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リターゲティングメールで成果を上げる!
ユーザー行動に応じた配信で、メールの反応を飛躍的にアップ

「メールマガジンを配信しているけど、なかなか見てもらえない」
「手間をかけずに、もっと効果的なメールを送りたい」
人は1日に3,000ものマーケティングメッセージに触れるといわれる昨今。真剣にメールマーケティングに取り組んでいる方ほど、こういったお悩みを抱えているのではないでしょうか。

そんなあなたにご紹介したいのが、「リターゲティングメール」です。

1. リターゲティングメールとは?

早い話が、「見込みの高いユーザーに対し、ユーザーが欲しいタイミングで自動配信できるメール」のことです。

リターゲティングというと、ディスプレイ広告で聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。ある商品のWebページを見たあと別のWebページに移動したときに、さっきまで見ていた商品のディスプレイ広告が掲載されるというアレです。この場合は、商品ページに訪問したことをきっかけ(トリガー)としてターゲットを追跡(リターゲテンィグ)し、ディスプレイ広告を掲出しているという仕組みになります。

リターゲティングメールではこれと同じように、Webページへのアクセスやメールの開封・クリックなど「ユーザーの行動をきっかけとして、配信側の意図するタイミングでメールを送る」ことができます。商品やサービスに対して能動的に動いたユーザーにめがけて、ジャストタイミングでアプローチできるのが、この手法の強み。つまり、よりコンバージョンの見込みの高いユーザーに向けて、効率的にプロモーションができるのです。

2. リターゲティングメールの4つの効果

メールの開封率、CTR、退会率(解除率)、CVRに影響を与えます。

① 開封率の向上

ユーザーの行動に応じたタイムリーなメールは高い開封率が期待されます。

② クリック率の向上

ユーザーが求める情報をタイムリーに届けることで、興味・関心を刺激し、サイト誘導のフックになります。

③ 退会率の低下

一斉配信でメールを送るたびに退会者が続出…なんてことが頻発していませんか?
メールマーケティングはターゲットマーケティングです。興味がないメールや頻繁に届くメールは嫌われるもの。ターゲット別にメールを送り分けることで、顧客に嫌われないメールマーケティングを実現=退会を防ぎます。

④ 売上、成果の向上

たとえばカート放棄商品やお気に入り商品のリマインドなど、購買意欲の高いユーザーへ早いタイミングでアプローチすることで、売上・成果の向上につながります。

3. たとえばこんな使い方

リターゲティングメールの使い道は無数にあります。自社の抱える課題から、成果につながるコミュニケーション施策を想定しましょう。

ケース1. 特定の商品に興味のあるユーザーに購入を促す

メルマガ内の商品ページURLをクリックしたユーザーに対して、期間限定クーポン情報を即時配信。アクションを起こしたユーザーに特別な情報を提供することで、商品購入を後押しします。

ケース2. 商品のサンプル請求者に対して、個々に最適なタイミングで購入を促す

サンプル請求者が後日商品サイトを閲覧するも、購入にいたらずにWebサイトから離脱した場合、その24時間後(翌日の同時刻)のタイミングで自動的に割引クーポンを配信することで購入を促します。何かしら目的があってサンプル請求までしてくれているユーザーなので、タイミングと良いオファーがあれば購入までつなげられるはずです。

ケース3. ユーザーの解約の兆候を見つけて、解約を引き止める

解約手続きに関する情報を掲載したWebページを閲覧したタイミングで、販売担当宛にメールでユーザー情報を通知します。その後、電話やメールによる直接的なフォローアップで解約を防止します。

4. これだけは覚えておこう。リターゲティングメールのマナー

リアルタイムでメッセージングできるリターゲティングメール。通常のメールマーケティングよりユーザーにダイレクトにメッセージを届けられるだけに、少しだけ慎重に運用することをおすすめします。

思いやりのあるタイミングで送ろう

「善は急げ」という言葉がありますが、リターゲティングメールの場合、アクションがあったユーザーにいつでも即配信することはおすすめできません。たとえば、深夜寝る前に気軽な気持ちで商品ページを見ていたにもかかわらず、ページを訪問した直後に営業メールが着信した……なんて、ちょっと困りますよね。
22時から翌朝9時までは配信しないように設定するなど、ユーザーのプライベートに配慮しましょう。

メールの送り過ぎに要注意

同じターゲットに、リターゲティングメールが何通も届くことがないように注意しましょう。たとえば、特定のページを開くたびに、何度もメールが配信されるようでは、ユーザーが驚いてしまいます。
また、トリガーとなるポイントが多過ぎても届くメールが増えてしまいますので、送り過ぎにならないようご注意ください。

リターゲティングであることを文面で強調しなくてもいい

『○○のページをご覧になってくださり、ありがとうございます。』
『このメールは、○○のURLを5回以上クリックした人に配信しています。』

たとえば上のような言葉が書き込まれたメールを受け取った場合、人によっては「いつの間にそんなデータをとっていたの?」と、不信に思うかもしれません。

人とのコミュニケーションでは、あえて言う必要のない言葉というものがあります。リターゲティングメールもそれは同じ。読者はすでに、商品やサービスに興味があるユーザーですので、その気持ちを冷まさないよう、背中を押してあげる文面を心がけましょう。

 

今回ご紹介したリターゲティングメールは、弊社がご提供するクラウドサービス「Synergy!」でも対応しています(2015年12月より)。上述のマナーを無理なく守れる、配信時間帯の制御機能や送り過ぎ防止機能も付いており、初心者の方でも簡単かつスピーディーに運用をはじめられます。
貴社のマーケティングオートメーションが加速するSynergy!のリターゲティングメール。ぜひご活用いただければと思います。

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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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