アンケートのお願いメールの書き方|例文・構成・回答率を上げるコツまで
<この記事でわかること>
- アンケート依頼メールは、件名や所要時間、回答URLなどの必要情報を簡潔に配置し、読み手が直感的に行動できる構成にする。
- 顧客満足度調査から社内アンケートまで、相手の属性や状況に合わせて言い回しを変えるだけでそのまま使える、シーン別の例文テンプレートを活用する。
- 回答率を伸ばすためには、文章を短くしてURLを探させない工夫をし、配信タイミングの検証や、回答が何に反映されるかというメリットを明確に伝える。
- CRMシステム「Synergy!」を導入すれば、アンケートの作成から顧客データとの紐付け、回答内容に応じたフォローアップ施策までを分断なく一元管理できる。
- 最適な配信時間や催促メールの頻度、謝礼がない場合の依頼方法など、現場で迷いやすい運用上の疑問に対しては、あらかじめ実務的な判断基準を設けて対応する。

アンケートのお願いメールは、相手の貴重な時間をいただくための最初の関門です。件名や本文で目的や所要時間を簡潔に伝え、読み手が「今すぐやろう」と思えるような、迷いのない導線を設計しましょう。
本記事では、アンケート依頼メールの基本構成と、読み手の負担を減らして回答を促すポイントを具体的に解説します。また、顧客向けや社内向けなど、そのままコピーしてアレンジできるシーン別の例文テンプレートに加え、送信タイミングや謝礼なしでお願いする際のコツなども説明します。
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アンケートメールの構成とポイント

アンケート依頼メールは、読み手の負担を減らす構成を心がけることが回答率アップへの近道です。まずは、アンケートメールの基本的な構成と作成時のポイントを解説します。
件名
件名は、メールを開封するかどうかを決める重要な判断材料です。最初に「アンケートのお願い」である旨を明記し、続いて内容が想像できるキーワードを添えると、受信者の迷いを減らせます。
スマートフォンなどで長い件名が途切れてしまうのを防ぐため、伝えたい要点は前半に配置しましょう。あわせて所要時間を記載しておけば、相手が少し手が空いたタイミングで回答しやすくなります。
目的・背景
本文の冒頭では、なぜ今アンケートを実施するのかを端的に伝えます。単にサービス改善のためと書くよりも、秋の大型アップデートに向けた優先順位を決めるためなど、具体的な活用場面が見えるほうが協力したいと思ってもらえます。
さらに、回収した結果をどのように扱うか軽く触れておくと、相手に安心感を与えられるでしょう。誤解を招きやすい点については、以下のように先回りして記載しておくのがおすすめです。
- 社内向け: 個人の評価には影響しません
- 顧客向け: いただいた回答をもとに営業連絡は行いません
最後に、集まった声を一度きりで終わらせず、継続的な改善に役立てる姿勢を示すと、回答する意義を感じてもらいやすくなります。もし可能であれば、集計結果や改善策を後日共有する旨を記載しておくと、より質の高い回答が期待できます。
所要時間
所要時間の明記は、回答率に直結する重要な要素です。あくまで目安で構いませんが、実際の作業時間よりも短く伝えてしまうと、途中で離脱される原因になります。質問数や自由記述の有無を考慮し、現実的な時間を記載しましょう。3〜5分、全10問といったように、相手がスキマ時間にサッと取り組めるイメージを持たせるのが理想です。
どうしても長くなってしまう場合は、自由記述を任意にしたり、後半の設問を省略可能にしたりして、回答の負担を下げる工夫を取り入れます。「途中までの回答でも構いません」と一言添えるだけで、すべて埋められないと諦めてしまう人を引き留められるかもしれません。
回答期限
締め切りは、〇月〇日(〇)23:59までのように具体的に記載します。曖昧な表現は後回しにされやすく、結果として忘れられてしまうリスクが高まります。ただし、期限が短すぎるとプレッシャーを与えてしまうため、依頼する内容や相手のスケジュールを考慮して設定してください。
また、期限後に受付システムを閉鎖する、あるいはプレゼント抽選の対象外になるといったルールがあるなら、本文で事前に伝えておくことで後からの問い合わせを減らせます。
回答用URL
リンクの配置は、読み手に探させないことが基本です。本文の前半にURLを設置し、「こちらからご回答をお願いします」と一文を添えるだけで、迷わずアクセスしてもらえます。
