答者は必要な設問だけをチェックし、スムーズに回答を完了できます。「必須or任意」がわからないと、回答後に差し戻しが発生し回答者のストレスとなるため、注意しましょう。
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回答率を高めるために意識すべきイベントアンケートの作り方のコツ

イベントアンケートの回答率を高めるコツとしては、主に以下が挙げられます。
- 可能な限り設問数を抑える
- 顧客がスムーズに理解できる質問文を作成する
- 回答しやすい選択肢を用意する
- 「単一選択型」の質問をメインに設定する
- 回答者へのお礼(インセンティブ)を用意する
- 顧客の個人情報は記載させない
- (紙の場合)イベント開始前に配布する
- イベント中にアンケートの回答時間を設ける
可能な限り設問数を抑える
基本的に、設問数が多いほど回答者が手間に感じてしまい、アンケートの回答率を低下させる傾向にあります。そのため、自社の目的に必要な回答を集めることを担保しながらも、最低限の設問数に抑えましょう。
「目的を踏まえるとこの質問は聞かなくても支障が出ない」「聞きたい内容が重複している」「氏名や住所などは別で取得しているため改めて聞く必要はない」といった点を意識すると、本当に必要な質問だけを残せます。
顧客がスムーズに理解できる質問文を作成する
「専門用語が多くてわかりにくい」「聞きたいことが理解できない」といった質問文の場合、回答者がアンケートを手間に感じてしまい、結果的に回答率を下げる可能性があります。なるべく直感的に質問の意図を理解してもらえるよう、コンパクトかつわかりやすい言葉で質問を作りましょう。
具体的には、以下のようなポイントを意識することがオススメです。
- (伝えたい内容を削らない程度に)質問文を短くまとめる
- 「誰の・何に関する質問なのか?」を明確化する
- 「いつの時期(過去・現在・未来)についての質問であるか?」を明確化する
- 曖昧な表現や難しい単語、専門用語、略語などの利用は避ける
- 聞きたいテーマは各質問で1つに絞る
- 深掘りする場合は「質問の流れ」と「時系列」を踏まえ回答者が混乱しないよう配慮する
回答しやすい選択肢を用意する
アンケートの作成時は、質問だけでなく「選択肢の書き方」にまで気を配ることが大切です。具体的には、以下のようなポイントを意識して作りましょう。
- 可能な限り選択肢の文字数を減らす
- 「質問」と「回答の選択肢」が日本語としてかみ合っているか確認する
- 回答の可能性がある選択肢を事前に網羅しておく
- 回答に偏りが生まれないよう注意する
とくに「回答に偏りが生まれないよう注意する」については、偏りが生まれるとアンケートの集計結果に影響を与えるため、注意してください。たとえば年代を聞く場合、「10代・20代・30代・40代以上」という選択肢にすると、イベント参加者層によっては40代以上が異様に多くなる可能性があります。そのため「10代・20代・30代・40代・50代・60代以上」というように、なるべく細分化しましょう。
「単一選択型」の質問をメインに設定する
アンケートの質問形式としては、以下のように幅広い種類があります。
| 単一選択型 | 選択肢の中から回答を1つだけ選ぶ形式 |
|---|---|
| 複数選択型 | 質問に当てはまる回答として複数の選択肢を選べる形式 |
| リミテッドアンサー型 | 複数項目の中から、制限数までは自由に回答を選択できる形式 |
| 順位型 | 物事の序列や順位を聞きたい場合に利用する形式 |
回答率を高めるには、最もシンプルな「単一選択型」の質問をメインに設定しましょう。選択肢を作る際は、回答者に該当しそうなパターンを可能な限り用意することが大切です。
また、用意した選択肢ではカバーしきれない場合も考慮し、「どれにも該当しない」「わからない」などの選択肢も含めましょう。
ただし、単一選択型を入れることを意識しすぎて、「回答者自身の考えを深掘りすべき質問で無理に単一選択型を入れる」といった運用は避けてください。
回答者へのお礼(インセンティブ)を用意する
可能であれば、回答者へのお礼を準備しましょう。回答者に明確なメリットがあれば、回答率アップが期待できます。イベントアンケートのお礼としては、特別割引クーポンや企業のオリジナルグッズ、イベント会場限定で使えるキャンペーン抽選券などがオススメです。
とくにアンケート対象者が「プレミアム会員限定」「店舗来店者限定」というように限定的な場合、どうしても回答者の母数が減ります。母数が少ない中で回答数を確保するためにも、お礼を準備することがオススメです。
顧客の個人情報は記載させない
回答者によっては、アンケートへ個人情報を入力することに抵抗を感じる人もいます。そのため、必須でないのであれば、個人情報を入力しない形式でアンケートを作成しましょう。個人情報の記載を省くことで、回答者が安心するだけでなく、質問項目が減るため負担の軽減につながります。
たとえば「新商品を好む層についてデータを集めたい」という場合、必ずしも名前や住所、電話番号などの個人情報は必要ありません。性別や年代、居住地域などのおおまかな情報でもデータ自体は集められます。また、「既存顧客向けのイベントなので個人情報はすでに把握している」という場合も、個人情報を記載しなくてもよいでしょう。
