Salesforceのリストメールの使い方は?メリット・デメリットも解説
<この記事でわかること>
- Salesforceのリストメールの送信手順:
Salesforceで「リード」や「取引先責任者」を絞り込み、「リストメールの送信」を選択。その後、メール文面と件名を入力し、「送信」をクリックで一斉配信できる。 - 送信前に注意すべきこと:
メール送信後の取り消しはできないため、誤字脱字や内容を事前に確認する。 - 送信数の制限にも注意:
1通あたり最大200件、1日に送信できる件数は5,000件まで。大量配信には工夫が必要。 - より効率的に配信するには:
送信数やオブジェクトの制限がないMAツールを導入すれば、よりスムーズに大量配信や効果測定を行うことができる。弊社では、シンプルかつ使いやすいMA「Synergy!LEAD」を提供している。

Salesforceのリストメールは、顧客との関係構築やマーケティング活動において非常に重要な機能の1つです。しかし、標準機能のリストメールには送信数に制限があるため、機能を理解し、用途に応じてメール配信ツールと使い分けることが重要です。大量のメールを送信したい場合には弊社の「Synergy!LEAD」がおすすめです。本記事ではSalesforceのリストメールの使い方を紹介し、Synergy!LEADの機能やメリットを解説します。
Salesforceを使った簡単マーケティングオートメーション
<目次>
Salesforceのリストメールとは

Salesforceのリストメールとは、事前に定義したリードや取引先責任者のリストに対して、一括でメールを送信できる標準機能のことです。キャンペーン機能と連携しており、キャンペーンメンバーに対しても簡単にメールを送ることができます。
また、リストビューから最大200件までのリード、または取引先責任者にメールを送ることも可能です。
関連情報:Lightning Experienceでのリストメール送信方法(Salesforce公式ヘルプページ)
Salesforceのリストメールの使い方

Salesforceでリストメールを送信する方法としては、「リストビューから送る方法」と「キャンペーンから送る方法」の2種類が代表的です。
どちらも一括でメールを送信できる点では共通していますが、「その場ですぐに送りたいのか」、あるいは「施策としての効果を細かく管理したいのか」といった目的や配信対象の数によって、最適な選択肢が異なります。
ここでは、それぞれの具体的な操作手順と、どのようなシーンで使い分けるべきかのポイントを詳しく解説します。
Salesforceリストビューからのメール配信方法
リストビューからの配信は、特定の条件で絞り込んだリードや取引先責任者に対して、Salesforce上の画面から直接メールを送る最も手軽な方法です。
【配信の3ステップ】
- リストビューの作成と選択
リードまたは取引先責任者のタブを開き、送信対象となる条件で絞り込んだ「リストビュー」を選択(または新規作成)します。 - 対象者の選択と「リストメールの送信」ボタンのクリック
リスト内の送信したい対象者にチェックを入れます(全員の場合はヘッダーのチェックボックスを選択)。その後、画面右上にある「リストメールの送信」ボタンをクリックします。 - コンテンツの作成と送信
メールの件名と本文を入力します(保存済みのメールテンプレートを呼び出すことも可能です)。「確認」タブで内容をプレビューし、問題なければ「送信」ボタンを押して完了です。
【リストビューからの配信が向いている場合】
- 即時性を重視する場合
特定の条件に合致したターゲットへ、準備なしですぐにメールを送りたい時に最適です。 - 少数のリストを扱う場合
日々の営業活動の中で、特定のセグメントに対して個別にアプローチしたい場合に適しています。
Salesforceキャンペーンからのメール配信方法
キャンペーン機能を活用した配信は、セミナーの案内やメルマガなど、マーケティング施策としてメール送信の結果(開封やクリック)を管理・蓄積したい場合に適した方法です。
【配信の3ステップ】
- キャンペーンの作成とメンバー追加
「キャンペーン」オブジェクトで新しいレコードを作成し、送信対象となるリードや取引先責任者を「キャンペーンメンバー」として追加します。 - 「リストメールの送信」アクションの実行
作成したキャンペーンの画面内にある「キャンペーンメンバー」関連リスト、または画面右上のアクションボタンから「リストメールの送信」を選択します。 - 送信設定とトラッキングの確認
テンプレートの選択または本文の作成を行い送信します。送信後は、キャンペーン詳細画面からメンバーごとの「状況(送信済み、開封済みなど)」を追跡できます。
【キャンペーンからの配信が向いている場合】
- 施策の効果測定を行いたい場合
誰に送ったかだけでなく、そのメールが最終的に商談や売上にどうつながったかという「ROI(投資対効果)」を可視化したい場合に最適です。 - 中長期的な追客を行う場合
展示会やウェビナー参加者など、特定の属性を持つグループに対して、複数回にわたって計画的なアプローチを行いたい場合に適しています。
どちらの場合も、送信後にメールを取り消すことはできないため、あらかじめ誤字脱字や内容を確認しておくことが大切です。
関連情報:Lightning Experienceでリストメールを送信する(Salesforce公式ヘルプページ)
Salesforceのリストメールを使うメリット・デメリット

