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Pardotドリッププログラムの有効性とは?
~マーケティングオートメーション体験記~

※本記事に記載のPardotは、2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに製品名が変更になりました。

マーケティングオートメーション体験記②」ではPardotのドリッププログラムの作成画面と、特徴についてお伝えいたしました。
今回は、ドリッププログラムのテスト運用の結果をレビューしたいと思います。

1. 3ヶ月間の短期プログラム

テスト期間を3ヶ月間と定めてドリッププログラムを作成、運用しました。今回使用したドリッププログラムは以下のとおりです。

232_fujioka_02
▲実際に運用に使用したドリッププログラム

今回は全体配信を行った後に「クリックの有無」によって配信する内容を変更しました。
1度分岐を行った後は、特に開封結果などによって再度分岐させずメールを配信するというとてもシンプルなプログラムです。

2. ドリッププログラムの配信結果

配信件数や結果については以下のとおりです。

  • 配信総数/有効配信数:57件
  • 配信停止件数    :5件
  • 平均CTR      :7.94%(11本)
  • お問い合わせ件数  :2件
  • CVR        :3.5%

配信件数は少ないですが、お問い合わせ件数が2件あり効果がありました。

配信停止件数や配信数、CTRなどはサマリー画面の「View Report」から確認することができます。

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▲ドリッププログラム全体のレポート

上記のようなレポートが同じ画面上に配信したメールの種類ごとに表示されます。
また、数字をクリックすれば誰がクリックしたかを確認することができ、開封率や各URLが何人にクリックされたか、といったより詳細な情報は、をクリックすると確認できます。

232_fujioka_04▲メール配信結果の詳細

ドリッププログラムは、運用の途中で止めてメール原稿を修正したりプログラム内容を変更できますので、途中経過を見てプログラム内容の変更やメール原稿の修正などを行ってもよいかもしれないですね。

また、今回はテキストメールで配信しましたが、HTMLメールであれば開封数や開封率、クリック率などを取得できます。メール原稿の改善につなげられるので、テキストだけの構成でもHTMLメールを設定することをオススメいたします。

3. 体験後記

ドリッププログラム設定のための素材を用意するのは手間も時間もかかりますが、一度設定をすれば、後は設定したタイミングでメール配信できます。
ついつい日々の業務に追われ、メールでのフォローが遅くなりそうなときこそ活用できます。

メールごとに分岐を持たせたり、特定のルートに飛ばしたりすることもできるので、工夫次第で顧客リストの中から有望な見込み客を抽出することが可能です。

現在、新しいドリッププログラムを作成しているので、また機会があればご紹介したいと思います。

※本記事の内容は執筆当時のもので、現在とは一部仕様が異なる場合があります。ご了承ください。

マーケティングオートメーション体験記

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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