さらにメールの最後にも同じURLを再掲しておけば、文章を読み終えた流れでそのままクリックできるでしょう。複数のリンクを並べるとクリックが分散してしまうため、案内するURLは1つに絞るのが原則です。
個人情報の取り扱い・連絡先
回答者の不安を拭うため、個人情報の取り扱いについては短くても必ず触れるようにします。いただいた回答は統計データとして集計し、個人が特定される形では公表いたしませんと記載するだけでも、相手の安心感は大きく変わります。
氏名やメールアドレスなどを取得する場合は、情報の利用目的と問い合わせ窓口を明記してください。あわせて、自社のプライバシーポリシーへのリンクを添えておくとより丁寧です。
【シーン別】そのまま使えるアンケート依頼メール例文
アンケートの依頼メールは基本の型を用意しておき、社名や用途、期限などを書き換えて使うのが効率的です。文体や構成を統一しておけば、社内で複数人が運用する際の手間も省けます。
ここでは、シーン別にそのまま使えるメールの例文を紹介します。
【社外・顧客向け】商品・サービス満足度調査の例文
件名:【ご意見募集】○○ご利用後アンケートのお願い(約3分)
○○様
平素より○○をご利用いただき、誠にありがとうございます。
○○株式会社の○○です。
今後のサービス改善に向けて、簡単なアンケートにご協力いただけないでしょうか。所要時間は約3分で、選択式の設問が中心となっております。
【回答URL】(回答フォームURL)
【回答期限】○月○日(○)まで
お寄せいただいたご意見は集計のうえ、より良いサービス作りに役立ててまいります。個別の回答内容を外部へ公開したり、本件をきっかけとした営業のご連絡を差し上げたりすることはございません。
※もし謝礼を用意している場合は、「ご回答いただいた方の中から抽選で○名様に○○をプレゼントいたします」といった条件を追記してください。
――――――――――
○○株式会社 ○○部 ○○
メール:xxx@xxx TEL:xx-xxxx-xxxx
――――――――――
【社外・参加者向け】セミナー・イベント開催後の感想伺い例文
件名:【ご参加のお礼】○/○セミナー ご感想アンケート(2〜3分)
○○様
本日は○○セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
運営担当の○○です。
次回以降のコンテンツをより充実させるため、皆様からのご感想を伺っております。所要時間は2〜3分程度です。印象に残った点やわかりにくかった部分など、率直なご意見をお聞かせください。
【回答URL】(回答フォームURL)
【回答期限】○月○日(○)まで
頂戴した回答は集計し、今後の運営改善に反映いたします。個別の内容が外部に公開される心配はございません。なお、資料の再送やアーカイブ動画の視聴をご希望の方は、本メールへのご返信にてお知らせください。
――――――――――
○○セミナー運営事務局(担当:○○)
メール:xxx@xxx
――――――――――
必要に応じて「差し支えなければ職種をお答えください(任意)」など、分析に必要な項目を追加して調整しましょう。最後に「次回の希望テーマ」を尋ねる設問を1つ入れておくと、今後の企画づくりに役立ちます。
【社内向け】従業員満足度調査・社内イベントの例文
件名:【社内アンケート】働きやすさに関するご意見募集(約5分)
各位
お疲れ様です。○○部の○○です。
このたび、職場環境の改善を目的とした簡単なアンケートを実施いたします。所要時間は約5分です。
【回答URL】(回答フォームURL)
【回答期限】○月○日(○)まで
集まった回答は課題の整理に活用し、個人が特定される形での共有は行いません。また、人事評価などに影響することもありません。(※記名式の場合は、ここで運用ルールを補足します)
回答しづらい設問があれば、空欄のまま進めていただいて構いません。現場の率直な声が改善への第一歩となります。
ご不明な点がありましたら、○○(内線:xxxx / メール:xxx@xxx)までご連絡ください。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
部署や拠点ごとの傾向を分析したい場合は、該当項目を任意入力にすると回答への抵抗感を減らせます。もし個別の相談窓口を別途設けているなら、メール内で一緒に案内しておくと親切です。
【学生・研究向け】卒業論文・学術調査の協力依頼例文
件名:【調査協力のお願い】○○に関するアンケート(約7分)
○○様
突然のご連絡にて失礼いたします。
