GmailでBCCの設定を自動追加する方法とは?重大な注意点も解説
<この記事でわかること>
- GmailのBCC自動追加はChrome拡張機能で実現可能だが、ブラウザ上でしか動作せず、Googleの仕様変更で突然機能しなくなるリスクが伴う。
- GmailのBCCで大量送信すると、迷惑メールと判定されてブラックリストに載ったり、1日500通(個人アカウントの場合)などの送信上限に達してアカウントが制限されたりする危険がある。
- BCC利用時は、CCへの誤入力による情報漏えいリスクに細心の注意が必要であり、人的ミスや不正アクセスによるアドレス流出は重大な問題につながる。
- Gmailはマーケティングに必要な到達率の担保や効果測定の機能を持たないため、ビジネスでの継続的な一斉配信には専用のメール配信システムの活用が推奨される。
- メール配信システムは、高速かつ確実な配信、誤送信防止によるセキュリティ確保、リスト規模に応じた柔軟な運用、開封率・クリック率の効果測定が可能である点において、Gmailより優れている。

Gmailで社内連絡や顧客への案内を一斉送信する際、宛先を誤って「CC」に入力してしまい、受信者全員のメールアドレスが共有されてしまう事例は、重大な情報漏えいにつながるおそれがあります。こうした人的ミスを防ぐ方法のひとつとして、Chromeの拡張機能を利用し、BCCを自動的に追加する設定を行う手法があります。
ただし、設定を自動化しても、Gmailを利用したBCC送信には「送信上限」や「迷惑メール判定」など、根本的な制約やリスクが存在します。本記事では、GmailでBCCを自動追加する手順と、利用時に注意すべきポイント、さらに安全かつ確実に一斉配信を行うためのメール配信システム活用の考え方について解説します。
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<目次>
GmailでBCCの設定を自動追加する方法

Chrome拡張機能の「Auto BCC for Gmail」は、Gmailの送信画面に自動でBCCやCCを追加できる機能を付与するツールです。
この拡張機能をChromeにインストールした後、アイコンから「BCC/CCルールの設定」を開くと、送信元アドレスや宛先ごとに、自動でBCCを追加するルールを複数設定できます。たとえば、「特定の顧客ドメイン宛メールには常に社内共有アドレスをBCCに追加する」といった使い方が可能です。
ただし、このツールはブラウザ拡張機能として動作するため、Gmailアプリなどの環境では利用できません。また、Google側の仕様変更や拡張APIの制限により、突然動作しなくなる可能性もある点には注意が必要です。
GmailでBCC設定する際の注意点
社内連絡やイベント案内などで、多くの宛先へ一斉にメールを送るときに便利なのがBCC機能です。しかし、使い方を誤ると「迷惑メール扱い」や「アカウント停止」など、思わぬトラブルを招くことがあります。
ここでは、GmailでBCCを設定して送信する際に注意すべき代表的なポイントについて解説します。
ブラックリストに載る可能性がある
GmailでBCCを多用して大量の宛先に一斉送信を行うと、受信側のサーバにスパムとみなされる可能性があります。特に開封率が低かったり、迷惑メールとして報告される件数が多かったりすると、送信元ドメインやIPアドレスの評価が下がり、最悪の場合はブラックリストに登録されてしまいます。
一度ブラックリストに載ってしまうと、解除には専門的な手続きや時間が必要になり、企業や送信者の信頼を失うリスクも大きくなります。そのため、BCCを利用した送信は便利ではありますが、量や頻度を適切に管理することが重要です。
サーバの送信上限に引っかかってしまう
Gmailにはアカウントごとに送信できるメール数の上限が設定されています。Gmailでは1日あたり約500通、Google Workspaceでは2,000通の制限があります。BCCを設定すると送信先数が一気に増えるため、想定以上に早く上限に達してしまいます。
上限を超えると、エラーが表示されて送信できなくなるだけでなく、一定期間アカウントが制限されます。また、短時間で大量に送信するとレート制限にもかかりやすくなり、業務の妨げとなります。そのため、BCCで大量送信を計画する際には、上限を考慮して分割配信を行うか、専用の配信システムを利用することが安全です。
情報漏えいの危険が伴う
BCCを使えば宛先同士にメールアドレスを見せずに一斉送信できますが、誤操作によるリスクは常に存在します。たとえば、BCCではなくCC欄に入力してしまうと、受信者全員にアドレスが公開されてしまいます。また、送信後に転送や誤送信が発生すると、意図しない相手にアドレス情報が伝わる可能性もあります。
さらに、送信済みメールにはBCC先も含めて履歴が残るため、パソコンの盗難や不正アクセスが起きれば情報が漏えいします。加えて、暗号化されていないメールは送信経路上で傍受されるリスクも否定できません。
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メールマーケティングならメール配信システムの活用がおすすめ