Salesforceのリストメールには、メリットとデメリットがあります。ここではそれぞれ詳しく解説します。
Salesforceのリストメールを使うメリット
Salesforceのリストメールを使うメリットは次の2つです。
- コストを削減できる
- Salesforceだけで完結し手軽に使用できる
コストを削減できる
Salesforceのリストメール機能は無料であり、追加費用がかからないため、コストをかけずにメール配信が可能です。
また、Salesforceの標準機能として提供されているため、別のツールを使う場合に比べて、連携や統合にかかる時間とコストも削減できます。
Salesforceだけで完結し手軽に使用できる
リード情報や取引先責任者情報がSalesforce上にまとまっているため、リスト作成やメール送信まで簡単に実行可能です。
また、ツールの切り替えやデータの連携といった手間がなく、手軽にメール配信業務を開始できます。特に、Salesforceを普段から使い慣れているユーザーにとっては、操作方法を新たに学習する必要もなく、スムーズにリストメールを活用できるでしょう。
Salesforceのリストメールを使うデメリット
Salesforceのリストメールを使うデメリットは次の3つです。
- 1日に送信できるメール数の上限が5,000件、1通当たり最大200件と少ない
- オブジェクトが限定される
- メール送信後の効果を測定しづらい
1日に送信できるメール数の上限が5,000件、1通当たり最大200件と少ない
Salesforceのリストメール機能は、1日に送信できるメールの総数が5,000件、一度に送信できるメール数も最大200件までと制限されています。
大量の顧客に対して一斉にメールを送信したい場合や頻繁に送信する必要がある場合、すぐ上限に達してしまう可能性があるでしょう。複数日に分けて送信するなどの調整が必要になり、手間がかかります。
オブジェクトが限定される
Salesforceのリストメールは、送信対象のオブジェクトがリード、取引先責任者、個人取引先の3つに限定されています。ほかのオブジェクトに登録されている顧客にメールを送信したい場合は、別の送信方法を検討する必要があります。
特に、カスタムオブジェクトなどを利用して顧客情報を管理している場合は、リストメールで送信するためにデータを変換したり、連携する作業が必要になったりする場合があり、手間がかかってしまいます。
メール送信後の効果を測定しづらい
Salesforceのリストメールは、メール開封率は確認できますが、資料のダウンロード数やWebサイトの訪問率などの効果を把握することは困難です。
また、同じリストへの再送信ができないため、開封しなかった顧客への再アプローチを行うためには、手動でリストを作成し直すなどの手間が生じます。
Salesforceのリストメール以外の一括メール配信方法

Salesforceのリストメール以外にも、一括でメールを送信する方法はいくつかあります。ここでは3つの方法を紹介します。
MAツール
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、顧客データの収集・分析・メール配信などを自動化し、マーケティング活動を効率化するためのツールです。
MAツールを使えば、特定のWebページを閲覧した顧客に対して、関連性の高い情報を自動的にメールで送信できます。また、メール開封率やCTR(クリック率)などのデータを分析して、顧客の興味関心度をスコアリングし、最適なタイミングでフォローアップのメールを送信することも可能です。
しかし、MAツールは詳細な分析に長けている一方、費用がかかるうえに使いこなせるまで時間がかかるという側面もあります。
メール配信ツール
メール配信ツールとは、顧客リストに対してHTMLメールなどを効率的に作成・配信するための専用サービスです。シンプルな操作でメールの一括送信が可能ですが、Salesforceとのデータ連携には別途対応が必要です。
メール配信ツールは、MAツールやSalesforceの標準機能ではできないことを実施したい場合に利用されます。「メール配信のみをシンプルに行いたい」「Salesforceと連携しなくてもよい」という場合にもおすすめです。
一方で、Salesforceとデータ連携していないため、Salesforceをすでに使用している場合、例えば「営業とマーケティング部でそれぞれ使うツールが異なる」という問題も起こりかねません。場合によっては、情報の分断が起きやすくなるでしょう。
AppExchange(Synergy!LEAD)
AppExchangeとは、Salesforceの拡張機能を提供するマーケットプレイスです。AppExchangeには、Salesforceを効率化するさまざまなアプリケーションが用意されています。
弊社の「Synergy!LEAD」も、AppExchangeにあるアプリの1つです。Synergy!LEADは、Salesforceと連携し、Salesforceの管理画面から直感的な操作で利用でき、特別な知識やスキルは不要です。そのため、Salesforce初心者でも簡単に使い始めることができます。
Synergy!LEADの機能やメリットは次で詳しく解説します。
Salesforceでリストメールを送るならSynergy!LEAD