(紙の場合)イベント開始前に配布する
紙でアンケートを実施する場合、可能ならイベント開始前に配布しましょう。最初から手元にあることで、イベント中の隙間時間に回答できるため、回答率アップにつながります。また、途中で退席する人も自分のタイミングでアンケートを記入できるため、母数を確保しやすくなるでしょう。
イベント中にアンケートの回答時間を設ける
「イベント終了後になるべく早めに撤収してもらわないといけない」などの場合、アンケートの回答時間が少なくなるため、回答率の低下を招きかねません。回答者が余裕を持って記入できるよう、なるべくイベント時間に余裕を持たせて、アンケートの回答時間を確保しましょう。
イベントアンケートに入れるべき「項目&例文」を紹介!

それでは、実際にイベントアンケートで使える項目や質問の例文を確認しましょう。自社の目的やイベント内容に合わせて調整しつつ、ぜひご活用ください。
【回答者の基本情報に関する項目】
お名前/年代/性別/業種/職種/役職/連絡先 など
【当イベントを知ったきっかけはなんですか?】
当社ホームページ
当社メールマガジン
SNS広告
ご友人の紹介
その他()
【当イベントへの参加理由を教えてください】
登壇者に興味があった
他の参加者と交流できるから
自社の事業にプラスになると思った
参加特典に興味があった
その他()
【今回のイベントの満足度を5段階で教えてください】
1.満足
2.やや満足
3.普通
4.やや不満
5.不満
【以下の各項目についてそれぞれの満足度(1←低・高→5)を教えてください】
・特別講師による基調講演:1・2・3・4・5
・パネルディスカッション:1・2・3・4・5
・スタッフ対応の質:1・2・3・4・5
・他の参加者との交流会:1・2・3・4・5
・会場の設備:1・2・3・4・5
・イベントの所要時間:1・2・3・4・5
・参加費:1・2・3・4・5
【本イベントで最も満足したコンテンツを教えてください】
特別セミナー
参加者との交流タイム
ワークショップ
出展ブース
その他()
【次回に同じようなイベントを開催した場合、参加したいと思いますか?】
必ず参加したい
都合が合えば参加したい
参加したくない
わからない
【今後イベントで取り上げてほしいテーマはどれですか?】
業界の動向
最新ツールの情報
成功事例の共有
その他()
【本イベントに関するご意見・ご要望があればご自由にお書きください】
※自由記述
イベントアンケートを作る際に活用できるツールの例
上記のようなポイントを押さえることで、質が高い回答を数多く集計できます。実際にアンケートを作る際は、以下のようなツールを活用するとよいでしょう。
- GoogleフォームやMicrosoft Formsなどの無料ツール
- アンケートフォーム作成ツール
- CRMシステム
GoogleフォームやMicrosoft Formsなどの無料ツール
イベントアンケート自体は、GoogleフォームやMicrosoft Formsなどの無料ツールを使って作成できます。コストもかからず手軽に項目を作成できるため、「使い慣れたツールと同じ感覚で作りたい」「コストを抑えてイベントを実施したい」といった企業にとって魅力的です。また、回答結果のグラフ化に対応しているツールもあるため、基礎的な分析なら手軽に実施できます。
アンケートフォーム作成ツール
アンケートフォーム作成ツールであれば、無料〜低価格でアンケートを作成できます。具体的なツールとして、formrunやSurveyMonkey、Questantなどが挙げられます。
「アンケート目的に応じたテンプレートを使用できる」「自社に合わせてデザインをカスタマイズできる」など、アンケートを手軽に運用する仕組みが整っているため、集計結果を効率的に分析し次回のイベント改善につなげやすいでしょう。
CRMシステム
まず「CRM」とは、顧客満足度を高める施策を行って信頼関係を構築し、長期的にファン化してもらうというビジネス上の考え方のことです。CRMを構築できれば、顧客は自発的に自社サービスを利用するようになります。
このCRMの考え方をビジネスの現場で実現するツールが「CRMシステム」です。CRMシステム上では、氏名や住所、連絡先、購入履歴、商談履歴といった顧客情報を管理しています。こうしたデータを分析し顧客のニーズを把握することで、よりターゲットに刺さるマーケティング施策を実行し信頼関係を構築できるでしょう。
CRMシステムの詳細については、以下の記事をご覧ください。
このCRMシステムには、機能の1つとして「アンケート機能」が搭載されていることがあります。
アンケートフォーム作成ツールと同じような特長があるため、アンケート作成やデータ集計にかかる手間を削減できるでしょう。具体的には以下のような特長があります。
- 自社のブランドに合わせてデザインをカスタマイズできる
- ドラッグ&ドロップなどの手軽な操作で質問項目を設定できる
- 「回答結果によって次の質問を変化させる」など、より高度な形式で質問を作れる
- シリアル認証などで強固なセキュリティ体制を築ける
- 集計結果をリアルタイムで出力できる
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イベントアンケートを効果的に作成・運用するなら「CRMシステム」がおすすめ!
