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売上予測を利用する

売上予測を利用する

0.はじめに

Salesforce の売上予測は 歴史的な経緯があっていくつかの変遷を経ています。

  • 売上予測(従来) … Summer’14 で終了
  • カスタマイザブル売上予測
  • コラボレーション売上予測 … Winter’12 リリース

「カスタマイザブル 売上予測」と 「コラボレーション売上予測」はほぼ同じです。 現在は最新のコラボレーション売上予測が推奨され、新しく作成された組織はコラボレーション売上予測が利用できるようになっています。 カスタマイザブル売上予測から最新のコラボレーション売上予測に移行するためのマニュアルも用意されています。

カスタマイザブル売上予測からコラボレーション売上予測への移行の計画

ここでは最新のコラボレーション売上予測について説明します。

1.売上予測の有効化

利用するユーザの情報変更ページで「売上予測を許可」にチェックをいれます。
[ 設定 ] | [ 管理 ] | [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] から利用ユーザーの情報を編集するか、利用ユーザーが自分のアカウントにログイン後、 [ 私の設定 ] | [ 個人用 ] | [ 高度なユーザの詳細 ] から設定を行ってください。

売上予測を設定するには、[ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ 売上予測 ] | [ 設定 ] を開きます。
ここで、「目標を表示する」にチェックを入れて、[ 保存 ] を押します。

POINT

売上予測のマニュアルに下記の重要事項の記載がありますので、設定する前に確認をしてください。

  • 売上予測機能を利用する場合は、組織の新しいユーザーのテーマを無効にしてはいけません。
  • テリトリー管理を無効にしておく必要があります。
    (Salesforceオンラインヘルプ:テリトリー管理の概念
  • カスタム会計年度を無効にしておく必要があります。
    (Salesforceオンラインヘルプ:カスタム会計年度の定義

利用するユーザの情報変更ページで「売上予測を許可」にチェックをいれます。
[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ 管理 ] | [ ユーザ ] | [ ユーザ ] から利用ユーザーの情報を編集するか、利用ユーザーが自分のアカウントにログイン後、 [ ユーザーマーク ] | [ 私の個人情報 ] | [ 高度なユーザの詳細 ] から設定を行ってください。

売上予測を設定するには、[ 設定 ] | [ 機能設定 ] | [ セールス ] | [ 売上予測 ] | [ 売上予測の設定 ] を開きます。
ここで、「目標を表示する」にチェックを入れて、[ 保存 ] を押します。

POINT

マニュアルに下記の重要事項の記載がありますので注意です。

  • 売上予測機能を利用する場合は、組織の新しいユーザーのテーマを無効にしてはいけません。
  • カスタム会計年度を無効にしておく必要があります。
    (Salesforceオンラインヘルプ:カスタム会計年度の定義
  • テリトリー管理を無効にしておく必要があります。
    (Salesforceオンラインヘルプ:テリトリー管理の概念

2.売上予測の設定

組織の売上予測範囲

売上予測の日付範囲を定義します。設定画面で範囲を指定します。
選択できる範囲指定は、毎月または毎四半期です。
それぞれ、過去、未来 1年または2年を範囲に開始日と表示期間を指定します。
以下の例は、毎月当月開始の6ヶ月を設定しています。

売上予測分類

商談オブジェクトの項目に「売上予測分類」があります。
[ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ 商談 ] | [ 項目 ] を開き、標準項目の [ 売上予測分類 ] から項目の詳細を確認・変更することができます。
ここで、売上予測に関して商談ごとに予測がどのような状態にあるかを指定します。
運用にあわせてあたらしく分類を追加することも可能です。 24-4

売上予測調整の有効化

[ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ 売上予測 ] | [ 設定 ] を開き、[ 売上予測調整 ] を有効化しておきます。
この設定で次の売上予測種別ごとに独自の設定を行うことができます。

 売上予測種別を追加

さきほどと同じ画面([ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ 売上予測 ] | [ 設定 ] )で、[ 売上予測種別を追加 ]  をクリックします。
商談または商品ファミリごとに、基準を数量、または金額を選ぶことで、組織に4個までの種別を作成することができます。
設定の最後に、ユーザのプロファイル([ 設定 ] | [ 管理 ] | [ ユーザの管理 ] | [ プロファイル ])の [ 一般ユーザ権限 ] の [ 売上予測の上書き ] にチェックを入れておきます。
これで、売上予測値に任意の変更調整をおこなうことができます。
▼ プロファイルの設定
24-6

組織の売上予測範囲

売上予測の日付範囲を定義します。設定画面で範囲を指定します。
選択できる範囲指定は、毎月または毎四半期です。
それぞれ、過去、未来 1年または2年を範囲に開始日と表示期間を指定します。
以下の例は、毎月当月開始の6ヶ月を設定しています。

売上予測分類

商談オブジェクトの項目に「売上予測分類」があります。
[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ オブジェクトマネージャ ] | [ 商談 ] | [ 項目とリレーション ] を開き、標準項目の [ 売上予測分類 ] から項目の詳細を確認・変更することができます。
ここで、売上予測に関して商談ごとに予測がどのような状態にあるかを指定します。
運用にあわせてあたらしく分類を追加することも可能です。

売上予測調整の有効化

[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ 機能設定 ] | [ セールス] | [ 売上予測 ] | [ 売上予測の設定 ] を開き、[ 売上予測調整 ] を有効化しておきます。
この設定で次の売上予測種別ごとに独自の設定を行うことができます。

売上予測種別を追加

さきほどと同じ画面([ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ 売上予測 ] | [ 設定 ] )で、[ 別の売上予測種別を追加 ]  をクリックします。
商談または商品ファミリごとに、基準を数量、または金額を選ぶことで、組織に4個までの種別を作成することができます。
設定の最後に、ユーザのプロファイル([ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ 管理 ] | [ ユーザ ] | [ プロファイル ])の [ 一般ユーザ権限 ] の [ 売上予測の上書き ] にチェックを入れておきます。
これで、売上予測値に任意の変更調整をおこなうことができます。

▼ プロファイルの設定

3.売上予測の表示

売上予測タブ

売上予測タブから売上予測を実行することができます。
商談ごとの成約(Closed)または進行中(Pipeline)の商談の金額が合計され、一覧に表示されます。 24-9

売上目標

売上目標は画面から入力することができません。
データローダなどで、APIを経由して登録する必要があります。
かつ、自ユーザの目標は入力することができずロール上より上位のユーザにより登録される必要があります。

売上予測の調整

プロファイルで「売上予測の上書き 」権限が付与されているユーザは、画面から直接自分の売上予測を修正することができます。

24-13

売上予測タブ

売上予測タブから売上予測を実行することができます。
商談ごとの成約(Closed)または進行中(Pipeline)の商談の金額が合計され、一覧に表示されます。

売上目標

売上目標は画面から入力することができません。
データローダなどで、APIを経由して登録する必要があります。
かつ、自ユーザの目標は入力することができずロール上より上位のユーザにより登録される必要があります。

売上予測の調整

プロファイルで「売上予測の上書き 」権限が付与されているユーザは、画面から直接自分の売上予測を修正することができます。

10.拡張パッケージでより使いやすくする

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