Salesforceでリストメールを送るならSynergy!LEADがおすすめです。ここではSynergy!LEADの機能とメリットを紹介します。
Synergy!LEADのリストメール機能について詳しくはこちら
Synergy!LEADのメール配信機能
Synergy!LEADのメール配信機能は、Salesforceの管理画面から操作できます。そのため、独立したメール配信ツールを導入する必要はありません。
定期配信では、メールマガジンのように日時や本文、絞り込み条件を自由に設定して、一斉配信やセグメント配信が可能です。自動配信では、資料請求後の自動フォローなど、日付を起点としたメールを設定できます。
また、キャンペーンメンバーや特定の行動を取ったユーザー(イベント参加者、特定ページアクセス者など)への配信も簡単に行えます。

Synergy!LEADでメール配信するメリット
Synergy!LEADを使えば、標準機能のリストメールにあるデメリットをカバーできます。ここでは3つのメリットを紹介します。
1日当たりも1回の上限がないので大量配信が一括で行える
Synergy!LEADのメール配信機能は、1日当たりの送信数や1回当たりの送信数に上限がありません。数万件、数十万件といった大量のメール配信であっても、スケジュール調整や複数回に分けて送信する手間なく、一度で配信することができます。
さらに、1日5,000件といった上限なく、都度Salesforceからリストをエクスポートせずとも管理画面上から大量の一斉送信が可能です。
どのオブジェクトからも自由にメール配信できる
Synergy!LEADは、あらゆるオブジェクトに対して自由にメール配信を行うことができます。例えば、カスタムオブジェクトに格納された顧客情報や取引先、商談、ケースなどのオブジェクトに対しても、直接メールを送信することが可能です。
さらに、個々のメールアドレスに対して、過去の配信履歴や開封・クリックなどの反応を紐づけて記録することができます。つまり、過去にどのようなメールを送信し、どのような反応があったのかをSalesforce上で簡単に確認できます。
Salesforce上でメール配信の効果を測定できる

