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共通ヘッダー部分のメニューの使い方を理解する

共通ヘッダー(ページ上部)のメニューの利用方法を理解することでSalesforceの設定、個人情報の確認・設定を行えるようになる。

0.はじめに

Salesforce画面は上部(ヘッダーといいます)に、よく使われる主要なメニューが並んでいます。

これらの主要なメニューの使い方を知ることで、そのほかの機能も使いやすくなるでしょう。
そこで今回はヘッダー部分にある主要メニューについて説明します。

下の画像はログイン後の「ホーム」と呼ばれる画面のヘッダーです。このヘッダーにある各メニューを説明していきます。

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1.グローバル検索

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画面の一番上に表示される検索用のエリアです。
検索対象の情報がどこに(どのオブジェクトに)保存されているかわからないときにキーワードを入力して検索できます。

オブジェクトの種類を知らなくても、メールアドレスや名前などでレコードを検索できます。

たとえばリード(見込顧客)・取引先責任者いずれかとして登録されているはずの「田中さん」を調べたい場合があったとします。
このエリアに「田中」と入力して検索すれば、リード、取引先責任者もしくは両方に登録されている「田中」さんを見つけ出すことができます。

2. ログインメニュー

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ログインしているユーザ名が表示されます。ユーザ名の右▼マークをクリックすると選択リストでメニューが表示されます。

「私のプロファイル」または「私の設定」でユーザの情報、個人用の設定が確認・変更できます。
また、ここからシステムのログアウトを実行できます。

「開発者コンソール」は主に開発者向けのメニューです。複雑なデータ検索やプログラムの実行ができます。

ここでは「私のプロファイル」と「私の設定」について説明します。

  • 私のプロファイル

私のプロファイル(ユーザプロファイル)には、Salesforce内で他のユーザから参照できる自分の情報が表示されます。
またここではChatterの利用状況確認や、連絡先の変更、ユーザごとの画像の変更などができます。

  • 私の設定

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私の設定(ユーザ設定)を開くと、個人用の設定が表示されます。
ここでは、個人情報を確認、編集したり、パスワードの変更、タブメニューのカスタマイズができます。

  • 設定メニュー

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ユーザ名の右にある「設定」リンクから、システム全体の設定メニューを開くことができます。
Salesforce で何らかの設定を行うにはまずこの設定メニューを開くことからはじめます。
すべての設定から特定の設定をみつけるには、「すべての設定を検索…」に検索したい設定名の一部を入力します。

TOPICS

メニュー表示内容が異なる

Salesforce Summer’13バージョンから採用された「新改良型設定ユーザインターフェース」の設定が有効になっているかどうかで、設定メニューの表示内容が異なります。

Summer’13リリース以降にサインアップを行った組織では新改良型設定ユーザインターフェースが標準で有効になっています。

新改良型設定ユーザインターフェースへの切り替えはいつでも可能です。ただしすべての利用ユーザの画面に影響がでるため、切り替える際には社内のSalesforceシステム利用者に通知をしておくことをおすすめします。

以前のインターフェースでは、「設定メニュー」はユーザー名をクリックした下に表示されます。

オンラインマニュアル([設定] メニューを見つける)にこの「設定」の見つけ方が説明されています。

また新改良型設定ユーザインターフェースについては関連記事(【利用環境・機能】Salesforce 新改良型設定ユーザインターフェースの切り替え方をマスターしよう!)に分かりやすい説明がされています。

このテキストでは新改良型設定ユーザインターフェースが有効になっていることが前提で説明をしますが、以前のインターフェースでも設定メニューの検索を行えば特定のメニューを見つけることができます。

右上の [ 顔マーク ] をクリックするとログインメニューが表示されます。 ログインメニュー内の [ 顔マーク ] から「私のプロファイル」を確認することができます。また [ 設定 ] では、個人用の設定の確認・変更できます。システムのログアウトもログインメニューより実行します。

「表示密度」は、主にレコードの詳細画面を表示した場合の情報密度を変更することが可能です。「カンファタブル」は各項目の余白が広く、全体的に見やすくなります。「コンパクト」は各項目の余白が狭いので、一度に多くの情報を確認することができます。「コンパクト」は、これまで Salesforce Classic をご利用されてきた方にとって慣れ親しんだ見え方です。

  • カンファタブル設定時の詳細画面
  • コンパクト設定時の詳細画面

「オプション」として、[ Salesforce Classicへ切り替え ] をクリックすることで、いつでも Salesforce Classic へ戻ることができます。[ ユーザ名を追加 ] は、複数のSalesforceユーザーを所持している場合に、切り替えるユーザーを追加表示しておくことができます。

「私のプロファイル」と「私の個人情報」

ログインメニュー内の [ 顔マーク ] から確認できる「私のプロファイル」と、[ 設定 ] から確認できる「私の個人情報」について、更に説明します。

  • 私のプロファイル私のプロファイル(ユーザプロファイル)には、Salesforce内で他のユーザから参照できる自分の情報が表示されます。Chatterの利用状況確認や、連絡先の変更、ユーザごとの画像の変更などができます。
  • 私の個人情報私の設定(ユーザ設定)を開くと、個人用の設定が表示されます。ここでは、個人情報を確認、編集したり、パスワードの変更ができます。

