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メールトラッキングツール比較10選|主な機能やタイプ、選び方を解説

<この記事でわかること>

  • メールトラッキングとは、送信したメールに対して受信者が「いつ開封したか」「どのリンクをクリックしたか」といった行動を可視化する仕組みである。
  • 営業やマーケティングにおいて、相手の反応を定量的に把握し、次のアクションにいかすための重要な手法となっている。
  • ツールには、Gmail/Outlook連携の軽量な「特化型」と、CRMやMAと統合して高度な分析が可能な「統合型」があり、利用目的によって選択が分かれる。
  • 選定時は、①目的(個人利用かチーム運用か)、②取得できるデータの粒度、③顧客データとの連携性を重視する。

メールトラッキングツール比較10選|主な機能やタイプ、選び方を解説

メールトラッキングは、メールを送った後に「相手が開封したか」「どのリンクをクリックしたか」を可視化できる仕組みです。営業活動やメールマーケティングの現場では、単に送信するだけでなく、相手の反応を数値として把握し、次のアクションにいかすことが欠かせません。

ただ、「具体的にどんな情報を取得できるのか」「どのツールを選べばよいのか」と迷う方も多いでしょう。本記事では、メールトラッキングの基本的な仕組みから主要な機能、ツールの種類と選び方、そしておすすめのトラッキングツールまでをわかりやすく解説します。

機能別チェックリスト「メール」機能編

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そもそもメールトラッキングとは?

そもそもメールトラッキングとは?

メールトラッキングとは、送信したメールが「いつ開封されたか」「どのリンクがクリックされたか」といった受信者の行動を追跡・分析する仕組みのことです。単にメールを配信するだけでなく、反応をデータとして可視化できる点が特長です。そのため、「件名がどの程度開封を促したのか」「本文中のリンクがどれだけクリックされたのか」といった具体的な反応を把握できます。

こうして得られたデータを活用すれば、配信時間や件名、コンテンツ内容を改善し、より成果の出るメール設計へとつなげられます。現代のメールマーケティングでは、効果検証と改善を繰り返すPDCAサイクルの要となる存在であり、配信精度を高めるために欠かせない仕組みとして広く活用されています。

メールトラッキングツールの機能

メールトラッキングツールには、送信したメールの反応を追跡するための以下のような基本機能があります。

  • 開封・クリック追跡機能:送信したメールがいつ、誰に開封されたか、本文中のどのリンクがクリックされたかを把握できます。ツールによっては、添付ファイルのダウンロード状況まで追跡可能です。
  • リアルタイム通知機能:開封やクリックといったアクションがあった際に、リアルタイムで通知を受け取れます。

さらに、営業活動やメール業務全般を効率化するために、以下のような付加機能を搭載しているツールもあります。

  • 受信メールの重要度判定機能:大量の受信メールの優先度を自動で整理し、対応漏れを防ぎます。
  • スケジュール調整機能:メール作成画面からカレンダーを連携させ、アポイント調整をスムーズに行えます。

メールトラッキングツールのタイプ

メールトラッキングツールの特化型(Gmail拡張など)と統合型(CRM/MA連携)の比較表。主なユーザー、機能、コスト、連携性の4項目でそれぞれの違いを整理した一覧図

メールトラッキングツールは大きく2つに分けられます。まず、GmailやOutlookに拡張機能を追加して使う、手軽な「特化型」です。少人数の営業や個人が開封確認を行うのに適しており、無料または低価格で導入できるのが魅力です。ただし、特定のメールソフトに依存する場合が多く、大量配信や顧客データとの連携には不向きです。

次に、CRMやMAに搭載される本格的な「統合型」です。メールマガジンの一斉配信からOne to Oneメールの自動化まで幅広く対応し、開封やクリックといった行動データを顧客情報と紐付けて分析できます。精度の高いセグメント配信やシナリオ設計が可能ですが、高機能である分コストは高くなる傾向があります。

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メールトラッキングツールの選び方

メールトラッキングツールは、マーケティングから営業、カスタマーサポートまで幅広く活用されています。しかし、目的や運用体制に合わないツールを選んでしまうと、機能を十分にいかせないこともあります。自社に最適なツールを導入するには、目的・機能・連携性の3点を軸に検討することが重要です。ここでは、その選び方のポイントを解説します。

利用目的

まずは「どんな目的で使いたいのか」を明確にすることが出発点です。個人の営業担当者が「相手がメールを開封したかを確認したい」といったシンプルな用途であれば、開封やクリックの追跡に特化した軽量ツールで十分です。

一方で、チームや部署単位で顧客データを分析し、マーケティング施策全体を改善していきたい場合は、CRMやMA機能を備えた統合型ツールが適しています。目的を明確にすることで、必要な機能の範囲やコストの妥当性を判断しやすくなります。