○○大学○○学部の○○と申します。
現在進めている卒業研究(テーマ:○○)の一環として、アンケート調査にご協力いただけないでしょうか。所要時間は約7分となっており、途中で回答を中断されても不利益が生じることは一切ございません。
【回答URL】(回答フォームURL)
【回答期限】○月○日(○)まで
いただいたデータは研究目的の範囲内でのみ集計し、個人が特定される形での公表は控えさせていただきます。
※年齢や属性などの情報を取得する場合は、その目的とデータの保存期間を明記し、同意を得たうえで回答を進めてもらう形式にしましょう。
ご不明な点がございましたら、○○(メール:xxxx@xxx)までお問い合わせください。何卒よろしくお願い申し上げます。
学内の倫理規程に従っていることや、指導教員の確認が済んでいる旨を一言添えると、信頼感が高まります。回答データの保存期間や削除方法があらかじめ決まっている場合は、同じ段落に追記しておくと丁寧です。
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回答率を上げるためのコツ
回答率を伸ばすためには、文章を上手に書くことよりも、回答者の迷いを減らす工夫が効果的です。ここでは、アンケートの回答率を上げるための具体的なコツを解説します。
▼メールを開封する理由のアンケート調査グラフ

簡潔でわかりやすい文面にする
本文の構成は、以下の順に並べると読み手が迷わずスムーズに行動できます。
1. 目的
2. 所要時間
3. 回答用URL
4. 回答期限
説明が長くなるとスクロール中に離脱される原因になるため、詳しい背景は別ページに記載するのがおすすめです。改行の多用も文章が散らかって見える要因になるので、1〜2行の塊で整えるとすっきりします。
強調する項目は、URLと期限の2つだけで十分です。太字や装飾文字の多用を避け、アンケート以外のリンクや画像も極力省いて視線を誘導しましょう。
送信タイミングを工夫する
アンケートに答えてもらえるかどうかは、相手が今、手が空いているかどうかに大きく関係します。ターゲットに合わせて、送信のタイミングを変えてみてください。
- 一般消費者向け: 夜間や休日のほうがメールを開いてもらいやすい
- 法人向け: 営業時間内に送るほうが業務として処理されやすい
- イベント参加者向け: 体験直後の熱量が高い当日〜翌日に送ると回答が集まりやすい
タイミングに迷ったときは、まず読まれやすいと思われる時間帯に送信し、開封率とクリック率の差を確認してみましょう。
メリットを明確に伝える
相手にとってのメリットは、プレゼントなどの謝礼だけではありません。集めた意見を何に使うのかを1つだけ具体的に示すことで、相手の納得感が高まります。回答しないと損をすると煽るのではなく、あなたの声がサービス改善に直結すると誠実に伝えるほうが、自然に協力を得られます。
可能であれば、集計結果や改善内容を後日共有する旨も添えてみてください。情報のやり取りが一方通行にならず、アンケート結果をしっかりと還元する姿勢を見せることで、次回以降の調査でも協力してもらいやすくなります。
アンケートの作成なら「Synergy!」
メールの文面を工夫しても、設問の設計や配信、集計の作業でつまずいてしまうと、アンケート運用は長続きしません。作成から配信、そして回答データの管理までをひとつの流れでスムーズに行える仕組みがあると、業務改善が順調に進み始めます。
調査を単発で終わらせず、次の施策へしっかりとつなげたい場合は、ツール選びも重要なポイントです。ここでは、「Synergy!」を導入した際のアンケート作成と運用の考え方について解説します。
「Synergy!」とは
「Synergy!」は、顧客データの管理を軸としたCRMシステムです。フォームやアンケートで情報を集め、メールやLINEでメッセージを届けるといった一連の施策を連携させて運用できます。さらにWebトラッキングで行動データを取り込み、顧客一人ひとりの状況に合わせたコミュニケーションの設計が可能です。
収集したアンケートの回答は顧客情報と紐付けられるため、内容に応じたセグメント配信やフォローアップの体制を整えられます。たとえば、満足度の低い層には手厚いフォローを行い、満足度の高い層にはサービスの紹介をお願いするといった使い分けが実現します。
フォーム作成や問い合わせ対応も同じシステム上で管理できるため、アンケート結果を単なる名簿ではなく、次の行動を起こすための生きた顧客データとして蓄積できる点が強みです。