設定メニュー

右上の [ 歯車マーク ] をクリックし [ 設定 ] をクリックすると、システム全体の設定メニューを開くことができます。Salesforce で何らかの設定を行うにはまずこの設定メニューを開くことからはじめます。

すべての設定から特定の設定をみつけるには、「クイック検索」に検索したい設定名の一部を入力します。

また「開発者コンソール」は主に開発者向けのメニューです。複雑なデータ検索やプログラムの実行ができます。

3. ヘルプ & トレーニング

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Salesforceユーザ向けのコミュニティサイトにアクセスできます。コミュニティサイトでは、オンラインヘルプを検索したり、オンライン動画トレーニングを見ることができます。また、Salesforceのリリースごとの新機能を調べたり、新機能への要望や質問・問い合わせを行うことができるオンラインフォームにアクセスができます。

Lightning Experienceでは [ ?マーク ] をクリックすると、表示しているタブに関連するヘルプ情報や、Trailheadのコンテンツを参照することができます。「Salesforce ヘルプを検索」をクリックすると、SalesforceのTrailblazer Communityにアクセスできます。コミュニティサイトでは、オンラインヘルプを検索したり、オンライン動画トレーニングを見ることができます。また、Salesforceのリリースごとの新機能を調べたり、新機能への要望や質問・問い合わせを行うことができるオンラインフォームにアクセスができます。

4.アプリケーションメニュー / アプリケーションランチャー

1-5右上の「アプリケーションメニュー」より、前項で説明した「アプリケーション」を切り替えできます。
業務にあわせたアプリケーションを選び、効率的に行えます。

表示されるアプリケーションはユーザの権限によって変更できます。
こちらは別途解説いたします。

画面左上のアイコン [ アプリケーションランチャー ] をクリックすると「アプリケーション」を切り替えできます。
業務にあわせたアプリケーションを選び、効率的に行えます。

表示されるアプリケーションはユーザの権限によって変更できます。 こちらは別途解説いたします。

5.タブメニュー / ナビゲーションバー

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各機能はこのタブを切り替えることで選択できます。
例えば上記の図では「ホーム」が選択されているので「ホーム画面」が表示されています。
ここで、「メール配信(他オブジェクト)」を選択すると、この機能に対応した画面が表示され、この機能に関連した操作が開始できます。

画面に表示されている複数のタブを「マイディスプレイ」と呼びます。
ブラウザのウィンドウサイズを小さくした場合などは、「▼」のマークをクリックすることで、表示しきれないタブを選べます。

使用頻度の低いタブは、マイディスプレイに表示せずに必要な場合のみ呼び出せます。
それらのタブを選ぶには「+」マークをクリックして「すべてのタブ」を表示します。

タブメニューの内容はユーザーに合わせてに変更できます。
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カスタマイズするには「+」マークをクリックして「すべてのタブ」を表示してから「タブのカスタマイズ」ボタンをクリックします。
アプリケーションごとにマイディスプレイに表示したタブを選んで追加して、最後に保存します。

Lightning Experienceでは上部に固定されているメニューのことを「ナビゲーションバー」と呼びます。各機能はこのタブを切り替えることで選択できます。

例えば上記の図では「ホーム」が選択されているので「ホーム画面」が表示されています。

ここで、「メール配信(他オブジェクト)」を選択すると、この機能に対応した画面が表示され、この機能に関連した操作が開始できます。

ブラウザのウィンドウサイズを小さくした場合などは、「さらに表示▼」のマークをクリックすることで、表示しきれないタブを選べます。

使用頻度の低いタブは、ナビゲーションメニューに表示せずに必要な場合のみ呼び出せます。

それらのタブを選ぶには [ 鉛筆マーク ] をクリックして「アプリケーションナビゲーション項目の編集」を表示します。

タブメニューの内容はユーザーに合わせてに変更できます。

カスタマイズするには [ アイテムをさらに追加 ] をクリックして「すべて」を表示してから、追加したい項目の [ +マーク ] をクリックします。追加できたら、右下の [ ナビゲーション項目を追加] をクリックし追加します。

6.演習

  1. 「リード」タブをクリックして表示される画面でなにができるか3つあげてください。
  2. 「ケース」オブジェクトのレコードを1件作成してください。またそのレコードの詳細を表示し、項目の値を変更してください。
  3. 「リード」オブジェクトのレコードを1件作成してください。またそのレコードの詳細を表示し、項目の値を変更してください。
  4. グローバル検索で「リード」と「ケース」オブジェクトをまたがる検索を実行してそれぞれのオブジェクトのレコードが1件以上表示されるようにレコードを登録または編集してください。

10.拡張パッケージでより使いやすくする

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