このように、アンケートを作成・運用する際にはいくつかの選択肢があります。上記の中でも、より効率的なアンケート運用を実現したいなら「CRMシステム」がおすすめです。

CRMシステムの場合、アンケート作成やデータ集計の手間を削減できるだけでなく「ツール上の管理情報と紐付けた運用」が可能です。集計したアンケート結果をCRMシステムの顧客情報と統合することで、以下のように別のアクションを実行する際も、集計データを抜け漏れなく活用できます。
- 新しいマーケティング施策を実行したいので市場のニーズをチェックしたい
- 新商品開発にいかしたいので少しでも多くの顧客の声を知っておきたい
- 新サービスのターゲット層を決めるにあたって、自社に興味を持ちやすいユーザーの特徴を分析しておきたい
アンケート単体でデータを保管すると、上記のように別の用途で使う際に、連携の手間がかかったり抜け漏れが発生したりするかもしれません。CRMシステムならアンケートを手軽に統合できるため、イベント改善はもちろん、別途、マーケティング施策の設計やサービス開発などに活用可能です。
充実したアンケート機能を活用するなら「Synergy!」の利用を検討しよう!
効率的なアンケート作成や顧客情報の活用などを目指すなら、ぜひ弊社が提供するCRMシステム「Synergy!」の利用をご検討ください。「Synergy!」は、手軽な操作で高品質なアンケートを簡単に作成できるCRMシステムです。単一選択型はもちろん、複数選択型やマトリクス型など幅広い形式に対応しています。

直前の回答に応じて次の設問を変更できる「条件分岐機能」や、認証者のみが回答できる「クローズドアンケート」といった特殊な形式にも対応しているため、より深掘りした質問も実施可能です。
もちろん、回答結果は「Synergy!」の顧客情報と紐付けて管理できます。複数の条件で検索できるため、「別のマーケティング施策のターゲットを決める際に参考にしたい」「サービス改善にいかしたい」など幅広いシーンで活用できるでしょう。
質が高いイベントアンケートを数多く作成し改善などに役立てよう!
イベントアンケートを作る際は、以下の手順を参考にしましょう。
- Step.1:アンケートの実施目的を定める
- Step.2:アンケートの回答・回収方法を決める
- Step.3:質問項目を作成する
- Step.4:実際に使うアンケートフォーム・用紙を作成する
上記を意識しつつ可能な限り設問数を抑え、「質問文をコンパクトにまとめる」「回答しやすいよう選択肢にも工夫を凝らす」などのコツを押さえることで、よりアンケートの回答率を高められます。多くの意見を集められれば、次回のイベント改善につなげやすくなるでしょう。
実際にイベントアンケートを作成する際は、Googleフォームのような手軽なツールだけではなく、CRMシステムなどの専用ツールを使ってもよいでしょう。CRMシステムであれば、コツを踏まえたアンケートを手軽に作成できるだけでなく、集計結果を顧客情報と紐付けて別途マーケティング施策にいかすことも可能です。
弊社が提供するCRMシステム「Synergy!」でも、高品質なイベントアンケートを作成して幅広い施策へ応用できます。「Synergy!」の具体的な製品機能については、ぜひ以下のフォームから資料をダウンロードしてご確認ください。
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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。