追跡できるデータの種類と深さ

ツールによって取得できるデータの粒度は大きく異なります。基本的な開封・クリック計測に加え、「誰が」「いつ」「どの端末で」閲覧したのか、さらには「どのリンクを何秒閲覧したのか」まで追跡できるツールもあります。

こうした詳細データを活用すれば、顧客の関心の強弱や行動パターンをより正確に把握し、メールの改善にいかすことが可能です。単に「見られたかどうか」ではなく、「どう見られたか」まで分析できるツールを選ぶことで、次の施策の精度が格段に高まります。

顧客データとの連携と拡張性

本格的にメールトラッキングを活用するなら、顧客データとの連携機能は欠かせません。CRMやSFAと連携できるツールを選べば、トラッキング結果を他の顧客情報と統合し、より深いインサイトを得られます。

たとえば、「特定のメールを開封した顧客の購買率」や「クリックしたユーザーの業種・職種傾向」といった分析も可能になります。将来的なマーケティング拡張を見据え、API連携や外部ツールとの互換性を持つシステムを選ぶことで、運用の柔軟性と発展性が高まります。

おすすめメールトラッキングツール比較10選

おすすめメールトラッキングツール比較10選

ここでは、国内外で実績のある主要なメールトラッキングツールを10種類厳選してご紹介します。
※各製品の説明は「2025年11月時点」の情報をもとにまとめています。

Synergy!

「Synergy!(シナジー)」はメールマーケティングの効果を着実に上げたい企業・担当者にとって非常に頼もしいツールです。まず、メールの開封数を「いつ」「誰が」開封したかを把握できるため、どの顧客がメールに興味を持ったかを可視化できます。

また、本文中のURLのクリック数をトラッキングし、どのリンクがどれだけ反応を得ているかを詳細に分析可能です。さらに、2025年10月からは、メール経由で発生したコンバージョン(CV)も測定できるようになり、メール施策が売上・問い合わせなど具体的成果にどれだけ結びついているかを一貫して追えるようになります。

また、「Synergy!」はABテスト機能やターゲティング配信、行動履歴や顧客属性によるセグメント分けなど、精度を高めるための支援機能も充実しています。開封率やクリック率といった中間指標だけでなく、コンバージョン指標をゴールとした施策設計が可能となり、マーケティング ROIをより明確化できる点が大きな強みです。

HubSpot Sales

「HubSpot Sales(ハブスポット セールス)」は、GmailやOutlookと連携可能なCRM拡張機能で、メールトラッキングを手軽に導入できる使い勝手のよさが特長です。メールが開封されたり、リンクがクリックされた際にリアルタイム通知が届き、営業担当者が即座に「熱量の高い」顧客に適切なタイミングでフォローアップを行えます。

また、メールの行動履歴はHubSpot CRMに自動で記録され、顧客とのやり取りの文脈や履歴を一目で確認可能です。無料プランでも基本的なトラッキング機能が利用でき、小規模~中規模の組織にとって導入のハードルが低いことも魅力です。

拡張性も高く、本格的にメールマーケティングや自動化を進めたい場合には、有料プランにアップグレードすることでテンプレートや自動化シナリオ、カスタムレポートなどが活用可能です。直感的な操作と豊富な支援リソースにより、成長フェーズの企業に最適な選択肢です。

Mailtrack

「Mailtrack(メールトラック)」は、Gmailと直接連携して使えるメールトラッキングツールで、非常にシンプルかつ無料で始められる手軽さが魅力です。送信メールにトラッカーを埋め込むことで、何回開封されたか、いつ開封されたかを即座に把握でき、リアルタイムのプッシュ通知も受け取れます。

グループ宛メールでも誰が開封したか個別に追える高精度なトラッキング機能や、開封が一定期間なかった場合のリマインダー通知機能、複数回開封されたときのOpen Spikeアラート、古いメールの再開封を知らせるRevivalアラートなども用意されており、営業やフォロー業務での活用に非常に役立ちます。

さらに、Googleの審査を通過したGDPR対応かつAES-256暗号化によるセキュリティ要件も満たしており、安心して利用可能です。拡張性の高い有料プランもあり、幅広いユーザーに支持されている定番ツールです。

Streak CRM for Gmail

Gmailの受信トレイをCRMそのものとして活用できるのが「Streak CRM for Gmail(ストリーク シーアールエム フォー ジーメール)」です。メールトラッキングはもちろん、パイプライン管理、メール一斉送信(Mail Merge)、リマインダー設定などがGmail上で完結。メールが開封されたタイミングは通知され、追客に最適なアクションを取ることが可能です。