「Synergy!」の特長・強み
「Synergy!」は必要な機能だけを選んで契約できるため、使わない機能に無駄なコストをかけることなく導入をスタートできます。管理画面はマニュアルを読まなくても直感的に操作できるように作られており、定期的なユーザーテストを通じて常に使い勝手が磨かれている点も特長です。
また、既存のMAツールやSFAとの連携が想定されているほか、デジタルギフトや動画配信と組み合わせた柔軟な運用にも対応しています。個人情報を安全に取り扱うためのセキュリティ対策も充実しています。くわえて、プライバシーマークやISO/IEC 27017の認証も取得済みです。
業務においては、担当者が変わっても同じ手順でスムーズに運用を引き継げる体制づくりが欠かせません。「Synergy!」のようにわかりやすい画面設計と細やかな権限管理が整った環境があれば、業務の属人化を防ぎ、アンケート運用を長く安定して続けられます。
「Synergy!」の事例
全国で結婚式場を運営する株式会社エスクリ様は、お客様の声をサービスの向上にいかす仕組みづくりを長年追求してきました。
同社では、「Synergy!」の顧客データベースとアンケートフォームを連携させ、挙式後のアンケートを定量的なデータとして継続的に収集しています。過去の主観的な評価から脱却し、担当者ごとの対応品質やサービス全体の評価を具体的な数値で把握できる体制を整えました。
集計したデータは部門を越えて共有され、業務改善の施策や新人研修に活用されるなど、サービス品質の底上げに貢献しています。
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よくある質問(FAQ)
アンケート依頼は、文面だけでなく運用の細部で迷いやすいテーマです。送信のタイミング、催促の頻度、謝礼の有無など、現場でよく出る疑問を先に整理しておくと判断が速くなります。
ここでは、アンケート依頼でよくある質問について解説します。
アンケートのお願いメールを送るのに最適な曜日や時間帯は?
一番良い送信タイミングは、対象となる相手によって異なります。判断に迷う場合は、時間をずらして2パターン配信し、反応が良い時間帯を見つけると効率的でしょう。
もし配信時間を変えても結果に差が出ないときは、件名、所要時間の見せ方、URLの配置といった文面側に原因が隠れているケースも考えられます。
回答が集まらない場合、催促メールは何回まで送っていいですか?
催促メールは1〜2回に留めるのが安全です。期限が設けられている場合は、締め切りの数日前や前日といったように、意味のあるタイミングに絞って送信しましょう。
最初の案内から2〜3日経過した段階で一度リマインドを入れると、回答を忘れていた層を取り込めることがあります。送信回数を増やしても必ずしも反応が良くなるわけではなく、かえってしつこい印象を与えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
謝礼なしでアンケートをお願いする場合の依頼文のコツは?
謝礼を用意できない場合は、なぜその人の意見が必要なのか、そして回答をどこに反映するのかを具体的に伝えることが大切です。いただいた声を〇月のアップデートにいかし、結果を共有しますといったように、回答の使い道が明確になると協力する理由が生まれます。
あわせて所要時間が短いことを示し、個人情報を匿名や非公開で扱う旨も案内しましょう。
まとめ
アンケートの依頼メールは、相手の貴重な時間をいただくための重要なコミュニケーションです。しかし、どれほど丁寧に声を拾い上げても、そのデータを集計しただけで放置してしまっては本来の目的を果たせません。
データ活用をシームレスに実現するのが、当社の提供する「Synergy!」です。「Synergy!」を活用すれば、回答しやすいWebフォームの作成から、ターゲットを絞った依頼メールの配信、そして回収した回答データの顧客データベースへの紐付けまでを1つのツール内で完結できます。
「Synergy!」を開発・提供するシナジーマーケティングは、お客様の課題に寄り添ったトータルサポートを行っています。「顧客の声をビジネスの成長に直結させたい」「アンケート運用にかかる工数を大幅に削減したい」とお考えでしたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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