メールマーケティングを継続的に行う場合、Gmailなどの一般的なメールソフトでは限界があります。大量送信によるエラーや到達率の低下、開封率の把握が難しいなど、運用面での課題が多く発生するためです。
こうした問題を効率的に解消できるのが、専用のメール配信システムです。ここでは、メール配信システムを活用する主なメリットについて解説します。

Gmailより高速に一斉配信できる
メール配信システムは専用の配信基盤を使ってメールを送信するため、通常のメールソフトよりも高速に一斉配信が可能です。また、各プロバイダーがスパム判定しにくい設計やIP分散、到達率最適化機能などを備えており、通常のGmail送信よりも確実に届くよう設計されています。
また、受信側のメールサーバへの到達を監視し、自動で再送を試みたり、不達アドレスを除外する処理をしたりする機能もあります。配信遅延や迷惑メールフォルダ行きを抑え、受信者へ届けられる確率を高められるでしょう。
配信リストの規模に合わせて柔軟に利用できる
メール配信システムでは、契約プランに応じて配信可能なメールアドレス数を柔軟に選べることが一般的です。小規模な顧客リストからはじめたい場合は低価格なプランで運用し、事業の成長に合わせて配信規模を拡大していくことができます。
加えて、セグメント配信機能を使えば、配信対象を属性や条件で絞り込み、同じシステム内で「配信先グループを分けて送る」ことも可能です。つまり、全体に送るのか一部だけかを制御でき、無駄な送信を減らせます。
誤送信や情報流出を防げる
メール配信システムは手動で宛先を入力する必要がないため、誤ってCC欄に入れて他の受信者にアドレスが見えてしまうようなヒューマンエラーを大幅に減らせます。また、配信リストや顧客データは暗号化された状態で保存され、アクセス権限も細かく管理されているため、個人情報漏えいのリスクを最小限に抑えられるのも大きな特長です。
さらに、送信前に内容や宛先を自動でチェックする誤送信防止機能や、上長・管理者の承認を経てから送信できる承認ワークフローを備えるシステムもあります。そのため、人的ミスや確認漏れを防ぎつつ、組織全体で安全なメール運用体制を構築できます。
開封率やクリック率を把握し改善にいかせる
メール配信システムを利用すれば、どのメールがどれだけ反応を引き起こしたかを定量的に把握できます。開封率・クリック率・到達率など、効果指標の自動集計機能が多く備わっているためです。
さらに、ABテストやセグメント別配信分析を通じて、傾向を探り、次のメール文面・件名・送信タイミングを改善できます。
まとめ
GmailのBCC機能は、一斉送信を簡単に行える便利な方法ですが、運用規模が拡大するにつれて「誤送信リスク」「到達率の低下」「送信上限」などの課題が顕在化します。特に社外向けのメールマーケティングでは、セキュリティや効果測定の観点からも、個人メール運用のままでは限界があります。
安定した配信と改善サイクルの構築には、専用のメール配信システムを活用するのが最も現実的です。たとえば、当社が提供する「Synergy!」は、配信結果を自動でレポート化し、開封率・クリック率などのKPIを可視化。承認フローやテスト配信機能により誤送信を防ぎながら、到達率を最適化できます。
「Synergy!」を提供するシナジーマーケティングは、運用設計から改善支援、Salesforce連携を含むMA活用まで、貴社のマーケティング基盤構築を総合的にサポートいたします。
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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。