さらに、GoogleカレンダーやGoogleドライブとの統合、チームでの情報共有もスムーズで、営業や採用、プロジェクト管理など幅広い用途に対応します。永続的に無料で使えるプランがあり、Gmail/Google Workspaceユーザーには導入のハードルが低く、高コスト帯のCRMに移行する前のステップとしても最適です。

配配メール

「配配メール(ハイハイメール)」は一斉配信、ステップメール、セグメント配信、One to Oneメールなどを直感的に操作できるマーケティングツールで、開封状況だけでなく「誰が」開封したかも特定できます。さらに、配信結果の自動分析により、開封率やクリック率の高い時間帯・曜日の可視化も行い、配信の改善に役立てる機能が豊富です。

多言語配信にも対応しているため、多国籍展開企業やインバウンド向け施策にも安心です。加えて、スパムトラップを回避する「アドレスクリーニング機能」も搭載され、メール到達率の向上に貢献します。

メールディーラー

最後に、多人数でのメール対応業務に特化した「メールディーラー」です。チーム全体でメールの対応状況をステータス管理し、「未対応」「返信中」「対応完了」など自動振り分けにより漏れを防ぎます。返信の質と業務効率の均一化を図るテンプレートやQA共有機能も充実し、属人化の回避に貢献します。

さらに、kintoneとの連携や「ドメイン単位での関連メール検索」が可能となり、同一企業との過去のやり取りをスムーズに参照できるようになりました。2025年7月にAIによる「メール作成エージェント」をリリースし、返信作成の自動化によりさらなる業務効率UPを実現しています。

ブラストメール

「ブラストメール」は、導入数14年連続シェアNo.1という実績を誇る国産の大規模メール配信ツールです。直感的な操作で配信準備からHTMLメール作成、効果測定までをスピーディーに行うことが可能で、業務工数を大幅に削減できます。高速かつ低コスト、大規模配信にも対応し、無料トライアルで操作性を試せる点も導入しやすい特徴です。

さらに、効果測定機能では開封率やクリック状況、開封ユーザーの情報など細かなデータ取得が可能で、メール配信のPDCAサイクルを効率良く回せます。シンプルながら堅牢な配信基盤とサポート体制により、初めての導入にも安心できるツールです。

WiLL Cloud

「WiLL Cloud(ウィル クラウド)」に含まれる「WiLL Mail」は、ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できるシンプルかつ高機能なメールマーケティングツールです。開封・クリック・コンバージョン・エラーなどをリアルタイムで分析できるほか、ヒートマップによる視覚的な効果測定にも対応しています。

分析結果はグラフ形式で確認でき、効率的な改善が可能な設計となっています。また、Googleアナリティクスとの連携により、メルマガからWebサイトへの流入後の行動まで統合的に把握できるのも強みです。14日間の無料トライアルが用意されており、導入前に全機能を試せるため安心感があります。

める配くん

「める配くん」は業界最安クラスの低価格でありながら、ステップメール、セグメント配信、HTMLエディタなどメールマーケティングに必要な機能を網羅した国内メール配信システムです。主な特長として、初心者にも優しいインターフェースと使いやすさが高く評価されており、中小企業や個人事業主にも導入しやすい設計になっています。

3,000以上の企業・公的機関にも導入されており、安全性にも信頼があります。また、配信結果の分析機能も備えられており、効果を確認しながらのPDCA推進にも活用できます。予算と手軽さを重視するユーザーにとって、非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢です。

arara message

「arara message(アララ メッセージ)」は、アララ株式会社提供のクラウド型メール配信システムで、API連携が豊富で、大量配信・高速配信・高い到達率を強みにしています。HTMLメール作成も150種類以上のテンプレートとドラッグ&ドロップ操作によって、誰でも簡単に美しいメールが作成可能です。

メールの開封率やクリック数の効果測定機能が標準搭載されており、結果はグラフ表示やCSV出力ができ、分析業務がスムーズです。さらに、マルチパート配信対応や、AIによる件名提案など最新機能も備え、マーケターの業務負荷軽減にも寄与します。API柔軟性と高度な機能を望む企業にとって、非常に頼りになるツールです。

まとめ

メールトラッキングは、配信したメールの開封・クリック・反応などを可視化し、顧客の関心度を定量的に把握できる重要な仕組みです。単なる配信結果の確認にとどまらず、顧客行動の分析を通じてメール施策の改善や営業活動の最適化に活用できます。

特化型ツールは個人・少人数向けに導入しやすく、統合型ツールはCRMやMAと連携して本格的なマーケティング活用が可能です。自社の利用目的やデータ連携の要件を明確にしたうえで、必要な機能とコストのバランスを見極めることが重要です。

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