Synergy!LEADでは、Salesforce上でメール配信の効果測定が可能です。例えば、次の効果を測定できます。
- 送信したメールの開封率
- クリック率
- 開封日時
- クリック日時
- クリックしたリンクURL
- エラー発生状況 など
上記の情報は、Synergy!LEADの管理画面で一覧表示されるだけでなく、Salesforceのレポート機能やダッシュボード機能を活用して分析することも可能です。例えば、特定のセグメントに対するメールの反応率を比較したり、開封率の高いメールの特徴を分析したりすることができます。
また、Synergy!LEADでは、特定の日付を起点にステップメールを簡単に配信することも可能です。資料請求や問い合わせがあった日から3日後にフォローメールを送信する、契約日から1週間後に追加情報を送る、といった設定もできます。
Salesforceを活用したメール配信の成功事例
実際に、Salesforce標準機能であるリストメールをベースにしつつ、「Synergy!LEAD」を組み合わせることで課題を劇的に解決し、成果を最大化させている企業があります。
ここでは、限られたリソースの中で効率的に支援者との関係を深めている「認定NPO法人ACE様」と、大規模な組織でスピード感のある営業連携を実現した「株式会社JTB様」の2つの事例をご紹介します。自社の運用を改善するためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
特定非営利活動法人 ACE 様
世界中の児童労働撤廃に取り組む認定NPO法人ACE様では、Salesforceと外部メール配信システムの併用によるデータ管理の煩雑さが大きな課題となっていました。具体的には、2つのデータベース間での重複チェックやオプトアウト情報の同期に多大な工数がかかっていたほか、Salesforce標準のリストメール送付数の上限(1日5,000通まで)により、1万人規模の配信を数日に分ける運用を余儀なくされていました。こうした状況を打破し、増え続ける支援者データを有効活用するため、Salesforce一体型で一斉配信が可能な「Synergy!LEAD」を導入しました。
導入後は、Salesforce上の同一データベースで配信が完結するため、面倒なデータ移行や重複確認の手間が一切不要になりました。 また、5,000通を超えるリストへの即時一括配信が可能になったことで、イベント告知などの鮮度が重要な情報をタイミングを逃さず届けられるようになっています。機能面では、専門知識がなくても直感的なブロック操作でHTMLメールが作成できるエディタにより大幅に制作工数が削減できました。
これにより、作業効率の大幅な向上という定量的な成果に加え、クリック分析を活用した精度の高い追客や、ステップメールによる支援者への継続的な情報共有といった、より高度なマーケティング施策への着手が可能になっています。
株式会社JTB 様
株式会社JTB様の中で法人事業を推進する部署である営業推進課では、以前はSalesforceと連携していないメール配信ツールを利用しており、配信のたびにリストを手作業でダウンロード・アップロードする手間が発生していました。この運用ではリスト作成だけで毎回1〜2時間を要し、情報の鮮度が落ちるだけでなく、誤配信のリスクや配信停止処理の心理的負荷が高いことが大きな課題でした。また、高度なMAツールも併用していましたが、設定が複雑で各事業部の担当者がタイムリーに施策を打つにはハードルが高いという悩みもありました。そこで、使い慣れたSalesforce上で誰でも安全・スピーディーに運用できる環境を目指し「Synergy!LEAD」を導入しました。
導入の結果、リスト作成時間がほぼゼロになり、配信までのリードタイムが1週間から最短1日へと劇的に短縮されました。 具体的な活用内容として、Salesforceのレポート機能をそのまま配信リストとして利用できるため、事業部ごとのきめ細やかなターゲット抽出が可能になったほか、デザインエディタにより専門知識不要で訴求力の高いメルマガを作成できるようになりました。さらに、メール開封やクリック等の反応がSalesforce上でリアルタイムに可視化されるため、担当営業へのフィードバックが迅速化。
これにより、営業連携が強化され、メール起点のホワイトペーパー閲覧からアポイント獲得率が向上するという定量的な成果も現れています。現在は、他部署の成功事例をSalesforce上で共有し合うなど、組織全体でのマーケティングレベルの底上げも実現しています。
Salesforceのリストメールの使い方についてよくある質問
Q1:Salesforceの「リストメール」とはどのような機能ですか?
A:Salesforceの「リストメール」とは、Salesforceの標準機能として提供されている、リード(見込み顧客)や取引先責任者のリストに対して同じ内容のメールを一斉配信できる機能です。顧客との関係構築やマーケティング活動の初期段階において、追加費用なしで手軽に利用できる点が魅力ですが、大量配信には不向きな側面もあります。
Q2:Salesforceでリストメールを送信するための具体的な使い方は?
A:Salesforceでリストメールを送信する具体的な使い方とは、「リード」や「取引先責任者」のリストビューから配信対象を絞り込み、画面上の「リストメールの送信」ボタンを選択する手順のことです。開いた作成画面で件名とメール本文を入力し、「送信」をクリックするだけで一斉配信が行えます。一度送信すると取り消しができないため、事前の内容確認が重要です。
Q3:Salesforceで個別または一括でメールを送信するには、どのような方法がありますか?
A:Salesforceで個別または一括でメールを送信する方法には、標準機能である「リストメール」を使った一斉配信のほか、用途に応じてさまざまな選択肢があります。たとえば、より大量のメールを一括で配信したり細かな効果測定を行ったりしたい場合は、「Synergy!LEAD」のようなAppExchangeアプリを利用する方法や、本格的なMAツールを導入する方法などが挙げられます。
Q4:リストメールを利用する際、送信数などの制限事項はありますか?
A:リストメールを利用する際の制限事項とは、1回の送信につき宛先が最大200件まで、かつ1日に送信できる総件数が5,000件までという上限が設けられている点です。この制限により、数万件規模の大量配信を一括で行うことはできないため、大規模なメール配信をスムーズに実施したい場合は、送信数制限のない外部ツールやMAツールの導入が推奨されます。
リストメールは営業活動の成功を左右する

Salesforceを活用するうえで、リストメールの運用は重要です。Salesforceのリストメール機能を使えば、一括でメールを送信し、マーケティング活動を効果的に行うことができます。
ただし、大量のメール配信や詳細な効果測定を行う場合には、弊社のSynergy!LEADがおすすめです。Synergy!LEADはSalesforceのリストメールと違い、メール送信数に制限はありません。さらに、メール配信におけるさまざまな効果を簡単に測定できます。トライアル利用も可能であるため、まずは一度、実際に使ってみてご検討ください。
Salesforceを使った簡単マーケティングオートメーション
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